「福岡県大牟田市は(8月)28日、不登校の現役中学生も受け入れる市立夜間中学校を来年4月末に開校させる方針を明らかにした」そうです。「同様の公立夜間中は全国で2校目」とのことです。
「市では朝起きる事が難しい起立性調節障害に苦しんでいたり、同世代になじめなかったりする子どもが、現状とは違った形で学校に戻れるのでは、と期待」されてるそうです。
「同市は2019年から不登校などで十分な教育を受けられなかった人や外国人の学びの場として、公立夜間中の設置を検討し、協議を続けていました。(2019年12月15日号で既報)
夜間中学校は「九州では鹿児島県日置市の私立高校鹿児島城西高で導入している。公立夜間中での活用は香川県三豊市の市立高瀬中のみ」とのことです。
「福岡大の添田祥史教授は『(現役生として)中学校に行けたという事実は今後の人生で自信になる』と述べ、『立ち上げ段階では教育現場の負担が大きいと予想され、県教委は多様生徒をケアできる教員を選択する必要がある』と指摘されています。
(下:2023年8月29日 西日本新聞−金田達依「夜間中学 不登校OK 大牟田市が来春開校 全国2校目」より)