午前中は、車の洗車とオイル交換・買い物でお昼になってしまい昼からNOVAの収納ボックス作りをしようと思ったんですが、プラスチック用のブレードを出して見ると錆が浮いたりヤニがチップにこびりついています。
もう1年以上 テーブルソーのブレードメンテナンスをしていなかったので、急遽すべてのテーブルソーのブレードを優先してクリーニング作業することにしました。
作業前の状態はこちら かなり汚いですね。
Wの左下の光っているチップは、下の茶色になっている液で磨いた後の状態、それ以外はヤニがチップに付着しています。
茶色の液体は、錆・ヤニの汚れが沈殿して変色したものです。
磨く前の状態
ちょっと分かりずらいですが清掃後の状態です。
ヤスリとか研磨材で研磨するとエッチング文字(?)まで消えてしまうのでこの液でクリーニングするのが最適かと私は思っています。やはりアメリカは木工大国です。こんな物まで売っているんですから...
ブレードの直径は10インチ[255mm(だったと思いますが...)]これを入れるのはステンレスのバットです。ブレードを回しながら歯磨きブラシとピンセットを使って表・裏を丁寧に磨きます。
バットがホーローだとチップの先端で傷が付きますのでホーローが剥がれる恐れがありので向きません。間違っても複数枚ブレードを入れてはいけません。チップ同士が当たって欠けたりするのを防止する為です。
液の量は、バットにブレードを入れたらブレードが隠れる位が適当です。
液が多いと歯ブラシで磨いた状態が 良く分かりませんし液が跳ねて危険です。
これが清掃用の液体です。
ブレードを浸して少し時間を置くとヤニがすぐ取れます。ゴシゴシと歯ブラシで磨くと表面に浮いた錆はピカピカとは行きませんがまあ納得のいく状態にはなります。
チップ部分は奇麗に汚れが取れて ピカピカになります。
この清掃中にFreudのブレードが1枚、チップが無くなっていた所が1ヶ所、その隣が少しチップが欠けていたのが1ヶ所見つかりました。これは機を見つけて修理に出そうと思います。
WOODWORKER 2のブレードは3枚持っていますが1枚は何年か前に日本でチップを3ヶ所修理したブレードです。
左からForrestのブレードを5枚、その右はFreudのブレード4枚、それに7-1/4"を2枚 錆、ヤニが取れたら直ぐ水洗いして液を洗い流し、天日干し後CRC-556を吹き付けて終了です。結構時間がかかりました。
ブレードのメンテナンスが終わったので、早速ボックスの蓋部分のプラスティックをカットしました。チップの汚れ、ヤニが取れるとブレードが回転する時の風切り音が違ってきます。それに材料をカットした後のキックバックになる確率がぐっと違う様に思います。
プラスティック用のブレードだと木材と同じ様に切れるのが良いですね。
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