【石川化石木の分布図(錦織東・彼方地区)】
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2018年7月29日:台風12号、8月23日:20号、9月4日:21号と 相次いで近畿を襲った台風で石川は増水し、河川敷内の流路がかなり変わりました。
それに伴い、富田林市錦織東二丁目・彼方の高橋下流部の100万年前の樹木の化石「石川化石木」の形状も大きく変容しました。
不明のなったもの、大きく破損して変容したもの、新たに出現したものなどを今回まとめました。
【C-6地点】 北東から撮影 2018.12.18.16:52
*上記分布図をクリックして別窓の「blogimg.goo.ne.jp 」と比較してみていただくと解りやすいです。
昨年2月28日流路が変わった時に発見されたC-6。現状は土砂がかなり堆積して埋もれた状態になっています。
〈画面をクリックすると以前の状態が見れます〉2017.3.1.撮影
【C-6地点】 東側から撮影した写真
【C-6地点】南側(上流)からの川の状況
〈画面をクリックすると以前の状態が見れます〉 2013.6.5.撮影 最初に化石木を発見した当時、A・BポイントとDポイントの間に、立木の見える中洲がありましたが、2014.9.18.の台風18号の時の増水で消失しました。
【C-8地点】今回発見された倒木と思われる化石木
【C-7地点】昨年2月に新たに見つかりました。
〈画面をクリックすると以前の状態が見れます〉2017.3.1.撮影
【A地点】
〈画面をクリックすると以前の状態が見れます〉2017.3.1.撮影
【A地点】
〈画面をクリックすると以前の状態が見れます〉2014.1.23.撮影手前に消失したBが写っています。
【C-4地点】
〈画面をクリックすると以前の状態が見れます〉2014.12.12.撮影
【材化石】
材化石も新たに見つかりました。
【材化石】
周りの粘土層に炭化物が混じっているようです。
【材化石】
木の根っこのような材化石
【材化石】
アケボノゾウの足跡化石の可能性
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アケボノゾウ足跡化石の可能性 拡大図
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大きな花崗岩の巨石
深溝井堰(ふこうどいせき)
下流部の水田を利水するゴム引起伏堰(風船ダム)ですが、冬場は用水を使わないのでしぼんでいます。
そのおかげで、川の水位が低下し、それまで川底にあったものが見えてきました。毎年この時期は水量も少なく一番観察できる時期です。
みなさまもこの時期に観察してみてください。
この井堰がコンクリート堰なら、ここの化石木の発見はありません。
関連記事:石川化石木 新たな発見! 2017.2.28. 2017.3.2.
その後の石川足跡化石・化石木 2016.10. 2016.10.21.
撮影:2018年12月18日
2018年12月28日(HN:アブラコウモリH )
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