「アフガニスタンで医療支援や灌漑事業などを続ける福岡市のNGO【ペシャワール会】が結成40周年を迎える」そうです。
「同会は1983年、パキスタン北西部ペシャワールに赴任する中村哲医師を支えようと、同級生や登山仲間らが集まって発足した」そうです。
「会費や寄付に支えられ、国境を越えたアフガニスタン東部で医師のいない地区に診療所を建て、医療を届け」、「2000年の干ばつを受け、井戸掘削や用水路建設に乗り出し、砂漠の大地を緑によみがえらせた」そうです。「これまで約125万本を植樹し、2万3800ヘクタールの耕作地を広げた」とのことです。
「19年12月に中村医師が現地で銃撃され死去した後も会は活動を続け」られています。
結成40年を記念して「中村哲医師が37年間にわたり記した活動報告を『中村哲 思索と行動』(忘羊社)として書籍にまとめられた」そうです。
「18日には午後1時より、西南学院大チャペル(福岡市早良区)で記念講演会が行われ」、「村上優会長や藤田千代子PMS(現地NGO平和医療団)支援室長による用水路建設など事業の現状説明や元現地ワーカーの活動などが報告される」そうです。入場無料で事前申込不要です。皆様の参加を呼びかけられています。
(下2023年11月16日㊧朝日新聞−小川裕介「ペシャワール会40周年祝う 福岡で18日元現地ワーカーら語る」㊨西日本新聞−山口新太郎「故中村医師の歩み刻む ペシャワール会発足40年 現場で紡いだ文章収録」より)