北陸回りの夜行が廃止になるので、ごったがえす前に行っておこうと思い立ったものの、連日の大雪で運休つづき。
しかたなく、１日の朝９時に大阪から長野へ直行する特急しなのに変更。これはこれで、優雅で快適な中山道ルートだったのですが、長野で乗り継いだ信越線も、大雪で黒姫までの途中折り返しになっていました。代行バス振り替えもなし。とりあえず、行けるところまで行ってみることにしました。
夜行往復の予定が狂い、帰りも復旧しないまま、変則的な３泊３日の旅になりました。
黒姫駅を出ると、偶然ほかの客が送迎を頼んだ宿のワゴン車が停まっていて、急きょ便乗させてもらえたのは幸運でした。黒姫～新井の間の信越線は、ここ２週間も積雪で寸断されたままだとか。
この豪雪なら、ラッセルしてもしても追いつかないのはわかりますが・・・
宿にチェックインすると、毎年いつ行っても必ず顔なじみ客がいて、名前を呼んでくれます。お互い連絡先も交わしたこともない、紳士淑女。
まずは岩風呂に直行して、かけ流しの硫黄泉にダイブ！
出撃したゲレンデは、積雪４ｍ寸前。
いつも早春のベタついたゲレンデで滑っているので、久々の新雪は柔らかく、板もよく滑って極上でした。
ロッジの定員は30名ぐらいか。
一人旅客は男女別の２段ベッド部屋でルームシェアとなり、部屋単位で食卓も一緒になるので、「寝食を共にする仲間」になれます。親世代の人生の大ベテランと（笑）。
