紅葉の美しい景観の中、実りの秋、ほろ酔いの秋の夜長にぴったり!?
九州のお酒の話題が2つレポートされてます。一つは10月31日、福岡国税局の酒類鑑評会が行われたそうです。「最高賞の大賞には、吟醸酒の部で馬場酒造場(佐賀県鹿島市)の『能古見(のごみ)大吟醸』、純米酒の部は今里酒造(長崎県波佐見町)の六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)純米酒 山田錦』、本格焼酎の部は杜の蔵(福岡県久留米市)の『豪気麦』が選ばれた」そうです。「福岡国税局鑑定官室の倉光潤一室長は『今年の夏の高温障害で原料の米が硬く、扱いにくかった。例年に増して発酵管理に高度な技術力と判断力が求められた』と分析」されたそうです。
二つ目は「鹿児島の焼酎を上海のイベントでPRした」という記事です。「鹿児島県上海事務所と鹿児島県酒造組合」のとりくみで、「10月28、29日の両日、中国上海市のホテルで開かれた日本酒類のイベント〈sake@2023上海日本酒節〉で、中国での消費拡大を目指している本格焼酎や梅酒、リキュールの試飲・販売を行った」そうです。「イベントは中国の企業が主催し、日本産の酒類を扱う約40団体が参加。2日間で計約2800人が来場した。鹿児島県のブースでは〈薩摩酒造〉(同県枕崎市)の〈さつま白波〉など10蔵元の42銘柄をPRした」とのことです。「来場者は次々に焼酎を試飲し購入していた」そうで、イベントの効果は抜群のようです。
(下:2023年11月3日 西日本新聞「九州の酒 楽しみ酔う秋」㊤松本緋菜子「能古見大吟醸など大賞 福岡国税局種類鑑評会」㊦北京・伊藤完司「鹿児島の焼酎をPR 上海でイベント 10蔵元42銘柄」より)