道 (真理)

道は須臾も離るべからざるなり 離るべきは道にあらざるなり

Sheldan Nidle Newsの翻訳を始めます

2015-08-23 20:31:19 | 道・真理・ Deshi A

2015年8月23日

前回、Yahoo翻訳のためわかりにくいところがあったと思いますが、翻訳を申し出てくれた方がいましたので8月25日分から翻訳を始められる見通しです.仕事の合間をぬっての初挑戦なのでBlog掲載までに2日ほどかかるのでご了承くださいとのことです。お楽しみに・・・・・

Deshi A


TETSQUA IKACHI(私の命を大地に)』長老たちのメッセージ:β版 (後半)

2015-08-23 19:19:46 | 縄文・インディアン・アトランティス・ムー

人類の模範的生活観・・・ポピの文化は世界を支える

この点においては、まるで彼らはバハナのようでした。彼らも土地を奪い取り、「これは私たちの物である。」と言い張りました。これが、今に至る、バッカビが従う法則です。彼らの指導者は、ユキウマさえ入信させようとしました。彼は、ホテビラに対してバハナの生き方に変える説得をしても、難しい事は、分かっていました。もし、私たちが、創造主の秩序から外れるような事があれば、私たちはホピでなくなり、大地を失わなければならなかったのです。ホピの生き方としての道は、ナイフの刃のように細いのです。調和とバランスを保てるかどうかは、私たち次第なのです。私たちが、どちらかに誘惑されれば、それは終わりを意味するのです。

しかし、私たちがその道を忠実に従う限り、全ての存在と共に、大地と生命を、バランスと調和のうちに保つことができるのです。この生き方こそが、私たちホテビラが従うものです。どんなまやかしも、ユキウマを誘いにのせる事は、できませんでした。ケワニンプテワは、オライビのタワクアプテワに、こう聞きました。「彼らの生き方を変えるため、悲惨な人生を送るよう、圧力をかける手伝いをしてくれないでしょうか?」彼は、こう言いました。「無駄です。私は、彼らをオライビから追放した時に、十分に問題を与えました。」私も、ユキウマと、彼の人々を変えようと試みましたが、無駄な努力に終りました。あなたは、彼らをホピの秩序から、外させることはできないでしょう。」ユキウマの基本的な信仰は、よく知られていました。彼は、元々の秩序を、決して見失うことはありませんでした。

そして、決して、授けられた神聖な叡知を捨てる事はありませんでした。誰も、ユキウマに信仰を見捨てさせることはできず、彼が大地と生命を失うことはありませんでした。彼がそのようなことをするなど、決してあり得ません。
彼は、誠にホピでした。彼は、全ての生命が、調和のとれた、幸せな生き方が持続できるよう、彼の人々を導いていました。誠に、ホピとして生きる人は、この道から、外れてはいけないのです。オライビは、元々これらの教えを持っており、これに従い、全うしなければいけませんでした。ホテビラ以外の、全てのホピの村は、元々存在した秩序を見捨てたのです。彼らは、これを行った事で、大地を世話する権利を失いました。彼ら全員が、ホテビラが大地を管理する資格を保持している事を知っています。

バッカビは、大地を失いました。村の主権体勢を無くし、選挙による中央政府を持つ事など、私たちの神聖な教えの中にはありませんでした。しかし、「ホピ部族会議」と呼ばれる、アメリカ合衆国政府の操り人形が存在しました。部族会議を受け入れた者は、次第に彼らの道具となりました。彼らは、マーサウと、彼の秩序を拒みました。そして彼らは、私たちの長老が真の指導者である事を、認めませんでした。これをしたことで、彼らはホピという名前も失いました。ホテビラは、部族会議を、規則を決める団体として、一度も受け入れた事はありませんでした。私たちは、このアメリカの施設に仕えるため、一度も誰かに投票した事もありませんでした。私たちは、操り人形ではありません。
私たちは、大地を失わなわないために、どのような宗教にも、システムにも、参加しないよう教えられています。ユキウマも、部族会議に反対でした。

「もし、私たちが、このシステムの一部になった場合、二度と抜け出せなくなります。」部族会議の連中は、自分自身を売り、大地も売り、現在に至るまで、そのような役割を担ってきました。部族会議の仕組みは、アメリカ合衆国政府の仕組みと同じです。私たちを終わらせるため、東からの魔女(ワシントン)より「部族会議」という名の卵が送りつけられ、孵化させられたのです。
誠のホピは、このような事は、起こって欲しくなかったのです。アメリカ合衆国政府が、私たちの指導者に対して、会議に参加するよう迫った時、指導者たちは拒否しました。なぜなら、「ホピの法律」が、私たちが元々持っていた秩序と、共通していなかったからです。これを受け入れるという事は、アメリカ合衆国の法律や命令を受け入れるという意味にもなりました。私たち主導の体制を失うことにもなります。彼らの法律や、正義の解釈は、私たちのものではありません。私たちが従っている秩序は、変わることがありません。

バハナが何か計画する時に、私たちの生き方に対して、気にかけることはありませんでした。私たちがそれを望んでいるか、聞く事も決してありませんでした。私は、真実を語ることが怖くありません。私たちは、既に、ここで暮らす許可を得ています。バハナが知る前に、私たちは、目印となるものを大地に残し、私たちの社会を世話してきました。しかし、彼らは許可なしでやってきました。彼らは旗を掲げ、「ここは、私たちの領土である。」と言いました。もしこのやり方が、彼らの言う「法」や「正義」であれば、どのように私たちは、彼らを信じることができるのでしょうか?先住民の居住区を形成するための法律が、彼らが言う正義とは何かを示しています。これが、私たちの終わりの始まりとなりました。

彼らは、最初に土地を「部族」ごとに分け、次第に家族ごとの「私有地」として、小さく割り当てました。これが、私たちを依存させました。そして彼らは、税金を何度も支払うよう迫りました。どんな嘆願も聞き入れてもらえず、状況が変わることはありませんでした。バハナは、彼らの政府を機能させるために、税金が必要だったのです。まず、彼らは私たちの大地を奪い取ります。もし私たちが、その「私有地」に足を踏み入れる事があれば、彼らに追い出されました。この可哀想な入植者には、食料も供給されませんでした。寝る所もなく、まさに、ロバの尻を蹴られている気分でした!バハナは、このように私たちの事を扱ったのです。

私たちは、彼らが持ち込んだお金やルールを生み出すことはしませんでした。彼らは、生きる上で必要な物を全て買わせようとしましたが、私たちは、自分たちの生活を「稼ぐ」ような事はしたくありませんでした。階級がないカチーナ(精霊)から、私を通じて、この歌をあなたに届けます。私には、大地とあなた方人々が切り離され、閉じ込められていくのが見えます。私は、この出来事に対して、哀しい想いでいます。これから、このような状況が続くでしょう。どうか私たちに、雲に向かって歌を唄わせてください。食料は雨を必要とし、私たちは、甘い瓜を必要としています。随分前に、あなた方が共に狩りする事を止め、祝うための徒競走をしなくなる事が語られてきました。収穫に喜び、満足した後に、女の子に歌を唄う事を忘れ、神聖な蝶々編みの髪型が持つ意味でさえ忘れてしまうのです。

昨日は、私たちの村にとってとても悲しい日となりました。BIAの支援を借りて、推進派の人たちが、水道と電線を引こうとしていました。私は、働いていた人たちのボスの所へ行き、私たちの長老たちの同意を得たのか聞きにいきました。バハナは「はい」と答えました。「私は、あなたを信じません。私たちは、政府に頼ったり、あなた方の意思決定に対して頭を下げるような事はしたくありません。私たちの長老たちも、このような事が起きることを望んでないはずです。」バハナは、何も言いませんでした。私たちは、相手に「舗装された道路はいりません」と伝えました。BIAの代理人が声を上げました。私は、90人の村の人々の陳情に応えているだけです。彼らには、ここで快適に暮らす権利があります。それで、私たちは全てを持ち込む事ができます。最初に道路、そして水道や電線、電話回線などです。

彼は、重機を動かすようサインを送りました。重機は、私たちの二つの聖なる社の上に乗り上げ、破壊しました。

これは、とても卑劣でした。彼らは、神聖な物に対して畏敬がありません。杭が設置された後、私たちはこう言いました。「抜き取ろう!」彼らはこう応えました。「あなた方専用の陳情を描いてきてください。もし、彼らより多く陳情を集めることができれば、杭を自分たちで取り除いてもよいでしょう。私たちは宣教師に聞きました。「あなたが、これを宣伝した本人ですか?」彼は、「いいえ」と答えました。「しかし、私は人々に幸せになって欲しいと願っています。」「なぜ、あなたは、都会に住む『ホピ族』から署名を集めてきたのですか?彼らは、バハナの生き方を望んでいます。それが、彼らが去った理由です。私たちは、この村であなたの宣教を必要としていません。あなたが持っている聖書を、よく見てください。どこに、『人々の間に、不調和を生み出して良い』と書かれてあるのでしょうか?または、『隣人を不幸にしても良い』と。」杭のための穴は、私が着いた時には既に用意されていました。

私たちは、杭が設置されるのを食い止めようとしました。ある女性が、怪我をしました。大きなトラックが、私たちに向けて動き始めました。私たちは、トラックの前に走り込み、行く先を邪魔しようとしました。運転手は止まりませんでした。私は、「止まれ!止まれ!止まって!」と叫びました。しかし彼は、動かし続けました。他の数人の若い女性たちも、私たちに加わりました。彼が、穴に向けて私たちを引きずり込もうとした時、私たちはトラックにぶら下がりました。私は、急いで穴の中に入りました。働いていた人たちは、私に対して砂ぼこりをかけました。「止めてください!」私は叫びました。「いいえ、私には止められません。」そして、杭が倒れ、私の頭にぶつかりました。このように、彼らは、私たちの頭の上を乗り越えていったのです。

この出来事の後に、私たちは、彼らのボスに、名前を言うように迫りました。
彼は、去る事しかしませんでした。私たちは、バハナの法律の事も知っています。法的な合意に至るまで、必ず、当事者同士がお互いの事を知らなければいけません。誰が、私たちの合意を得たのでしょうか?彼らは、自分たちの法律に従いません。このバハナは、彼の名前でさえ、言わなかったのです。政府が、私たちの村に導入しようとした物は、私を含む、私たちの人々は望みませんでした。私は、これに対して抗議しに行ったのです。トラックの運転手は、こう言いました。「あなたは何も言う事がないはずです。あなたは、チーフでもなければ、この土地はあなたのものでもありません。」私は応えました。「真実は・・・私たちがこの大地に最初にやって来ました

そして、この大地を世話するよう託されたのです。」

ここで、村の誰かが、私の話を中断させました。「自称チーフさんよ、あなたは黙ったほうが良い。あなたには、何の権力もない。あなたは、伝統派を支援するバハナに裏切られているのです。」私は、彼に伝えました。「裏切られているのは、あなたのほうです。あなたは、バハナのように考え、暮らしています。あなたは、大地を世話する権利を失ったのです。あなた方が呼ぶ、古くさいホピの法則に従うため、私たちはホテビラを設立しました。私たちは、全ての生命と大地のために、まだこれを実践しています。あなたは、もともとあったホピとしての生き方を見捨てたのです。バッカビの人たちと同じように、あなたは大地を失い、無力となったのです。」私は、この村の父親として、心配をしているのです。私は、子供たちに、良き人生を保って欲しいのです。

私は、これらの贅沢に対して反対です。なぜなら、彼らは私たちを不幸にするだけだからです。結果は、目に見えています。もし、バハナの生活を受け入れば、快適さが私たちを依存させます。これらの開発は、ワシントンからもたされているのです。いつか、彼らは、私たちに支払いを命じます。一体いくらになるのでしょうか?私は、私の人々に、大地を保って欲しいと願っています。
そうすれば私たちは、自立した良き人生を送れます。新しい家、水道、電気などの計画は、私たちの生き方と逆行する、異邦人の生活へ、騙し入れる悪賢い手段です。私は、ホピの生き方を守るためだけではなく、世界中の生命と大地が持続できるよう、抵抗しているのです。もし、私たちが幸運であれば、誰かがこのメッセージに耳を傾け、理解する事ができるでしょう。全ての国が、共に大地と生命を守り、世界中を調和とバランスのうちに保つ事ができます。現在の、村の父である、熊氏族のロマホイマの言葉があります。

「私は、心配しています。『部族会議』が、近代的な物を、政府や教会の助けを借りて導入しています。彼らは、私たちの同意を得たことがありません。長老たちや、人々はこれを望んでいません。私たちは、シンプルなホピとしての生き方を、設立したホテビラという村で、持ちたいのです。全体の領域が、神聖な社として成り立っています。私たちは、これを持続させていきたいのです。それは、単純にホピとしての生き方を残したいからです。そして、私たちは投獄されました。しかし、私たちは、それでも外部からの制圧を排除しています。私たちは、最初からそうであったように、独立した国家として、自分たちのホピのやり方で、治めなければいけません。私たちは、誰かがこの事態を疑問視し、持ち出してくれることを願っています。さもなければ、マーサウが最後の仕事をする事になるのでしょう。その結果が良きものとなりますように!私たちは肌の色で排除することなく、訪れた人々が共に食事しても構いません儀式にも、私たちは皆を歓迎します。ホテビラでは、この和を全ての人に開いているのです。他の村々は、バハナの生き方を選択しました。彼らは、儀式を取り止めるべきでした。もしかすると、これをする勇気もなかったのかもしれません。

今は、ホテビラの人たちでさえ、アメリカの生き方に影響されています。近い内に、全ての儀式が、ここで終わる事となります。長老たちが亡くなれば、知恵も失われるでしょう。そして、大地と生命のために畑を世話し、人々に食料を分け与える誰かが、いずれ私たちの指導者として認識されるでしょう。儀式は、私たちの伝統、歴史、そして毎日の暮らしと深く繋がっています。これらは、私たちの文化の霊的な側面であり、外の人には理解し難いでしょう。それぞれの儀式は、太陽と月の位置によって定められ、全ての生命と自然の力が調和とバランスに保たれるよう行われます。私たちは、年間の周期を早い冬の時期に始めます。私たちは、豊作と人々の幸せや健康を願って、世界中で気候に恵まれるよう祈ります。私たちの日常の行いが、これらの祈りを支えています。

儀式を通して、全ての私たちの行いが祈りとして根付き、生命が霊的に育みます。私たち一人ひとりが、皆のために美しく幸せな生活を共に暮らせるよう、調和を作り出すのです。いくつかの儀式は、スペイン人の影響があった時期に失われました。その他の儀式は、最近になって、不適切な利用から守るため中止されました。ここで、私たちの子供たちのために、儀式の名前を残します。儀式の内容について、私は何も説明しません。ご覧いただく音や光景は、ホテビラの伝統のほんの一部であり、完全な儀式の周期を映し出していません。ここで紹介されているいくつかの儀式は、既に失われています。これから、このような事が現実となっていくのでしょうか?根も葉もない噂話が横行し、彼らは言葉をねじ曲げます。

彼らは、女性も誤って利用しています。そして、欲望の赴くままに法律を作ります。腐敗したパートナーである科学者と十字架が、短い髪の人たちに、未来を計画させる事を許しています。彼らは、位の高い立場を利用して隠れています。何と哀れなことなのでしょうか!オライビよ、あなたは理由あって存在をしているのです。人々に気付きを与え、感覚を取り戻させることが、あなたの役割のはずです。欲望に狂い混乱しながら、神聖な知識をゆがめ、羊の群れのように、最初はここ、次にあそこと、真実を追いながら裏切っていきます。間違った欲望に挟まれ、彼らは道に迷うよう導かれています。私たちは、これらの狂気や腐敗から、目を覚まさなければいけません。何と哀れなことなのでしょう!あなたが誰であるか、そして何をしているのか良く考えてみてください。私たちの所有物が、私たちを自慢げにさせています。誰も、自ら傷つけている私たちを助けてくれる事はないでしょう。私たちは、雨や雪を売ってしまったのかもしれません。大地は渇き、私たちは水を小さな水溜まりから探すこととなるでしょう。何と哀れなことなのでしょう!大地は渇ききっています。穀物が成長し、熟し、豊作になるように、どうか私たちの元へ雨を届けてください。食べ物を分け合える事が喜びとなります。近くに住む動物たちも、花や草がある事で喜んでくれるでしょう。雨が降った後の大地は、どれだけ美しく見えるのでしょうか!しかし現在、大地は乾いたままです。あなたが家に帰る時に、私たちの祈りを持ち帰ってください。山の上でも、私たちの事を忘れないでください。そして、雲という形で、私たちを訪れてください。あなたの祝福として、流れる川のごとく、雨を降らせてください。新しい生命が芽吹き、大地に花を咲かせます。水が持つ循環の力は、何と偉大なのでしょうか。

あなた方が、家に帰る時は、私たちの事を思い出してください。

特定の出来事が、私たちの予言が現実となっていく事を示すでしょう。飢餓の事を懸念してください。今は、ほとんどの人が食べ物をスーパーマーケットで買います。私たちの長老たちは、この時が来ることを知っていました。もし深刻な干ばつがあれば、店の中は空っぽになるため、頼ることはできません。私たちが、自分たちの食料を育て、貯蓄している限り、大変な時期が訪れても、何とか乗り越える事ができるため、雨を乞うための祈りを決して忘れてはいけません。マーサウは、私たちに大地を託したのです。私たちは、彼の謙虚な生き方に従い、耕すための棒と種と共に暮らすべきです。そうすれば、大地が私たちにとって必要なものを与えてくれます。マーサウは、私たちの権力と富に対する欲望の事を、既に知っていたのです。なので、彼はこう言ったのです。

「もしあなたが、私の法則を忘れることがなければ、目標である、ホピとしての生き方に到達できるでしょう。

大地の世話をすれば、大地がまたあなたを世話してくれるでしょう。

そうすれば、あなたの生きた道の最後で、私の元へやって来ます。その後、私があなたを導きます。私が最初であり、そして最後の存在となります。」これを言っている際、彼は全ての人類を、彼との間、または彼の中に位置付けています。ここで、カチョンバがホピの生き方を、古代絵文字を通じて説明しています。私たちは、地下の世界から草を蔦ってやって来ました。マーサウは、私たちに移住を求め、大地に霊的に根付くよう託しました。

二つの道が明らかになり、私たちは選択に迫られました。

上にいる存在は、物質主義的価値観に従っています。彼らの道は、突然、恐怖と混乱に満ちた中で終わっています。しかし、下の道には腰が曲がった年老いた存在が、末永い幸せな人生を示しています。もし、独りよがりな動機に導かれているとすれば、私たちは大地や生命を失い、ホピでなくなるのです。下の道にある三つの円は、世界を揺るがし、浄化するための出来事を示しています。もともとあった法則に沿って生きていた人だけが認識され、この浄化を乗り越えることができるのです。私が子供だった時に、ユキウマが、ホピの生き方の叡知について、よく語ってくれました。彼はこう警告しました。「あなたは、二つの道を同時に選択する事はできません。ホピの生き方と、バハナの生き方は、混ぜ合う事がないのです。」私たちは、村の独立を代弁し守るため、広く旅をしてきました。これは無駄であったかもしれませんが、この映画を通じて、誰かが私たちに耳を傾け、ホピの生き方や予言を守るために行動し、全ての先住民の権利が見直され、尊重される事を期待しています。

もし、地球とその子供たちのために生活を費やせば、あなた自身分かるはずです。これを続ける事で、全ての人に影響を与えることができます。全ての生命体が調和できるよう行動するか、自然や人々と争い、僅かな人に富をもたらし、沢山の人に空腹と悲しみを与えるか、選択するのは私たちの自由です。全ての文化に、導いてくれる独自の叡知があります。次第に時が困難になれば、私たちはこれらの叡知を思い出す事となるでしょう。この警告が、人々に間に合うよう届くかどうかは、私たちには分かりません。地球上に存在する生命のバランスを取り戻さなければいけないのです。私たちは、予言が警告している最後の段階まで来てしまいました。私たちには、もうステップがありません。残されているのは、世界規模の浄化のみです。自分で指導者を名乗っている者は、今までも、そしてこれからも変えてくれることはないでしょう。浄化をもって、彼らは地球上から、綺麗にされてしまうのです。誰かが他の者に対して抑圧していない時が、良き人生なのです。地球上で生命が持続するために、悪は淘汰されなければいけません。

一つのハートを持った人が、ホピとして認識されるでしょう。私たちは、お互いの命を巡り、世界中で戦うこととなるでしょう。ここまで来た時に、勇気ある者が立ち上がり、支配者にこのように伝えなければいけません。「あなたは、地球そのものを奪ったのです!」「あなたは、地球そのものを奪ったのです!」あなたは、全ての生命が存在するおかげで、利益を手にしているのです。ここに来て、あなたの借りを清算しなさい。」いずれの政府の人が、どれだけ借りがあるのか、真実を聞きにここに現れることはありません。その代わり、自然が持っている全てのものを奪い去り、地球上の先住民を消し去ろうとしています。私たちは、まだ日が昇る場所に聖なる石板を持っていった、真の白い兄弟の助けを待っています。これらの石板は、私たちが実際に大地を託された資格であり、マーサウに出会った時に授けられました。

そこで、私たちの智恵が完成されたのです。火氏族の石板は、私たちと共にホテビラにやってきました。オライビが、全ての石板を明け渡すはずでした。このように伝えられています。神聖な法則を捨てた指導者は、大地を世話する資格を失い、大地そのものも失うでしょう。その役割は、力強く、その力を適切に活用でき、そして信頼できる信仰深き氏族に降り立つことになるでしょう。
ホピにとって最大の脅威は「部族会議」です。アメリカ政府は、彼らを利用し、私たちを切り裂こうとしています。ホピが滅びる寸前の時に、勇気ある者が、私たちを後ろ立てしに来てくれると伝えられています。三つの国の人逹が、私たちの後ろだてをしてくれます。守護は、ナバホ族とパイウーテ族からやって来ます。もし彼らがその役割を担うことに失敗するか、影響がなければ、バハナが担う必要があります。

もし彼らがホピの生き方を救うことができなければ、三つの力ある勢力が世界を揺るがすでしょう。それは、かぎ十字、太陽、そして赤のシンボルとなります。共に、世界規模の浄化をもたらすでしょう。もし私たち人間が、自らの姿勢を改めず、お互いを愛することなく、大地の世話をしなければ、創造主が自然の力を利用し、万物の計画を完成するために世界を浄化するでしょう。この出来事は、全ての自然の秩序を崩壊させる可能性もあります。大地は、海の下に沈むかもしれません。浄化された後に、一人の女性と男性が、新しい大地で新しい命の営みを始めると言われています。

 後半 

 


TETSQUA IKACHI(私の命を大地に)』長老たちのメッセージ:β版 (前半)

2015-08-23 19:17:54 | 縄文・インディアン・アトランティス・ムー

人類の模範的生活観・・・ポピの文化は世界を支える

記録映画:http://uhnungdalawva.com/tetsquaikachi.html をご覧ください。

私たちは、ホピの文化と、その生き方を記録した映画を、全ての未来の子どもたちに、そして友人のために制作しました。何故、私たちの長老達が、本来のホピの文化や生き方を保とうとしたのか、また他国の支配から逃れようとしたのか、数人しか理解しないかもしれません。長老達が、外からの圧力や規律に抵抗したのは、私たちが従っている秩序こそが、神聖であり、普遍的だったからです。

私達は、ホピという生き方が、良きものだと信じています。しかし、多くの人たちが、私たちの指導者による叡智に耳を傾けようとしなかったため、ホピという生き方が、もう失われようとしています。私たちの亡きチーフ、カチョンバが、この映画が制作されることを望みました。ようやく、私たちは、彼の願いを果たすことができます。

この映像を通して、私たちの村の長老達は、予言について、起きようとしている事に対する警告を含め、伝承されたことを語っています。特に、ホピ族の歴史において、何故、ホテビラという村が創設され、そして「バハナ」と呼ばれる白い人たちの干渉に対して、未だ私たちが抵抗しているのか、長老達が伝えています。

この影響は明らかで、すぐに、私たちの生き方が滅ぼされました。次第に、私たちは、私たちの言葉も喋らなくなりました。私たちは、儀式が持つ意味も忘れてしまっています。私たちの世界観は、異邦人の文化に基づいた考えとやみくもに混ざっていき、やがて私たちが誰であるかという事さえも分からなくなっています。私たちは、指導者による警告や叡智に対して、聞く耳を持ちませんでした。私たちは、自ら、この不幸や衰退を造りだし、招いたのです。今、私たちは幸せでなく、子ども達には、どのような人生が待ち受けているでしょうか?

大地も、どのようになってしまうのでしょうか?あなた方の、それぞれの経験が、指導者が正しかったか、そうでなかったか、物語ってくれるでしょう。よく考えてみてください。もともと、私たちは、このひとつの世界の下で、美しい生き方をしていました。しかし、私たちは、次第に注意を無くしてしまい、台無しにしてしまいました。

この世界を守る賢者マーサウは、オライビに住み、既にこの事を知っていました。彼らは、マーサウがいる地上の世界に上がって行って良いかどうか、許しを乞うため、使者である鳥に託します。マーサウは、もし彼と同じように謙虚な生き方を我々がすれば、来ても良いと言いました。私たちの長老達は、いくつかの時代を超えて、この物語を伝えてきました。私たちは、生命の維持ができないほど崩壊が起きていた地下の世界からやって来ました。私たちは、もともと従っていた秩序を、保つ事ができませんでした。自分勝手な欲望が、私たちのこのような行動へと導いたのです。私たちは、女性や指導者に対する敬意と尊重を失いました。全ての生命が、調和から投げ出されました。賢さを保った僅かな人たちが集まり、崩壊した世界から抜け出す事を決めました。彼らには、頭上で誰かが歩く音が聞こえていました。

彼らの使者である鳥は、この足音がマーサウである事を知りました。そして、私たちが行って良いか聞いたのです。マーサウは、こう答えました。「彼らが来る事は構いませんが、私は簡素に暮らしています。私が持っているのは、耕す棒と種だけです。もし彼らが、私と同じような生き方をしたいのならば、ここに来る事を歓迎します。」私たちは、草をつたって、グランドキャニオンの底から現れました。シパプニ(聖なる穴)を通じて、この地球の上にやって来たのです。マーサウは、そこで私たちの事を待っていました。私たちの叡智と真意を確かめるため、マーサウはいくつかのトウモロコシの実を前に並べ、ひとつ選ぶよう問いました。ほとんどの欲多き者が、長いトウモロコシの実を選びました。最後まで待つ事を選択した、私たちの指導者には、短いトウモロコシの実しか残されていませんでした。

指導者と、彼に従った人たちは、ホピと名付けられました。そしてマーサウは、私たちに対して、あらゆる方向に移住し、家を建てるよう指示しました。
そして彼はこう言いました。「次の旅立ちまで、必要な分だけ食料を育て、貯蓄し、そこに居なさい。去るときは、あなた方の陶器を壊しなさい。また、証として、岩々に目印となるものを残しなさい。そして、聖なる社を建築しなさい。これにより、地球に霊的な根が与えられ、あなた方は大地と共に、調和とバランスを保つことができます。これらを実践する事によって、真の秩序を認識し続けるでしょう。」私たちは、最終的に、オライビで、移住の旅を終えました。

そこでまた、マーサウに出会いました。マーサウは、ホピとしての生き方について、私たちに警告や予言、そしてその教えを授けました。様々な氏族が、あらゆる方向からたどり着きました。それぞれが、村に受け入れてもらうために、既にいた人々が幸せに育むことができるよう、彼らが貢献できる事を説明する必要がありました。もし、威張りながら話すような人がいれば、彼らは受け入れてもらえず、「あなた方と同じような生き方をしている人たちがいる、次のメサ(高台)に行きなさい」と言われました。謙虚な人たちだけが、オライビに定住する事を許されたのです。そして、彼らは、様々な氏族に属し、独自の知恵と叡智を保有していました。私たちは一緒に、母なる村、オライビを設立しました。

そして、聖なる社の中で、年間を通じて、儀式を開始させました。儀式の周期は、全ての生命がこの大地で育まれるよう祈りを捧げ、そのための羽根を作るところから始まります。これが人生を豊かにするのです。私たちは、充分な食糧を蓄え、協力しながら、幸せに暮らしていました。その時は、全てにバランスと調和が保たれていました。私たちは、雨、そして花に恵まれました。私たちは、お互いを愛し、平和の中で暮らしていました。大地を失うことに対して、懸念を抱いている者はいませんでした。バハナ達が、まだ渡来していなかったため、誰も彼らが問題を持ち込むとは考えていませんでした。しかし、スペインの宣教師が来た時、状況が一変しました。宣教師は、オライビに落ち着き、私たちを入信させようとしました。彼は、私たちを支配し、奴隷のように扱いました。そして、周期的に行われていた儀式を禁じたのです。

すると、雨が降らなくなりました。飢餓が、私たちに、もともとあった生き方について考えさせました。私たちは、このスペイン人たちを排除することに決めました。ある氏族が、彼を殺す役割を引き受けました。そして私たちの祈りと共に、雨がまた降り始めました。これで、ホピの生き方に対する信仰を取り戻せたのです。そして、私たちは、二度と道に迷うことがないよう願いました。しかし、またバハナ達が、アメリカ合衆国政府として、私たちの平和を壊しにやって来ました。政府は、洗脳するために、彼らの学校に通うことを私たちの子供達に望みました。最初は、全ての村が協力しあい、「私たちには、私たちの子供達への教育の仕方がある」と拒否しました。すると、政府は、私たちの男の人を逮捕するため、警察を送りこみました。オライビのチーフ、ロロマを含む、全ての村のチーフが、この圧力に屈服しました。

彼らと、従っていた人たちは、「親善者」という名前がつけられました。
そして、拒んだ私たちは、「敵者」と呼ばれました。私たちが、創造主に与えられた秩序の放棄を|拒む生き方を選択した結果、私たちの人々の間に、深刻な対立を生み出し、調和を破壊したのです。1906年に私たちが、オライビを追放された時、私の身長はこのくらいでした。私は、自分自身の経験を語っています。私たちは、政府と協力関係にあった私たちの人々によって、立ち退きを強いられたのです。彼らは、私たちの村の人たちでありましたが、家に入り込み、私たちを外へ投げ出したのです。彼らは、私たちの指導者を既に知っていたため、最初に捉えました。彼らには、全く敬意や尊重はなく、とても乱暴でした。

私たちの仲間の一人は、地面にべったりはりつくように、横たわっていました。彼らは、彼を動かす事ができませんでした。彼らは、私たちを村の北側に追いこんだのです。チーフのカチョンバを、気絶させた戦いもありました。彼らは、指導者であった、ユキウマのお父さんのような老人でさえ殴り、衣服を引き裂きました。「敵者」として認知されていた全ての人が、追いやられたのです。彼らは、私たちの髪を掴み、道の土埃を立てながら、村の端まで引きずりました。そして、「親善者」なる女性にバカにされました。「ざまあみなさい!ここから出て行きなさい!西のほうに向かい、定住しないナバホ族と同じように居なさい。そして、二度と戻って来ないでくださいね!バハナの物を何も望まないなら、このショールを着る必要もないでしょう。」そして、彼女達は、白人が持ち込んだ服を、我々から取り上げました。



全ての私たちの女性、そして子供達も家から追い出され、ドアにかんぬきをかけられました。私たちが、食べ物を摂る事さえ、許してくれませんでした。物資がない事を懸念し、私たちが何か確保しようとすると、追いやられたのです。いつのまにか、私たち全ての人が、村の端に余儀なく追いやられていました。指導者であったユキウマは、彼の足で、砂の上に線を引きました。そして、彼はこう言いました。「この時点から、全ての大地は私の保護にあります。あなた方、オライビにいる人たちは、村しか持つことができないでしょう。」さらに、ユキウマは線をまたがり、言いました。「ありがとうございます。私たちは今から、恐れを抱かずに済みます。この大地が、私たちに食料を与えてくれます。」彼らは、私たちを羊のように、丘の向こう側に追いやりました。

そこで、私たちの指導者達は、集まりました。「どこに、私たちの新しい村を見つけようか?」「すぐそこにある、フッコビはどうだろう?」「いや駄目だ。これは報復を意味してしまう。」なので、私たちはより遠く、まだ何もなかったホテビラに移動することにしました。杉の木しかなく、食料も家も何もありませんでした。時期は9月で、次第に寒くなっていました。指導者達は、そこに留まる事を決め、私たちは寒さを凌ぐための家を造り始めました。ホテビラに、定住することにしたのです。私たちは、地盤が強かった場所に穴を掘りました。そして、杉の木を、壁や屋根のために使用し、これを冬を凌ぐための家としました。扉はなく、ブランケットしかありませんでした。その年の冬は、大変厳しいものでした。この時の私たちの経験を、この歌を通じて覚えています。「悲しき可愛そうな私たちは、村の家から追い出されました。私たちは、ここで何もなく、歌を唄っています。オライビにいる人たちは、とても明るく陽気でいます。私たちを取り除くことが、彼らを幸せにするのです。

十字架を選択する事で、これが彼らの支えの根源となり、私たちの事をバカにしたのです。私たちは、起きたことの真実しか唄っていません。彼らが、この話しをするときは、ねじ曲げて語るでしょう。彼らは、私たちをのけ者にして、笑ったのです。」今もなお、オライビにいる人たちは、自分達「親善者」が、ホピの生き方を裏切ったと、認める者は誰一人いません。私たちは、ホピの生き方として、大地や私たちの生命が守られることを願った、ユキウマに従いました。しかし、彼は「敵者」のリーダーとして見なされました。ホテビラの村が設立されたときに、ユキウマは私たちの村のチーフとして認識されました。彼は、本当にホピの生き方とその秩序について、忠実でした。他の全ての村々はバハナの文化を受け入れ、私たちをオライビから迫害することに関係しました。その時、私は12才だったので、全てがどのように起こったか、よく覚えています。

ここでも、軍隊がやって来て、私たちは追いやられました。彼らは、私たちの父親を逮捕し、どこか遠くに連れていきました。政府は、私たちの抵抗を蹴散らそうとしました。彼らは、私たちの指導者を、インディアンの政府機関が存在したキームズキャニオンの刑務所、フォートウィンゲイトやフォートファッチュカ、最も遠い所では、カルフォルニアにあるアルカトラズ刑務所に入れました。ある者は、カーリスルにある学校に通わされ、バハナの考え方になるよう洗脳され、彼らのシステムとしての価値観を叩き込まれました。私たちは、皆とても苦しみました。私自身、この出来事の目撃者であり、経験者でもあります。私の父親は、アイロンを押し当てられたのです!そこにいた、ナシウィシマは、このように語っています。

「私たちがキームズキャニオンに到着するなり、彼らは、6人いた我々を地下に投げ出し、鎖でつなぎました。彼らは5日もの間、食糧を分け与えてくれませんでした。私たちは、とても衰弱し、次第に幻覚が現れました。最終的に、彼らは、食糧を私たちに、分け与えてくれました。しかし、私たちは、病にかかり、誰かが外に急いで出なくてはならない事があれば、私たち6人全員が付き合わなければいけませんでした。私たちが、活力を取り戻すと、彼らは、高速道路建設のために、岩を砕く重労働を我々に強いました。誰も怪我をしなかったのが、不幸中の幸いでした。彼らは、毎日契約書を持ってきて「署名をすれば家に帰してやる」と言ってきました。しかし、私たちは、彼らに我々の子どもを奪われるような事はさせませんでした。

私の父は、学校そのものに反対でした。「あなたは、異なった意味合いを持つ言語を学ぶ事になります。彼らの生き方や習慣を、しつけられ、次第に、あなたにとって、私たちの文化が変に映るようになるでしょう。そして、あなたは、ホピを二度と理解する事なく、あなたが何者であるか分からなくなるのです。」ある朝、兵士が私を捕まえました。彼らは、私の逃げ道であった、裏の扉を封鎖しました。このように、私は誘拐されたのです。私は、どこに連れられて行くのか、分かりませんでした。そこは、フェニックスにあった全寮制の学校でした。私は、英語を知りませんでした。私たちが、独自の言語を喋った時は、彼らによって、罰が与えられました。全てこれらの出来事は、政府が仕組んだ事で、私たちは大変な苦難を強いられました。彼らは、色々な意味で、私たちを、崩壊させようとしたのです。

バハナは、私たちに、返すべき借りがあります。私たちを抑えようと、暴力的に制圧しなければ、問題ありませんでした。私たちは、大地と生命のために立ち上がったので、収監されていた期間、苦しみが伴いました。しかし、今となっては、全てが変わり果ててしまいました。我々の人たちは、バハナのような考えのもとに生活しています。彼らは、ホピ的生き方を、良きものとして、見ているのでしょうか?この大地は、私たちに託されたのです。バハナが所有するものではありません。私たちは、家を建てるため、お金は必要ありません。
誰でも、畑を世話し、家族を養って良いのです。私たちは、既に自給出来ていて、経済的支援は、必要ありません。バッカビを設立した人々は、始めは私たちと共に、ホテビラに来ました。きっと彼らは、より政府の圧力を恐れたのでしょう。

一度、彼らは、オライビに戻ろうとしましたが、拒まれました。なので、彼らは、定住できる場所を探しました。最初に、ナバホ族が侵入していた、グレースプリングに行きました。しかし、オニオンスプリングとも呼ばれる場所で、同じ事が起きました。最終的には、私たちの村に程近かったレッドスプリング、または、バッカビと呼ばれる場所に落ち着きました。彼らは、コウモリのように、キームズキャニオンの政府機関であるBIAに飛び込んで行き、ミラー管理人に、自分たちの村を設立するための助けを求めました。管理人は、こう言いました。「ホテビラは、あなた方がそんなに近く暮らす事について、賛成しているのでしょうか?つい最近、あなた方は、彼らを見捨てました。なぜ、あなた方は、彼らと、目と鼻の先にある場所で暮らしたいのですか?もし、ユキウマが、この事に反対であれば、これがきっかけで、問題に発展してしまいます。」

バッカビの指導者であった、ケワニンプテワは、こう答えました。「なぜ私が、彼らに聞く必要があるのでしょうか?どこで村を構えたいか、私の一存で決まります。」ミラー氏はそれに対し、「近すぎますし、このやり方は正しくありません。あなたは、あえて問題を引き起こし、それに対して、私の後ろだてが欲しいと言うのですか?私は、協力しません。」「私は、ただ材料と道具が欲しいだけで、学校を建設しても、構いません。また、私たちの人々が、私の事を尊敬するよう、拳銃と制服をください。」「これは、私にとって、問題以外、何にもなりません。」とミラー氏は言いました。「私は、あなたの権力に対する欲望に、協力しません。」しかし、ミラー氏の上司、クレーン氏は、彼に、学校を含む、全てを与えました。さらに、ケワニンプテワは、カスティーリャ(キリスト教勢力)が大好きな、教会が建設されることを望みました。

学校と教会が、彼の権力の基盤となりました。政府機関と同盟関係を作ることで、彼の村の人々に、近代的な発展をもたらしました。教会は、彼の計画上、特に重要な位置付けにありました。彼は、建設が終わった際に、屋根の上からこう訴えかけると、約束しました。「さぁ、私の人たちよ、準備は良いでしょうか?着替えを済ませ、私に従いなさい。私たちは皆、教会に参加し、洗礼を受け、天に祈りたいはずです。」しかし建設が終わっても、彼は教会に参加しませんでした。ある日、女性が彼にこう言いました。「ケワニンプテワさんよ。教会を持つ事で、全てが成る、という考え方は、あなたのものであったはずです。私はあなたを信じ、洗礼を受けました。今度はあなたの番である事を、私は期待します。」彼が、洗礼を受けるような事は、あったでしょうか?いいえ。誰も従わない事を、既に彼は知っていたからです。宗教的指導者は、キバ(地下の祈祷施設)を建設し、再びホピのサイクルを祀りました。ケワニンプテワは、バッカビが大地を失った事を、認めざるを得ませんでした。それは、彼を含む全てのホピが知っていた事でした。彼らは、大地と繋がることなく、近代文明の建物が建設される事を許しました。

前半