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山口県防府市~女性税理士です ◆今日の日記◆

あなたの立場になって一生懸命考えます。

◆e-Taxのアンケート実施結果の発表

2008-07-03 10:35:44 | e-Tax関係
国税庁が行っていた「e-Taxのアンケート実施結果」が発表されていました。
アンケートは平成20年2月から5月にかけて実施されたもので、10,837件の回答が
あったそうです。(前年度は1,885件)

平成15年度のアンケート結果を見直してみると、運用時間も全然違いますね。
【所得税の確定申告期間(平成16年2月16日~3月15日):月~金の午前10時から午後9時 
通常期:月~金曜日(除く祝日)の午前9時から午後6時】です。

平成20年度では・・【所得税の確定申告期間(平成20年1月28日~3月17日):24時間  
通常期:月~金曜日(祝日等を除く)の午前9時~午後9時】と、かなり改善されていると思います。


『今後のシステムや運用等の改善を進めていく際の参考とさせていただきます』とありますから、
今後も期待しています!

平成19年度のアンケートの結果はこちら


◆「第2回e-Tax推進特別委員会」に行く

2008-06-20 21:47:12 | e-Tax関係
防府法人会主催の「第2回e-Tax推進特別委員会」がありました。

ちなみに、平成20年6月13日に更新されたe-Taxの利用件数(平成20年6月2日現在)はこちらです。

防府管内での利用件数は、ポイント的には平均点を超えているという状況のようです。しかし、まだまだでしょうか・・
法人会としても、これからの普及活動・PR活動をどうしていくか、会長さんを中心にいろいろと対策を考えられているようです。これからまず会員に対してアンケートも実施されるとか。
そのアンケート方法なんですけど、「郵送によるもの」を考えていらっしゃるようでした。e-Tax=インターネットですから、「メールによるアンケート」をするくらいの方がよいような気が・・?ぜひ、今回のアンケートには「会社のメールアドレス」を記入してもらって、法人会で登録しておくのがよいのではないでしょうか?

*写真は、参加メンバーの中の防長文具株式会社の宮田社長さんにいただいた手作りピンブローチです。
社長さんは、自ら山陰の海に貝殻を拾いに行って、ひとつひとつにその季節にあったお花を描いているそうです。大きさの比較にボールペンを置いてみましたが、どうです本当に細かい絵でしょう!繊細な作品にびっくりです。

◆「e-Taxソフト操作マニュアル」のホームページ掲載

2008-06-19 16:25:36 | e-Tax関係
今まで、e-Taxソフトで提供されていた「e-Taxソフト操作マニュアル(利用者がe-Taxソフトを利用する際の手順等について説明したもの)」が、国税庁のe-Taxホームページのマニュアルコーナーにも掲載されました。また、「よくある質問(Q&A)」等からも参照できるよう改善されています。

マニュアルコーナーの「e-Taxソフト操作マニュアル」(平成20年4月版)

このマニュアル、PDF形式でとても見やすいものになっています。

つい先日も「印紙税、消費税を電子納付したいのですが・・」という質問を電話で受けました。まだe-Taxを導入されていない企業さんです。そんなときも、マニュアルを見てもらえればとても分かりやすいのだけれど・・と思いながら電話の向こうとこっちであれこれとやりとり。こんなときも、これからは、パソコンをさっと立ち上げてもらってすぐに解決できそうです。

とにかくe-Taxの普及には、まだまだサポートが必要だと思います。これからも改善されていくことを願います。

◆日本税理士会連合会電子認証局のICカード更新

2008-06-17 09:00:26 | e-Tax関係
昨日、新しい「日本税理士会連合会電子認証局のICカード」が届きました。

本人確認が必要な郵便で届くので、身分証明書と印鑑を持って郵便局へ取りに行きます。文書は事務所あてに届いていますので、身分証明書の住所とは違います。よって、税理士証票も一緒に提示することになります。

事務所に帰って早速更新しました。

『電子証明書の更新等について』は平成20年5月16日の日記にも書いていますので、ぜひ参考にしてください。

今回の私の場合は、「公的個人認証サービスに基づく電子証明書以外の電子証明書を利用している場合」に該当します。
この場合は、元のカードと新しいカードとが手元にある状態での更新となりますから(e-Taxに登録している電子証明書及び更新する電子証明書の双方が有効な場合)、 e-Taxソフトの「メニュー」→「利用者情報登録」→「電子証明書更新」から電子証明書を更新することになります。

「電子証明書更新」をクリックすると、新しいカードを入れるよう指示がでます。
そして、次にその新しいカードの【ユーザーPIN】を入力します。
新しいカードの【ユーザーPIN】は、送られてきたカードが貼付してある用紙の下部に記載してあります。

<!>重要 この用紙は大切に保管してください 紛失された場いいでも照会には応じられません と赤字で書いてあります。(失くさないように気をつけなくちゃ)

その後、旧カードを挿入し、旧ユーザーPINを入力します。
これで更新は完了。指示どおりに行えばよいので、特に難しいこともありませんでした。


そして、次にPIN(パスワード)の変更をするのであれば、次の方法になります。

①ICカードマネージャーを起動します。
 <スタート>→<プログラム>→<ICカード発行キットVer3.0カードマネージャーRTL>→<ICカードマネージャーVer3.06>

②<パスワードの変更とロック解除>タブを選択して、<処理種別>の変更欄にチェックし、<更新>ボタンを選択します。

③パスワードの変更が表示されますので、【旧パスワード(通知書に書いてあるもの)】と【新パスワード(自分で決めたもの)】を入力し<OK>ボタンを選択します。
 
パスワードの入力を5回続けて誤った場合、パスワードはロックされてしまいます。
ロック解除方法は・・これもICカードマネージャーから行います。
先ほどは<処理種別>で<更新>ボタンを選択しましたが、今度は<ロック解除>ボタンを選択します。
<パスワードロック解除>ダイアグラムが表示されますので、ICカード送付用紙に記載されている【ロック解除PIN(ロック解除用パスワード)】を入力します。
この【ロック解除PIN】は恐ろしく桁が多いです。私は絶対に覚えられないわ・・  いざというときやっぱりあの用紙は大切ですね。きちんと保存しておきます。

(2008.6.18追記)
他の支部の税理士の方より質問の電話がありましたので追記します。
同梱されている「CD-ROM」は、初めてICカードを使う場合にのみ使用します。
今まで使用していたカードを更新するだけであれば、入れる必要はありません。ご注意ください。

(2008.6.24追記)
すみません、今回バージョンアップしていますので、やはりインストールが必要のようです。あいまいな情報を記載してしまい申し訳ありませんでした。3.0のものをアンインストールしてから、今回の5.0をインストールしてください。よろしくお願いします。

◆電子申告に関する要望事項

2008-06-09 09:44:30 | e-Tax関係
日本税理士会連合会のホームページに、国税庁に提出した「電子申告に関する要望事項」が載っていました。

【メッセージボックス、お知らせメール】
【電子申告利用者に対する次年度の案内】
【電子証明書、電子署名】
【利用者識別番号、開始届出書等】
【税額控除】
【確定申告書作成コーナー】
【添付書類の省略】
【入力文字数】
【受付サーバー、e-Taxホームページ】
【eL-Tax】
【その他】

主に所得税の確定申告時期に問題だと思ったことが、要望事項に織り込まれています。

操作方法などはこれから改善されていくとして、私が一番お願いしたいのは、【電子申告利用者に対する次年度の案内】等のところです。
電子申告をした場合には申告書や手引きなど何も送付されないので、所得税の予定納税額の有無、振替納税の有無を把握することが大変困難なのです。何らかの方法で、確定申告のときに納税者及び税理士への情報提供を行ってほしいと思います。

e-Taxについては、今月また会議が予定されていますので、情報交換などしっかりしてこようと思います。参考事項があれば、またこちらのブログで報告します。




◆e-Tax《保管されている書類の提出のお願い》の文書

2008-05-30 23:54:55 | e-Tax関係
1ヶ月くらい前から、『e-Tax(国税電子申告・納税システム)をご利用された方へ《保管されている書類の提出のお願い》』という文書が、税務署から郵送されてきている方がいらっしゃるようです。

文書の内容はというと・・
まず日ごろの税務行政に対するお礼の言葉と、次に所得税の確定申告のe-Tax利用に対するお礼の言葉。続いて本題『所得税の確定申告を電子申告で行う場合、医療費の領収書や源泉徴収票等の添付書類は、その記載内容を入力して送信することで提示または提出の省略(添付省略)が可能となりましたが、税務署においてはその記載内容を確認することができることとされております。
つきましては、ご多忙のところ恐縮ですが、○月○日までに同封の返信用封筒を使用いただき、平成19年分の所得税の確定申告書にかかる次の書類を税務署まで送付いただくようお願いします』というもの。
【次の書類】というのは、送付してほしいものにチェックが入っているという様式になっています。(給与所得の源泉徴収票や生命保険料控除の支払額の証明書など)

今回の『提出依頼』は、どうもランダム抽出のようです。
そこから更に申告の内容などを見ての抽出があるらしいです。(その内容と抽出比率は当然「秘」ですが・・)
添付省略が今回から初めてなので、税務当局も対応をいろいろと考えているのだと思います。

そして、提出したあとはどうなるのか?というと・・
チェック結果も郵送されてくるようです。問題ない場合「引き続き電子申告のご利用をお願いします」となっているようです。

申告前から「あとで確認させてもらう場合がありますよ」と聞いていますから、一定期間が過ぎての提出依頼も仕方ないですね。ただ、関与先様からはこういった文書が届いたという話はまだ聞いていませんので、運よく(?)抽出からもれているのかもしれません。


◆e-Taxを利用しての「第三者作成書類の添付省略の制度」について、2月25日の日記にも書いています。



◆住基カード交付急増~所得税控除が後押し

2008-05-21 10:08:50 | e-Tax関係
昨日の読売新聞の朝刊に、「住基カード交付急増~所得税控除が後押し」という記事が出ていました。

昨年9月以前の平均と比べると、今年2月の交付はなんと5倍以上の21万枚余り。(総務省まとめ)
2月に始まった確定申告で、同カードを使って国税電子申告・納税システム「e-Tax」を利用した場合、所得税を最大5000円控除する制度が導入され、低迷していたカード普及を後押ししたことに、とのことです。

また、この住基カード関連で、他の記事もみつけましたので紹介しておきますね。
「住基カードを無料化」というものです。これでまた普及が広まるのではないでしょうか?

221自治体が住基カード無料化=国の財政支援で急増-総務省調査(時事通信) - goo ニュース

住基カード~国民の氏名、住所などの情報を全国の行政機関が共有する住民基本台帳ネットワークの本格稼働に伴い、平成15年8月から自治体が交付している。カードのICチップに、国民に割り当てられた11けたの住民票コードなどの個人情報が記録されている。住民票の写しの取得や、インターネットで税務申告する際などの本人確認に使え、写真付きの身分証明書にもなる。


◆e-Tax『電子証明書の更新等について』

2008-05-16 17:22:15 | e-Tax関係
昨日、日本税理士会連合会より「電子証明書発行申請書在中」という大きな封筒が届きました。
そこで今回は久々に、e-Tax関係のことについて書きたいと思います。~『電子証明書の更新等について』


e-Taxに「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」を登録している方で、3年の有効期限が切れて、再度、電子証明書の発行を受けた場合、そのままでe-Taxを利用すると「エラー情報 :電子証明書が未登録、又は登録された電子証明書と一致しません」と、エラーになってしまいます。

一体どうしたらよいのでしょうか?

その場合は、
e-Taxソフトの「メニュー」→「利用者情報登録」→「電子証明書登録」で電子証明書を再登録してから、電子署名を利用することが必要になります。(「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」により「電子証明書の更新等」の届出をしなくてよい)

間違えやすいのは、「利用者情報登録」で「電子証明書更新」してしまうこと。
「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」の電子証明書の更新なら、「更新」ではなく「登録」で 上書きとなります。
(「更新」だと、新しい証明書のほかにいままで使っていた古い証明書も指定するよう要求されてしまいます。 住基カードで公的個人認証の証明書を取り直したら、古い証明書はもう住基カード内にはなく、選択しようがないのです)

そしてそして、もうひとつ重要なことが!
この【電子証明書の再登録】は、【市区町村の窓口で更新手続を行った日の翌々日以降に行う】ということです。
市町村での更新手続きが申告期限ぎりぎりにならないよう、本当に注意が必要です。


次に、「公的個人認証サービスに基づく電子証明書以外の電子証明書を利用している場合」はどうでしょうか?
この場合は、元のカードと新しいカードとが手元にある状態での更新となりますから(e-Taxに登録している電子証明書及び更新する電子証明書の双方が有効な場合)、 e-Taxソフトの「メニュー」→「利用者情報登録」→「電子証明書更新」から電子証明書を更新することになります。
 

もうひとつ考えられるパターンは、e-Taxに登録している電子証明書の有効期間が満了している(失効している)場合があります。この場合は、
新規に、有効な電子証明書を取得するとともに、納税地を所轄する税務署に「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」により「電子証明書の更新等」の届出をすることが必要になります。


参考
【税理士のみなさんへ】日本税理士会連合会~電子認証局からのお知らせ 平成20年3月24日~

重要事項
 現在、当電子認証局が発行している電子証明書(ICカード)は、本年9月30日に一斉に有効期限を迎えます。
 そこで、電子認証局では4月1日から、平成25年3月31日を有効期限とする次期電子証明書を発行いたします。
 つきましては、次に掲げるスケジュールで、会員各位の事務所宛に、次期電子証明書の「発行申請書兼利用同意書」を郵送いたします。予めご承知おきくださるようお願いいたします。

 3月中旬 東京会、東京地方会、千葉県会に所属する会員
 4月中旬 関東信越会、近畿会に所属する会員
 5月中旬 北海道会、東北会、名古屋会、東海会、北陸会、中国会、四国会、九州北部会、南九州会、沖縄会に所属する会員


どのパターンにあてはまるのかよく考えて、【登録】か【更新】か、はたまた再度の【届出】が必要なのか、間違えないようにしないといけないですね。



◆e-Taxの受付時間の拡大について

2008-04-04 13:15:02 | e-Tax関係
国税庁のHPに、『e-Taxの受付時間の拡大について』というお知らせが掲載されていました。

「うゎ~い!せめて午後12時くらいまでになってると嬉しいな!」と思って見てみたら、朝9時開始だったのが30分早くなって、午前8時30分からとなっただけでした。(平成20年4月14日以降、拡大)

先日の会議のときも、「あんな時間制限があるなんて、もしかしたら人間がずっと機械の前についていて手作業でやっているのかもよ~(笑)」なんて冗談が出ていましたが、本当にそうなのかも?と思ってしまいます。ネット環境もいまや24時間が常識ですものね・・

でも、こんなふうに少しずつでもよいから改善していってほしいですね。

私の希望としては、誰がやっても1回目からサクサクとできるような、簡単な操作のソフトにしてほしいということですね。確かに、何回もやるうちには慣れてくるかもしれませんが、そんなひとばかりではないですし(私も含め)。みんなが使えてこそ、みんなの税金で作った、みんなのためのソフトだと思うのです。

◆第1回e-Tax推進特別委員会に行く

2008-04-03 10:19:50 | e-Tax関係
昨日、防府法人会主催の「第1回e-Tax推進特別委員会」に行ってきました。

『第1回』というところで、「あぁ、新年度になったんだな」と改めて感じたところです。
現在のところ、防府法人会会員企業の方々のe-Tax利用の状況は、「法定調書」や「各種届出書」の提出はかなり増えているようです。ただ、法人税の申告書の利用がちょっと伸び悩み・・
消費税はまだよいのですが、法人税となるとかなりボリュームがあるので躊躇されるところも多いと思います。
税務署からも担当統括官が来られていましたが、「まずは別表一だけでも挑戦してみてください。あとは全部ペーパーで提出されてもよいです。まずは体験してみてください!!」と、お話されていました。

確かに、まずやってみないことにはどんなものかもわかりませんよね。
どんなに「便利」と言われても、確かめるのはやってみること以外に方法はないのですから。