'07/3/12電車往復スキー妙高(初日)

ひとりナガサキロッジに投宿して、「平日ステイ」のスキー旅行を満喫してきました。
しんしんと新雪が降りつづく妙高杉ノ原ゲレンデには、自衛隊の１個小隊が…。
「速射」などというエンブレムを見ると、近寄ったら撃たれるんちゃうか？とびびりましたが（笑）、とても紳士的で腕前も上々の迷彩服軍団でした。

'07/3/14電車往復スキー(1)

まる２日、ふかふかの新雪で講習を受けたあと、３日目はゆっくり一日かけて鈍行列車で帰ろうかなーと思い、朝食を飛ばしてチェックアウト、９時前に妙高高原駅から快速電車に乗りました。青春18切符が、この春だけ５枚8000円と格安なので、1600円で神戸まで帰れる！
いちおう鈍行ながら特急電車の車両のおさがりで、快適なリクライニングシートで、まずは直江津へ。

'07/3/14電車往復スキー(2)

車窓より。妙高山よ、また来シーズン！
いや、来月！
いや、来週…？

'07/3/14電車往復スキー(3)

富山で30分の乗り継ぎ時間が、ちょうどいいランチタイム。
富山湾弁当（800円）は、海鮮おにぎり４つ分という感じで、手ごろで美味でした。

'07/3/14電車往復スキー(4)

ぶらり金沢を観光してみる・・・というより、３時間ほどのトランジット時間を捻出して、ぜひ金沢を散歩してみたかった！
わずかな時間なので、ポイントは金沢21世紀美術館http://www.kanazawa21.jp/にしぼって、駅からぶらぶら歩いてたどりつきました。
蓑豊氏による伝説的な生まれ変わりを果たした、現代美術の磁場です。

'07/3/14電車往復スキー(5)

前々から、ナマ作品に会ってみたいと思い焦がれてきたのが草間彌生さん。
暗闇にブラックライトで水玉だけが浮かびあがり、オブジェの輪郭が把握できるインスタレーションには感動。
ふと笑いながらトリップしてしまいましたが、こんなトリップ感覚の現代アートが21世紀美術館の持ち味です。
常設展として、観客にも大人気だったのがレアンドロのプール。
プールサイドから、底に沈んだ（？）人々が見える・・・あちらからは、どう見えるのか？・・・

'07/3/14電車往復スキー(6)

これがプールの底。
プールサイドから、こっちを見て笑っている観客が笑えます。

'07/3/14電車往復スキー(7)

同じように感動していたカップルの彼氏にたのんで、撮ってもらったセルフ・ポートレート。

'07/3/14電車往復スキー(8)

「下界」を見上げる魚になった気分。
重労働のイルカの気持ちがよーくわかります。「おいおい、また呼んどるで。あそこまで飛び上がらなあかんのか…」という心境でしょうなぁ。

'07/3/14電車往復スキー(9)

美術館からは、犀川の川べりを歩いて、長町武家屋敷跡http://www.hot-ishikawa.jp/course/01_hajimete/0101_buke.htmlを通って駅に戻りました。
３時間コースらしいところを、30分で疾走してしまった。
高田家跡も足軽資料館も見物してきましたが。

'07/3/14電車往復スキー(10)

金沢駅の奇抜なモニュメントというか、ドームというか、古都にギラギラそそり立つ威容には、複雑な気分です。「新幹線開通モード」なのかもしれませんが。
悪評散々な京都駅ビルがおとなしく見えてしまった。