稲刈いよいよはじまりはじまりーーーー
周りの農家より植えるのが10日も遅れた割に今年は早く熟した。
まだまだと思っていたから乾燥機の手入れや、コンバインの調子
を確認するためにいよいよ夫に気合が入る。
今年もこの時期を無事に迎えられたことに感謝だ。
ご先祖さまお天とさん、山の神川の神、田畑の神さんありがとさん
暑い日寒い日雨の日風の日、嫌がらずうごいた身体もありがとう。
夫が稲刈り準備に追われている彼岸の23日、妻はお寺のランチに出かける。
ケーちゃんに「お寺でランチしよ♪」と誘われて隣町のケーちゃんの菩提寺に通い始めて十数年。
無宗教のじぶんがケーちゃんのご先祖を参り、お経を最前列で聴いた後、別室に用意された
昼食を頂く。毎回檀家の母さんたちが作ってくれる赤飯や、ちらしずし、漬物にお吸い物などを堪能。
必ず年に1回はケーちゃんについて行く。(なんでだろう?)と不思議に思っていた。
ケーちゃんのお寺に通い始めて数年たち自分が50歳になったある時「はっ」と気づいた。
3-4歳で別れた父の家の宗派だと。。。。
ケーちゃんと私の出会いはなかなかのドラマだったのだが、その謎もなんだか解けた気がした。
父は40年前東京で亡くなり、父の兄という人が当時東京で長男が生まれたばかりの私を探し当てて
知らせに来てくれた。家族も無く、ひとり暮らしだったようだ。同じ東京に暮しながら全く知らなかった。
顔も声も知らず、膝に抱かれた記憶もなく、娘がいることさえ忘れているのかもしれないと思っていた。
毎回ケーちゃんのお寺でお経を聴き、手を合わせているうちに父を感じ始めた。
自分がどれだけ父に愛されているか、50年ずっと見守られ続けている感覚が突然やって来た。
何日も何日もふっと父の事を思うだけで涙があふれ出て、運転中は路肩に止まるほどだった。
そんなことを体験してから確信するようになった。父の肉体は成長した娘に会いに来てはいないが
いつも娘の幸福を願い、祈っていたに違いない。自分の心のアンテナが錆びていただけなのだ。
それから更に10年、毎年当たり前のようにケーちゃんとお寺でランチは続いている。
周りの農家より植えるのが10日も遅れた割に今年は早く熟した。
まだまだと思っていたから乾燥機の手入れや、コンバインの調子
を確認するためにいよいよ夫に気合が入る。
今年もこの時期を無事に迎えられたことに感謝だ。
ご先祖さまお天とさん、山の神川の神、田畑の神さんありがとさん
暑い日寒い日雨の日風の日、嫌がらずうごいた身体もありがとう。
夫が稲刈り準備に追われている彼岸の23日、妻はお寺のランチに出かける。
ケーちゃんに「お寺でランチしよ♪」と誘われて隣町のケーちゃんの菩提寺に通い始めて十数年。
無宗教のじぶんがケーちゃんのご先祖を参り、お経を最前列で聴いた後、別室に用意された
昼食を頂く。毎回檀家の母さんたちが作ってくれる赤飯や、ちらしずし、漬物にお吸い物などを堪能。
必ず年に1回はケーちゃんについて行く。(なんでだろう?)と不思議に思っていた。
ケーちゃんのお寺に通い始めて数年たち自分が50歳になったある時「はっ」と気づいた。
3-4歳で別れた父の家の宗派だと。。。。
ケーちゃんと私の出会いはなかなかのドラマだったのだが、その謎もなんだか解けた気がした。
父は40年前東京で亡くなり、父の兄という人が当時東京で長男が生まれたばかりの私を探し当てて
知らせに来てくれた。家族も無く、ひとり暮らしだったようだ。同じ東京に暮しながら全く知らなかった。
顔も声も知らず、膝に抱かれた記憶もなく、娘がいることさえ忘れているのかもしれないと思っていた。
毎回ケーちゃんのお寺でお経を聴き、手を合わせているうちに父を感じ始めた。
自分がどれだけ父に愛されているか、50年ずっと見守られ続けている感覚が突然やって来た。
何日も何日もふっと父の事を思うだけで涙があふれ出て、運転中は路肩に止まるほどだった。
そんなことを体験してから確信するようになった。父の肉体は成長した娘に会いに来てはいないが
いつも娘の幸福を願い、祈っていたに違いない。自分の心のアンテナが錆びていただけなのだ。
それから更に10年、毎年当たり前のようにケーちゃんとお寺でランチは続いている。
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