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おせっちゃんの今日2

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今日の徹子の部屋・・・坂東弥十郎さん

2022-06-22 13:36:37 | 徹子の部屋出演者

久しぶりの徹子の部屋・・・歌舞伎の世界で背の高~い苦労も

部屋の入口に立っただけでも大きいなあ、と思われる身長。183センチとか。舞台映えがするだろうと思ったらこれが苦の種のこともあったとか。
父親が時代の流れもあって、一時期歌舞伎界から離れたことがあった。後に戻ったのだけれど、その時、弥十郎はすでに高身長で、子役としては初舞台が踏めなかった。大人の役が付くまで待たねばならなかった。相応のお稽古はしていたが、練習不足で、「おい、そこのでっかい奴」などと呼ばれくやしい思いもしたのだと言います。どうやらいま歌舞伎の世界でも、大河ドラマでも活躍出来ているとのこと。

父親が病でなくなる時、ベッドの上から市川猿翁さんに息子をよろしくと頼んでくれた。猿翁さんは父の最後の頼みを忘れないで、電話で弟子入りすることを薦めて下さった。

「猿翁さんから言われたことで、大事にしている言葉でもあったら」との徹子さんの質問に答えて、「こんな言葉をいただきました。大事に思っています」とのこと。

「芸の道を一所懸命極めることは当たり前のこと。夢中になって精一杯やっている時、それを冷静に見る自分を見失うな、という言葉です。「師匠はこれを”離見の見”とおっしゃっていました」

すべて、近視的に見るのではなく、ちょっと離れて冷静に眺め渡す大切さを教えられたのだと思います。

 

当たり前のことかもしれませんが、自分の父親でも、日頃は遊び仲間の役者でも、芸の道で先輩ならきれいな敬語での話ことばです。美しいと思いました。