ohanaブログ

地方自治、趣味の音楽やジョギング、そして日々感じるあれこれを思いつくままに綴っています。

熱海市の混乱 大磯町は。

2006-12-26 13:02:35 | 浅野史郎氏関連

静岡県内ニュース(政治・経済):観光団体が協力拒否 熱海市長公約の戦略室設置


今朝のTBSテレビ「朝ズバッ」で、火曜日のレギュラーのようになった浅野史郎氏が、ゲスト席の向かって一番左側に座っていたのは印象深かった。いつもは岸井さんの席だったから。深い意味があるのかないのかは知らない。
今日のニュースで、熱海市長の財政危機宣言が混乱を来していることを知った。
「このままでは夕張市のようになってしまう」ということが、観光団体などから批判が出ているようだ。
改革知事だった浅野氏も議会や団体から相当バッシングを受けたに違いないと私は思う。
要は誰のための政治かという視点をどこに持つかということだ。
熱海市長が市民に事実を知らせたことは大変評価できると思うし、浅野氏もそう述べられていた。
大事なのはその先だ。
「このままでは」夕張市のようになってしまうならば、
「このまま」にしなければ良いのだ。
その知恵は、市民、議会、観光団体などなど、熱海市全体で考えていかなければならない。

さて、大磯町。
現在、滄浪閣の買い取りに手を挙げたという。
財政健全化計画では、このまま何もしなければ財政破綻してしまうと言っているのに、
買い取るとはどういうことだ。
起債をするといっているが、
普通会計の決算では、起債は収入に含まれ、単年度では黒字になるのだ。
決算は単年度で見てはいけない。
経年で見なければならない。
そのことを浅野氏も指摘していた。

熱海市は財政危機のために庁舎の建設を延期するという。
大磯町も滄浪閣は民間に買い取ってもらって保存することを考えるべきだ。
どこにしわ寄せが行くかをよく考えてもらいたい。