大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

福岡大空襲、地元の証言DVD化

2018年02月07日 05時18分44秒 | 日記
「太平洋戦争末期、1千人を超す死者・行方不明者が出た福岡大空襲から73年になる今年、被害者が大きかった福岡市中央区の簀子(すのこ)地区で、地元のお年寄りの証言を映像に残す活動が始まっ」ています。「戦争の記憶が薄れゆく中、平和の大切さを語り継いでいきたいという。」
「活動は2016年、統合に伴う簀子小学校の閉校(14年)を機に、簀子公民館が中心になり、地元の歴史や名所などを再発見し、子どもたちへ伝えようと始めた<簀子ヒストリア>1つ」だそうです。「校区の住民らから古い写真を募り、エピソードを聞くなどしてDVDにまとめ」、「2回目の今回は<福岡(簀子)>大空襲を語る>と題し、戦争に絞って平和の大切さを伝えようと企画」されています。
「(福岡)市によると、45年6月19日午後11時過ぎから約2時間、221機とされる米軍B29爆撃機が焼夷弾を繰り返し投下し、市内の繁華街など主要地域は焦土と化した」そうで、その被害は「被害戸数1万2693戸、死者902人、負傷者1078人、行方不明者244人に上る」そうです。「当時、陸軍歩兵連隊が福岡城跡に置かれ、すぐ北側の簀子など一帯は集中的に爆撃を受け」、「簀子地区は死者176人の被害がでた」そうです。「戦争の悲惨さを語り継ごうと、市内では毎年6月、追悼式や、お年寄りが戦時中の体験を子どもに語る平和学習が続けられてい」ますが、「一方で、終戦から70年余りが過ぎ、当時の状況を知る人は減り、戦争の記憶が薄れてしまうことへの懸念が」あり、こうした活動が始められたそうです。写真で「戦災死者供養塔」が紹介されています。
忘れてはならない戦争・空襲被害と戦争のない平和の大切さです。東京では東京空襲を忘れない活動が、大牟田でも大牟田空襲を語り継ぐ活動がされています。
(下:2018年1月27日朝日新聞・今井清滿「大空襲の証言 映像で後世へ 福岡・簀子公民館、お年寄りに取材しDVD化 薄れる戦争の記憶 <今しかできぬ>)より)