大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「ダイヤ半導体 北九州で開発」

2023年09月09日 05時22分19秒 | 日記

 「人工ダイヤモンドを基板に使ったパワー半導体の研究」が進んでいるそうです。「九州工業大学とともに」、「早稲田大発のスタートアップ〈パワーダイヤモンドシステム〉(PDS、東京)が8月、北九州学術研究都市の共同研究開発センター(北九州市)に研究拠点を開設した」とのことです。
「PDSは昨年8月、ダイヤモンド半導体デバイスの研究開発で知られる、早稲田大基幹理工学部の川原田洋教授の研究成果を社会実装につなげようと設立された」そうです。〜〈社会実装につなげる〉って、難しい言葉です。コンピューター用語みたいです。
 「両者は23年度はダイヤモンド結晶を成長させる技術の開発などに取り組み、ダイヤモンド半導体の適切な用途などを検討、検証していく」そうで、「PDSは研究者の採用も進める」とのことです。
 「PDSによるとダイヤモンドは理論上、半導体の基板素材として主流のシリコンに比べ、高電圧に耐える強さは30倍、熱を逃がす性能は10倍以上あり、電力損失も少ない。このため大電流・高電圧を扱う機器に活用でき、冷却装置の簡略化により機器の小型も可能になる。放射線にも強く、通信衛星など宇宙空間での活用も期待されている」そうです。「人工ダイヤモンドは炭素のみで構成されるため国内で材料が調達しやすい」そうです。〜人工ダイヤモンドはダイヤモンドと同じ効能を持っているのでしょうか?
 「より高度の半導体を求めて世界中で開発競争が進む中、省エネ効果に優れた〈究極〉の半導体の実用化を目指す」この研究所開設は注目を集めています。
(下:2023年8月30日 西日本新聞〈Re:九州 半導体編〉欄−田中良治「ダイヤ半導体 北九州で開発 省エネ優れた究極素材 実用化へ 早大発スタートアップ 久工大と連携、研究拠点」より)