木工と海外通販大好き

アメリカの木工機械、電動工具大好きの徒然日記

Round Bun Footの仕上げ

2010-11-24 23:07:04 | 作品
今日、仕事から帰ってからRound Bun Footの仕上げをしました。
前回サンディング・シーラーを塗った状態で放置して置きましたが今日、余分な箇所をカットした後Lee Valley & veritasで購入したLathe Wood Buffing SystemをJetのLatheにセットして使用して見ました。Buffの横にはどのBarを擦り付けるか記入してありますのでこれらを擦り付けてTripoli Bar、Diamond Bar、Carnauba Barの順序でBuffingしたのですが素晴らしい仕上がりで光沢、手触りともプロの仕上がりと思う程でとても吃驚しています。(この順序で合っているか自信がありませんが...)
購入時、結構な価格がしますので躊躇しましたが今になって購入して正解でした。やはり、使って見ないと分からないものです。

EEEウルトラシャインを塗布した後、このLathe Wood Buffing Systemを施した場合とサンディング・シーラーを塗った後、400番でサンディングした後Lathe Wood Buffing Systemを使用した場合、後者の方が光沢、手触りとも優れている様です。
夜間だとこの光沢の良さが分かりずらいので天気が良い日に撮影して掲載しようかと思っています。

お寺の雑木を頂きました

2010-11-21 21:30:57 | 樹木・木材
11月20日、家内の実家に行く途中車でいつものコースではなく農道を通って行きました。
そうしたらお寺の道の斜面に伐採した木が放置してあるのを発見しました。家内と孫を里に連れて行き、再度引き返してお寺を尋ねて見ました。奥さんが出てこられて雑木を頂けないでしょうかとお願いしたら多分いらない木だと思うけど主人に聞いてみないと分からないとの返事。生憎とご主人が不在で確認が出来ないので帰って来たら聞いて頂けることになり使う目的の説明と名刺を渡してその日は、家内の実家での用事を済ませて帰宅しました。

大体いつも聞かれるのですが何に使うんですか? という質問を受けます。丁度この日にアマゾンから届いた「Learn To Turn」の洋書を車に入れていたのでこの本の中のこんな用途に使うんですと説明がし易かったです。Turningの勉強は講習を受ける事が出来ればバイトの使い方とかの進歩が早いんでしょうが、こんな田舎ですと洋書から知識を得るかもっぱらYouTubeの動画から知識を得て実際使用しての技術の習得しか得られないのが現状です。

さて、本題に戻りますが翌日朝、9時に電話をくだんのお寺さんに電話を入れると住職さんが出ていらっしゃって無事雑木の持ち帰りの了解を得る事が出来ました。普段、車には木をゲット出来た場合に備えて剪定用のノコギリは入れています。ですが木を持ち帰る場合適当な長さにするのに時間が掛かるし、太い丸太だとこれでは間に合いません。朝7時に起き食事後、チェーンソーの持ち出し準備をしておきました。前回チェーンソー使用後目立てをしておきましたので切れ味は問題ありませんでした。
朝、電話をした時到着時間を言っていましたら住職さんが待っておられました。勿論、騒音等の事がありますのでチェーンソー使用許可を得たのは当然の事です。



立てかけてある木が今回頂いた物です。木の種類はよく分かりません、樫の木がいく本か入っているのでしょうか
家の回り等に頂いた木が切って置いてありますが、もうこれ以上置くスペースがありません。(嬉しい悲鳴です - 笑)
チェーンソーを持って行って正解でした。チャップス、ヘルメットも勿論一緒に持ってです。
これで今年、4度目の樹木ゲットでした。
この写真は、持ち帰り後孫に手伝ってもらって木の切り口にGreen Wood End Sealerを塗っている最中撮った写真です。
孫も年が明けたら5歳になります。

Wooden Malletを2つ作って見ました。

2010-11-17 13:56:47 | 作品
Wooden Malletを2つ作っていましたがサンディング・シーラーがやっと落ち着いて来ましたので仕上げをしました。



T型のWooden Malletは、丸棒の固定Jigを作った後、ドリルプレスで材料にレーザー光を当てて切削面を決め、フォスナービットで直径1"の穴を掘りました。材料はケヤキです。丸棒の直径は、58.5mmです。長さ165mm。
フォスナービットが突抜けない様に何回かに分けて深さの調整をしました。固定は、Titebond 3 Waterproof Glueを使用。



右の材料は、ナラ(たぶん?)です。



蟻形組み接ぎをする時に使おうと作って見ました。樹皮が残っているのも趣があって良いもんですがこのまま樹皮が取れなければ良いんですが...。力を入れて叩く事は無いので長さは此のくらいで十分ですがもう少し柄の長さがあるとバランスが良かったかもしれません。
仕上げは、オレンジワックスを使用しています。

クリの木を頂きました

2010-11-12 21:30:20 | 樹木・木材
今日は、田舎の方に仕事に行った際、休憩時間に車を走らせているとクリの木が伐採されて敷地の道路側に並べてあるのを発見しました。
さんざん迷った末、持ち主の方を探しいつもの弁で「つかぬことを伺いますが伐採されたクリの木は何かに使われる予定はありますか、もし、出来ましたら1つ頂けないでしょうか」と尋ねました。
80歳くらいのおじいさんでしたが椎茸のほだぎにしようかと思っているが持って行っていいよと言って頂きました。「しかし、芯は古木で腐っているので芯を外したところならつかえるかとおもうんじゃがどれがいいのかな」と一緒に見て頂きました。確かに芯を外せば良い木もあるんですが何しろ60年くらい経った木なので幹の直径は太い所で40cm以上はあります。
良い所もあったんですが長さが1mを超えているので1人で持てるサイズではありません。チェーンソーは無いし、かといってノコギリでごしごし切る訳にはいきません。



伐採されたどの木にも大小の差はありますが芯に腐れが出ています。おじいさん曰く「クリは芯に腐れが出る木なんじゃよ」と話をしてくれました。これを何と言うか教えて頂いたのですが忘れてしまいました。
「樹齢はどのくらいですか?」と質問したら「この木は自分が植えて60年が経過したかな?」とおっしゃっておられました。
幹の下部から上部に向けて全般的に腐れが出たため伐採されたようです。
一人で持てるサイズで良さそうな所を1つ頂いて帰りました。それでも重さは25kgはありそうです。痛んだ所をよけたらどのくらい取れるやら楽しみではあります。
山間部の方に仕事に行った際の楽しみはこんな所にあります。断れてももともとなので思い切って話をして見ると意外な結果もありますのでチャンスは逃がさない様にしたいものです。

Bun Knob等を作ってみました

2010-11-11 20:07:13 | 作品
久しぶりに投稿です。
先日は、4歳の孫に頼まれてトレイで使うStep Stoolをタモ材で作りました。市販品のフレームパイプの子供用椅子では場所を取るし高さが足りないので久しぶりの木工となりました。



大人では洋式のトイレは高さが丁度良いですが、身長110cmの孫ではトイレの蓋に子供用の便座をセットするとよじ登る様になり使いにくかった様です。2段のStep Stoolを当初幅310mm×高さ310mm(上段)×奥行き240mm、下段の高さ160mmで作ったんですが高さ310mmでは高すぎて孫に不評の為、30mm足部分をテーブルソーでカットしました。
塗装は私の好きなローズウッド色で仕上げました。只、これだけでは寂しいので5mmのシナベニアを使用し孫の名前をスクロールソーで彫り貫きDark Forest Green色でペイントしました。



さて本題は、上記の作品を作った後、材料の整理とLatheの練習の為、Bun Knobとチェスト用の足にしようと思い2週類のRound Bun Footを作ってみました。



Bun Knobは、ナツメの木です。
Round Bun Footは、桜の木です。
サンディングは、80番、120番、180番、220番を使いしました。
ナツメの木は白い所のクラック早いので、ワシンの2(Two)ウレタン下塗り液(サンディングシーラー)主剤300ml+硬化剤150mmを使って見ました。
乾燥時間(20℃):約2時間とありましたがハケ塗りの場合、専用薄め液を30%加えるとあり目分量だった為か24時間経ってようやく乾いたかな~という感じです。(分量を間違えたかな~)
これを材料に塗っていた時は、防毒マスクタイプを使用していて気がつかなかったんですが、臭いが廊下迄漂って凄い事になりました。注意書きには書いてありましたがここまで凄いとは思っていませんでした。換気には十分な注意が必要です。

Skewの使い方が少し分かったかな~と言う所です。時に油断すると「ガッ」っと刃先が材料に食い込んで「ワオッ」ということになりますがこればっかしは数を重ねることしかありませんね。もちろん刃先をしょっちゅうトルメックで研ぐ必要はあるんですが...
それと作業後に細かい木屑(数ミクロン程度)が帽子、フェイスマスク、防塵マスクに付いているのを見るとこれらを使用しなかった時の体への影響度を考えると怖い物があります。もちろん集塵機は稼働させてはいますが...

今の段階は下塗り状態ですのが乾燥したら320番か400番で再度サンディングし、EEEウルトラシャインかオレンジワックスで仕上げようかなと思っています。