うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

長浜のまち

2010年08月18日 | 日記

実家の隣町「長浜市」。 (最近、市町村合併で私の実家も長浜市となったが)

豊臣秀吉がはじめて構えた「長浜城」の城下町であるこの町は
全国的に見ても貴重な「町おこし」に大成功した町だ。

琵琶湖を望む、風光明媚なこの町、私が高校生のころは様々な経済活動が国道バイパス沿いに移り
駅前はかなりさびれた 「シャッター通り」 寸前だったのである。


 はじめはこの一角だけだった。


それが今から約15年ほど前、古い商家や蔵の建物を活かした「再生活動」がスタートした。

ガラス細工の工房を中心とした町おこしは、その後どんどんその輪が広がり
今では観光客がどっさり訪れる、一大観光地にまで成長してしまったのである。


 東西南北にどんどん広がっていった


ガラス細工のみならず、地元の食材を販売する店、おしゃれなレストラン、バー、カフェなどなど・・・。
私が住んでいた頃には考えられなかったようなおしゃれな街並みが広がっている。


しかもほとんどが既存の建物を利用したものばかり。
まさしく 「町の再生」 である。


 昔の商家をそのまま利用


 こんな街並みが延々と広がります


じっくり見て歩くと一日くらいかかるでしょうか。
しかも、「いかにも観光地!」といった趣ではなく、日常生活がいい感じに織り交ざっているのがいいところです。

かなり優秀な外部コンサルタントが入っているものと思われます。
そして「建築条例」をはじめとした、各種法的な仕組みを町がしっかり整備してバックアップしているのがわかります。



  

こんな路地も魅力的、パリでいうところの「パサージュ」のような雰囲気があります。





ステンドグラスの体験工房。このような体験型の店が多く存在します。





昼ビールスポットもありますよ・・・。






このような「一休みスポット」も点在。


最近ではガラス工芸のみならず、染色、陶芸などの様々なアーティストが拠点を構えだしているようです。
ニューヨークのソーホーみたいになったりして。

今後の展開が楽しみな、マイホームタウンのご紹介でした。


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