大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

荒尾干潟の夕景を描いた馬像

2023年09月10日 05時22分19秒 | 日記

 「熊本県荒尾市の岱志高美術部1年生たちが、等身大の馬の像に荒尾干潟の夕景を描き、完成させた」=写真=そうです。〜〈荒尾干潟〉は2012年7月にラムサール条約に登録された、渡り鳥が羽を休める場所で、マジャク釣りのできる干潟でもあります。その夕景は美しく、市の観光の目玉ともなっています。それにしても馬?どんな関係があるのでしょうか?
 「馬像は繊維強化プラスチック製で高さ約2メートル、長さ約2・5メートル」だそうです。「同市の場外馬券発売所が白馬像として飾っていたが、社員から『白色一色で寂しい』との声が上がり『荒尾らしい絵を描いてほしい』と依頼」されたとのことです。〜ああ、荒尾市には競馬場がありました。閉鎖され跡地は新たな町づくり計画が進んでいたはずです。場外馬券発売所はあって〈馬〉がいるのですね。そういえば荒尾の万田坑の坑内には石炭を運ぶ炭鉱馬がいました。身近な存在だったと言えますね。(荒尾市政80周年記念史には写真とともに坑内馬の紹介があります)

 さて、依頼を受けた岱志高美術部は「部員で画題を決め2週間かけて制作。色の濃淡や明暗の表現に苦心しながら、像の全身に夕日や沖合の波、対岸の山まで描き込んだ」そうです。「部員は『実際に干潟に行きたくなるきっかけになれば』」と話されています。〜ですね!広々とした干潟と海を眺めればパーっと心が軽くなります。天気の良い時には雲仙も見えますよ!

(下:2023年9月3日 西日本新聞〈超短波〉欄−宮上良二より)