「第1回宗像国際環境100人会議」の報告記事を読みました。
「海の道は未来への道」がテーマとなっていて、
海の環境保護が中心的に話されたようです。
温暖化、気候変動、CO2削減などこれまでの環境保護とはまた違った視点です。
世界遺産登録を目指す宗像「沖ノ島」は
「海の正倉院」ともいわれるように海に関連した遺産が多く出土していますし、
古代海人族とも縁の深いところで、航海の無事を祈って祭事が長く続けられた処です。
出土品から見ても古代の海の道が韓国、中国、シルクロード、
ペルシャ等へ続く道だったことが分かっています。
「海」の視点は「沖ノ島」ならではの視点だ!と思いました。
会議では世界の著名人の講演や地元の若い学生たちも参加しての話し合いがされ、提言を発表されています。
山、里、海の繋がりを大切にし、アジアの国家間の友好がなくては海の環境保護はできない等
重要なことを提言されています。
上)2014年6月2日 朝日新聞・馬部昭彦「海の環境保護へ提言」より
下)2014年6月3日 西日本新聞「宗像環境100人会議閉幕」より