大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「第1回宗像国際環境100人会議」の提言~「海の環境保護」

2014年06月04日 13時44分22秒 | 日記

「第1回宗像国際環境100人会議」の報告記事を読みました。

「海の道は未来への道」がテーマとなっていて、

海の環境保護が中心的に話されたようです。

温暖化、気候変動、CO2削減などこれまでの環境保護とはまた違った視点です。

世界遺産登録を目指す宗像「沖ノ島」は

「海の正倉院」ともいわれるように海に関連した遺産が多く出土していますし、

古代海人族とも縁の深いところで、航海の無事を祈って祭事が長く続けられた処です。

出土品から見ても古代の海の道が韓国、中国、シルクロード、

ペルシャ等へ続く道だったことが分かっています。

「海」の視点は「沖ノ島」ならではの視点だ!と思いました。

会議では世界の著名人の講演や地元の若い学生たちも参加しての話し合いがされ、提言を発表されています。

山、里、海の繋がりを大切にし、アジアの国家間の友好がなくては海の環境保護はできない等

重要なことを提言されています。

上)2014年6月2日 朝日新聞・馬部昭彦「海の環境保護へ提言」より

下)2014年6月3日 西日本新聞「宗像環境100人会議閉幕」より

 


宗像国際100人会議~ダボス会議の環境版を目指す

2014年06月04日 10時16分42秒 | 日記

宗像市は「沖ノ島関連遺産群」の世界遺産登録を目指しています。

沖ノ島の遺産群が現代に伝え続けているものは何かを大事に継承する活動として、

「第1回宗像国際環境100人会議」が開催されました。

各界の世界的なリーダーたちが時代の課題の解決に向け話し合う「ダボス会議」、

その環境版となることを目指し毎年開催する計画だそうです。

(2014年5月29日西日本新聞・今井知可子「環境問題当事者意識を」より)

地方都市が世界の環境を視野に第1歩を踏み出しました。

写真の方は古野隆雄さんです。

合鴨農法を韓国、中国、アフリカと世界に広める活動をされていてダボス会議の成員です。

「持続可能な世界」をめざし世界遺産の現在的意義が受け継がれて行きます。

会議は6月2日に成功裏に終わりました。

小さな明かりでも消えることなく世界を照らすよう期待します。

以下新聞記事の全文です。