新神戸から90分歩いた、神戸市立森林植物園です。
新神戸から90分歩いた、神戸市立森林植物園です。
笹ヶ峰へのバス便が冬季休便になる直前に、妙高へ登っとかねば!
と、木曜夜のガラガラ夜行「きたぐに」に乗って、雨の上越へ。
信越線に入り妙高高原駅に着くと、雨はあがっていて晴れ男の門出であります。
バスにはおばちゃん観光客が乗ってきて、運転中のドライバーに平気で話しかけ、ドライバーも親切に観光案内つきで答えているのですが、ぜんぶ車内放送で流れていて笑いをこらえるのに必死でありました。のどかな平日の登山バスです。
10:20に入山。
えっちらおっちら登ること3時間で、今夜の宿が湖畔に建つ高谷池ヒュッテへ。
長いこと自炊宿でしたが、管理体制が変わって2食つきになったというので、偵察がてら泊まってみることにしました。もう、あと2日で冬支度のため閉鎖するころで、客は大阪から来た中年男女トリオと、OLふう二人組とともに計6人。
小屋スタッフ3名で客6人・・・のわりに、夕食はカレー、朝食は中華丼と「一皿シリーズ」で、なるほど相場より安い1泊2食6500円の理由ここにあり、でした(味は悪くなかったけど)。
ヒュッテが標高約2,100m。2時で気温は2℃ほど。
ここから2,462mの火打山まで、手ぶらでピストン往復するのが定番ですが、往復2時間半かかるため、早い夕暮れを心配した小屋番のあんちゃんも「ギリギリですね」と不安顔。そこで、爆速で登頂しに行きました(今回のルート全体を通して、爆速」がテーマになってしまったような気もする)。
遠くから、白樺か、ダケカンバか、ブナの白い幹のように見えていたのは樹氷で、昨夜の雨がこのへんでは雪になっていたようで、紅葉どころの風情ではない!(苦笑)
ほんの300mの標高差でも、高谷池近辺の「天狗の庭」まで下りてくると、夕日に映えるのどかな湿原地帯です。
ホリエクンと湖畔にテントを張って泊まったときは、この池の水がそのまま飲み水になっていて(今でも)、この水鳥の糞まじりの水で米を炊いたっけなぁ・・・と複雑な思い出がよみがえりましたとさ。
【本日の行程記録】
妙高高原駅6:54/9:20→笹ヶ峰10:10/10:20→黒沢11:10→
富士見平12:45/昼食/13:15→高谷池ヒュッテ14:05/14:20→
火打山15:35/15:45→高谷池ヒュッテ16:55