大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

認知症の予防、どうする?

2023年11月12日 05時22分11秒 | 日記

 「認知症のアルツハイマー病新薬〈レカネマブ(商品名レケンビ)〉の実用化に注目が集まる中、認知症予防の大切さについて学ぶ市民公開講座が10月29日、福岡市博多区であった」そうです。〜予防ってできるのでしょうか?
 「〈今日からできる歯・口から認知症予防〉をテーマにした講座」で「福岡県歯科保険医協会が主催。産業医科大病院の池ノ内篤子認知症センター部長が」、「年内の実用化が期待されるレカネマブはアルツハイマー病の原因物質を除去することで進行抑制を狙う薬であり、症状の改善はできないこと」や「一部に脳出血など副作用の報告もあることから『予防こそ重要だ』と話」されたそうです。
 「同協会副会長で歯科医師の久保哲朗さんは、歯周病の原因菌が血管を通じて体内に侵入すると、アルツハイマー病の原因物質が体内で作られ、脳に蓄積する量は通常の10倍になるという研究報告を紹介。定期的な歯科検診や、歯周病などの予防、早期治療を呼びかけ」られたそうです。「又、久保さんは『残った歯が少ないほど海馬付近の側頭葉や前頭葉の萎縮が見られる』『虫歯や歯周病で多数の歯を抜いたり、かむ力が低下したりすると記憶力が低下する』など、歯や口と認知症にまつわる研究報告は複数あるとして、口腔機能を維持する大切さを強調」されたそうです。「『歯磨きに加えて、よくかんで食べ、おしゃべりや大きな声で歌うことを楽しんだり、新聞を毎日声を出して読んだりして、口腔機能をできるだけ使う生活習慣を身に付けると、機能維持を図ることができる』と話されたそうです。〜口腔機能って、食べものを飲み込んだりする機能と思ってましたが、おしゃべりや大きな声で歌うことなども入っていてびっくり!なるほど、目からうろこです。
(下:2023年11月6日 西日本新聞「医療いのち」欄−鶴加寿子「認知症『予防こそ重要』 口と歯の健康維持を」より)