うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

無事

2011年03月14日 | 日記
今日の日中、心配していた知人の方と連絡が取れた。

息子の通っていた小学校の友達のご家族だ。
家族全員無事だという。
本当に優しい方たちで、よそから来た僕たち一家に本当に優しく接して頂いていた。

しかし家は津波に流されてしまったという。
海岸線から比較的内陸に入った場所だったが駄目だった。
彼の家から海に向かった一帯のエリアは、全てなくなってしまったのだそうだ。

津波は本当に巨大だったようで海岸の防砂林の上から襲ってきたという。
イメージが出来ない。
とにかく心が痛い。

そんな悲劇の中、消防団員として丸二日間、遺体の収容作業に尽力された。

もし自分が同じ立場だったらそんなことが出来るのだろうか。
状況を知るのが怖くて電話すらできなかった自分を恥ずかしく思う。

今日からは原子力発電所の件もあり、内陸部の親戚の家に身を寄せるという。
とにかく今日はゆっくり休んでください・・・本当に本当にお疲れ様でした。



首都圏は今日から計画停電に入りました。

報道を見ているとさまざまな「不満の声」が聞こえてきますが
僕は地震発生からわずか3日目での東京電力のこの対応はスピードがあると思います。
さまざまな解析をし、全面停電を回避しただけでもすごいと思うのです。

これは被災地の方に協力できる「最低ラインの協力」だと思います。
わずか300キロ離れた場所で、全て失った方々が沢山いるという事実をしっかりイメージしてほしいと思います。

被災した方々の心にしっかり心を寄せる。
同じ国に住む僕たちが、まずやらなくてはいけないのはこのことなのではないでしょうか。



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