大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

 絵本『中村哲物語』、クラウドファンディング中!

2023年05月16日 05時22分12秒 | 日記

 「福岡県古賀市教育委員会は、アフガニスタンで人道的支援に尽くし、2019年に凶弾に倒れた中村哲医師の生涯を描いた絵本『中村哲物語』の製本資金をクラウドファンディング(CF)で募っている」とのことです。
 「中村さんの母校・古賀西小の6年生が執筆や作画を担当し、生い立ちやアフガンでの活動を収録」されてるそうです。〜感心!よく勉強されましたね。
 「目標額は100万円。ふるさと納税サイト〈ふるさとチョイス〉を活用し、6千円以上を寄付した市外の人には、返礼品として絵本1冊を贈る」とのことです。※7月30日まで
 (下:2023年5月9日 西日本新聞〈超短波〉欄より)


〈博多町家思い出図画展〉の最高賞より

2023年05月15日 05時25分43秒 | 日記

 〈思い出図画展〉で市長賞となられた福岡市早良区の山本秀徳さん(64)の絵が紹介されました。
 「中高年の懐かしい記憶を絵にする〈第26回博多町家思い出図画展〉で、受賞作は《遠い昔、ヤギさんとの別れを思い出して》と題されています。「飼っていたヤギの死体を棒で担いでいく両親に、3歳だった自分と6歳の兄が泣すがっている」ところを描かれたそうです。「色を重ねながら幼い頃に受けた両親の愛情もよみがえった」とのことです。
 「審査員を務めた博多町家ふるさと館の長谷川法世館長は『死を扱いながらも、ヤギに対する温かみなど言葉にならない思いや情景が伝わる』と高く評価」されたそうです。
 「元体育教師の山本さん。市立中に34年間務めていたが」、「2019年、定年まで1年を残して早期退職。」「図画展の募集記事に目を留めたのは21年。自宅にあった息子の古い色鉛筆と絵の具で3点を描き応募したところ、1点が入賞。翌年の応募作も入賞し、今回は新たに自分用の絵の具を買って臨んだ」そうです。
「『まだまだ描きたい思い出がたくさんある』と山本さんは早くも来年の応募作の構想を練っている」ところだそうです。〜昔は身近な生活の中に家畜がいました。泉のように思い出が溢れて来ます。描くファミリーヒストリーですね。
 〈第26回博多町家思い出図画展〉は博多町家ふるさと館(福岡市博多区冷泉町)6月25日まで
(下:2023年5月8日 西日本新聞-川口安子「思い出図画展で最高賞 早良区の山本さん 還暦過ぎ絵筆『人世何事も挑戦』」より)


金陽会の絵画展より

2023年05月14日 05時22分50秒 | 日記

白い雲におおわれそうな間に青い空が見えます。遠くの山は青紫にけぶり畑が幾重にも広がっています。
 前面の生き物は何?丸くて青い瞳、かなたの誰かを凛として見ているようです。
 これは、金陽会の大山清長さんの作品《奄美の豚》だそうです。〜豚なの!お鼻が長いのね。
 「古くから養豚が盛んだった鹿児島・奄美大島では、豚肉が食文化の中心を占めていた」そうで、「黒豚が一般的だったので、白い豚を飼うようになったときは珍しがられていたそうです。」
 学芸員蔵座江美(ぞうざ えみ)さんは「どこまでも続くかのように広がる丘を、飄々(ひょうひょう)とした表情で歩く一匹の豚」と紹介されています。蔵座さんがどういうきっかけでこの作品に注目され、奄美での展覧会を企画されたが書かれています。 
 「〈ふるさと、奄美に帰る〉展覧会の会期の中盤」、「車椅子に乗った高齢の女性が《奄美の豚》の前に来た途端、満面の笑みで発した一声『よう肥えてとる』だった」そうです。「『聞き間違いか?』と思ったのもつかの間、すぐさま『正月豚じゃ』と作品を指しながら振り向かれた」そうです。〜正月豚⁉
 「会場に足を運んでくれた地元の方が、この絵の前で『年末になると、正月、親戚一同にふるまうために海岸で豚をつぶしていた』『豚は捨てるところはなかった。血さえ捨てずに使った』などと語ってくれました。この女性もそうやって豚を食べていた頃のことを懐かしみ、口をついてでた言葉が『正月豚』だったのでしょう」とあります。
 「大山さんも正月豚を思いだしながら描いたのかもしれません。『食べられなくてよかったね』とつい声をかけてしまう作品です。」と結ばれています。〜思いがけない奄美の豚の肖像です。
*〈金陽会〉ハンセン病の国立療養所だった菊池恵楓園(熊本県合志市)で、1953年に始まった絵画クラブ。独学で美術を学び合い、画派や技法にとらわれない作品が多く生み出された。現在900点超の作品が園内で保管されている。
(下:20235月7日 西日本新聞〈光の画家たち 金陽会菊池恵楓園から〉欄-蔵座江美・学芸員「念願だった〈里帰り〉大山清長《奄美の豚》」より)


4年ぶり、那覇ハーリー競う

2023年05月13日 05時22分28秒 | 日記

 「手こぎ船で速さを競う、琉球王国時代からの伝統行事【那覇ハーリー】が5日、那覇市の那覇新港ふ頭で開かれた」そうです。「新型コロナウイルスの影響で、2020年から3年連続で開催中止となっていた」イベントです。「4年ぶりの真剣勝負を一目見ようと観光客や地元住民らが大勢訪れ、会場は熱気に包まれた」そうです。
 「ハーリーは航海の安全や豊漁を祈願し、竜をかたどった〈爬竜船(はりゅうせん)〉や沖縄伝統の木造船〈サバニ〉で競漕(きょうそう)する」行事です。「14世紀に中国から伝わったとされ、旧暦の5月4日に開催されていた。現在は大型連休と重なる、新暦の5月3〜5日に開かれている」そうです。〜伝統芸能や行事には国を超える交流や繋がりの歴史が秘められ、庶民の願いが込められているようです。
(下:2023年5月6日 毎日新聞-喜屋武真之介(写真も)「初夏の海 かきわけて 那覇ハーリー4年ぶり」より)


【桃鉄教育版】、小中学校で利用

2023年05月12日 05時22分56秒 | 日記

 「人気ゲーム【桃太郎電鉄】(桃電)の教育用に特化されたバージョンが注目されている」そうです。「桃鉄シリーズを制作するコナミデジタルエンタテイメント(東京都)が2023年1月、教育分野に貢献しようと〈桃太郎電鉄教育版 日本っておもしろい!〉を無償で提供するサービスを始めたところ、4月中旬までに全国3000以上の小中学校から利用申請があった」そうなんです。
 「桃鉄教育版の開発に携わったのは、立命館小(京都市)の正頭(しょうとう)英和教諭(40)だ。仮想世界でブロックを組み合わせてさまざまなモノを作る人気ゲーム〈マインクラフト〉を活用した授業が評価され、世界の優れた教師をたたえる英国の〈グローバル・ティーチャー賞〉で19年のトップ10に選ばれてた」方だそうです。「桃鉄も教育に活用できると考え、桃鉄の生みの親のゲームライター、さくまあきらさん(70)に打診した」そうです。さらに「正頭教諭はコナミの担当者と協議し、教育版では子供同士のトラブルを防ぐ工夫をした。桃鉄の特徴の一つで他のプレイヤーを妨害するキャラクター《貧乏神》は相手へのダメージが大きいため登場させていない。また、他のさまざまな妨害カードも行使する相手を指定できなくしている。一方、駅ごとに地域の詳しい解説が写真と共に表示される機能を持たせた」とのことです。「市教委がすべての小中学校で桃鉄教育版を使えるようにしている大阪府枚方市の菅原小」の「世古教諭は教育版について『ゲームを通じて農業や工業の盛んな地域は調べられる。そこから、なぜ盛んなのか関心や疑問を持ってもらい、授業につなげていくためのツールとして優れている』と話」されています。「コナミの担当者は『教育現場の声をもとに改善や機能拡張をしたい』とコメント」されてるそうです。
 〜日本だけでなく世界にも目を広げるように、生徒達がそれぞれ図鑑や辞書を自分で引いて調べる事も増えるように、現場の先生方の負担にならないよう、教育の場がゲーム漬けにならないように、授業では姿勢良く、目が悪くならないよう、時々目を休める休息、マッサージ、軽い体操もやって欲しいです。〜注文が増えるのもいけないでしょうね。
(下:2023年5月6日 毎日新聞-野原寛史「【桃鉄】で学びの旅へ 小中学校でゲームの教育版 地理・歴史関心の入り口に」より)