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大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

暑い暑い8月! 被爆70年の夏!

2015年08月02日 20時34分32秒 | 日記

いつの間にか梅雨が明け、連日、暑い日が続いています。8月のこの暑さは原水禁・平和行進で暑かった日を思い起こさせます。原爆に焼かれた人達の熱さに思いを致すと~流す汗も貴重でした。

今年は戦後70年の前に「被爆70年」が来ます。新聞やテレビの報道を見ていますと、各地で被爆者の体験を聞き、その思いを共有する取り組みが地道になされています。

宗像市では被爆書家と教え子の作品展がありました。書家は満州生まれの蓮本香扇さん。戦局を危ぶんだ両親に連れられて1944年満州から東京に引き上げ、その東京で大空襲にあい、自宅を焼け出され、父の実家・長崎に避難しました。ところが、8月9日長崎に原爆が投下され、被爆されたのです。(下:2015年7月23日西日本新聞・今井知可子「反戦、反核 書で刻む 被爆書家と教え子明日から作品展 『人の心に平和の砦を』宗像市」より)

作品にはユネスコ憲章にある「人の心に平和の砦を」の言葉や「元ひめゆり学徒の言葉」などのほか、蓮本さんの娘さんはジョン・レノンの詩「イマジン」の歌詞が横書きの書で表現されたそうです。

そして孫娘さんの書も展示。~3世代の作品は平和へのメッセージとして書き繋がれていきます。

作品展はすでに終わりましたが、「終戦70年の今年、若者たちが戦争反対を訴えている。彼らともに平和を願う気持ちを表現したい」と話されています。思いは熱く熱く広がってゆくと思います。