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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

台所のDIYリフォームのお話 排水工事

2017-03-12 03:39:16 | 自宅のキッチンDIYリフォーム
キッチンリフォームの続きになります。

床下をやり直して、カットした捨て貼りの合板を敷き並べたのが前回の事。






お次は床下からの冷気を遮断するために断熱材を入れるのと給排水の工事。

床下に詰める断熱材といえば“スタイロフォーム”
発泡スチロールの板の俗称かと思うくらいメジャーな商品ですが調べたら「ダウ化工株式会社」の商品名でした。
似たようなのが“テフロンで、こちらは「デュポン」の商品名。一般名称はフッ素樹脂。
調べてみたら“ラジコン”は増田屋コーポレーション、“デジカメ”は三洋電機の登録商標ですと・・・、知りませんでした。


取り除いていたスタイロフォームを元の場所に戻してはめ込んでいくのですが、元あった場所が分かるようにマーキングしてたはずが、面出しするのにカンナを
かけたせいで消えてたりと、並べ直す作業ひとつにしても無駄に時間が過ぎ去ります。
一つ一つが要領悪いです。










本来なら給排水や断熱材の施工が終わってから、捨て張りを貼ってフローリングを貼るってのが普通な気がするのですが、
プロと違って経験も無いですし、図面も無く成り行きで進めているのである程度の区切りまでしないと、その先が見えません。

それと仮にでも捨て板の合板を敷いておかないと資材を置いておくスペースが無いので、効率の悪い進め方になってしまっています。

生活しながらのリフォームは面倒でもあります。



部屋の隅っこに鎮座する温水器。無駄にスペースを取るので移動させたいですが、それはまた次回。
とりあえず隙間から冷気が上がってこないようにスタイロフォームをつめます。
これが意外と面倒。

それと温水器の給水パイプから新しいキッチンユニットに水を引くので分岐をどう取るか考えないといけません。
30年くらい使っているので故障も考えられるので、温水器の交換ができるように配管しておかないと・・・そんなことがあるので検討時間が
より長くなってしまいます。










モノ作りが丁寧で上手だった親父はそのせいもあってか色々と構想を練ってしまい過ぎなところが多くありました。
元は資材を置いたりするために増築したこの部屋も、水冷式のエアコンを付けようと給排水がしてあったり、手洗いのシンクや洗濯機を置けるようにと
これまた別に給排水があったりと、数えたら壁に水が2系統にお湯が1系統、それに床に水が1系統、排水は常温排水が3系統、高温排水が2系統といっぱい。

電気なんか壁からいっぱい配線が出てますが、今となってはどこにつながっているのかサッパリ。

仕込みは充実しているのですが、悲しいかな完成していないのが親父の悪いところ。その性格におふくろがいつもぼやいていました。



キッチンユニットのシンクから1mほど離れたところに配水管が二つ立ち上がっているので、これにシンクと食洗機の排水それぞれを繋げることにしました。








土間から立ち上がっている排水管のサイズは40。
この“40”という言い方も配管の世界の「呼び径」という独特な規格で、呼び径が「40」なのに実際の直径は48mm。「30」なら外径が38mm。
建築系に多いインチネジもそうですが、その世界の人じゃないとパッと浮かばないです。


で、その直径が48mmのパイプを1mほど横走りさせないとならないのですが、根太が邪魔で1mのパイプが床下に入れらません。
根太を何本外さないとならなのかと悲しくなりましたが幸い1本ですみました。
段取りというか効率が悪いです。











パイプを通してみると水冷式エアコンの給排水管の真上を通ることが分かったのですが、この給排水管ですが、どうやら“やらかした”みたいで、それぞれのパイプが
寄りすぎていて、どうしようも無い状態でした。
コンクリを打つ時に気付けばよかったのに今となっては厄介な状態です。

使わない給排水管というよりも使えない給排水なので無視して上を通しても良かったんですが
「どうせ使わないからそのままその上を通せばいいやん・・・」という声を遮るように
「いやいやそこは使わないでも、万が一使うことになった時にお前がもっと使い物にならんようにさせたと言われるよ・・・」と悪魔のささやきが声が聞こえてきました。

悩んだ末に後から何とかなるように、寄りすぎないような取り回しにすることにしました。









シンクの方の排水パイプの長さや取り回しがなんとなく分かったのでお次は食洗機の排水。
いざ排水パイプをはわしてみたら何となく勾配が少ないような。

キッチンユニットの一番端に食洗機があって排水の立ち上がりまでの距離が長く、床下の空間高さが低いのでどうしても勾配が弱くなりがちなのですが、実際に状況を
この目で見ると大丈夫な気もする反面、仮に排水が悪いとなると後で床を剥がしてやり直す必要があるだけに躊躇します。

食洗機の排水量を想像しても、経験がないだけにこれと言った確証が持てず踏ん切りがつきません。









なんとか勾配を付ける方法を考えましたが、良い案が浮かびません。

いろいろと考えた末に思いついたのがダメダメな水冷式エアコンの給排水管。
距離が近いので十分に勾配もとれそう。

給水栓のハンドルの下にチョコッと見えるのが常温排水の塩ビパイプ。
こいつを生かすにはこのハンドルを何とかしなければなりません。
でもハンドルの位置を変えるにも高温排水のパイプが立ち上がっていて給水栓を回せません。

嗚呼、負の連鎖。

親父はこれを見てどう思ったのか生きてたら聞いてみたかった。










塩ビパイプの方が柔らかくて動かしやすいと思ったので給水パイプの根元のコンクリートをハツって何とか逃がせないかやってみました。

土間はこれまでの作業の合間に何度も何度も掃除機を掛けて綺麗にしてきたのに、ほこりまみれで悲しいです。










結局、ちょっとハツったくらいではどうにもならないので給水栓をぶった切ることにしました。

元栓を締めても室内に残った水が戻ってくるのでそのまま切断すると水浸しになります。
ホースを繋いで水を抜いて・・・・。
それでもジワジワと水位が上がってきて漏れ出すので口で吸って吐き出して・・・の繰り返し。

何度も何度も綺麗にした土間なのに・・・悲し。











切れた・・・。
けど、勿体ない。

疲れたけど、何よりむなしい・・・・。









給水栓を切るのが勿体ないから最後の手段にしていたのに、結局切るならハツらんでもよかった。

でも取れたからスッキリ。









また掃除した。
綺麗なのが好き。









ネットで給排水の施工についてあれこれ調べたら、食洗機の排水は耐熱性のある塩ビパイプを使う必要があるということが分かったのですが、これが結構高いんです。
給水の方も、昔は塩ビパイプを接着剤で繋いでいくしか無かったのが今は架橋ポリエチレン管というチューブがあって、自由に引き回せるので施工も簡単で主流になっているとか。

ネットの方が安いのと、品揃えが多いので現在注文中。




アンパンマン持ってやって来た。






ということで続きはまた今度。

ではまた

台所のDIYリフォームのお話(05) 床束接着と根太の平坦度仕上げと調整穴

2017-02-28 04:14:08 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンのリフォームの続きになります。

キッチンユニットを融通してくれた幼なじみからは「サグラダ・ファミリアの方が先に出来るんとちゃうか」と言われ、思わずツッコミが上手と思ってしまった
自分が悲し。

前回は床束を入れなおして大引きを基礎と固定するところまで。







間取りが広がる部分に貼る捨て張り用の合板を買いに近所のホームセンターへ。
既設の床に使っていたサブロク板が900×1800mmに対して、売っていたJASの普通合板が910×1820mmなのでミミをカットしなければなりません。

自分で切ってもいいですが、最近はカットサービスを利用することが増えました。
以前は直角が出てなかったこともありましたが最近はそんなこともなくて、今回もドンピシャ。
一家に一台パネルソーって思う人も多い気がします。

とりあえず敷き並べただけですが、ビジュアル的に変化が現れるとちょっとテンションがあがります。









「お父さん、来ないで」と言う娘も、ちょっと変化があると楽しいみたいです。








合板を敷いてみたら新旧つなぎ目の辺りで若干、下地に凹凸が有るのが分かりました。
ビスで固定すると解消されると思いつつも、どうも気になって仕方がありません。

レベルをストレートエッジ代わりにして出っ張っている部分を探しカンナで削ります。
浮いていた合板が根太に貼り付くように落ち着くのはたまりません。








床束の高さ調整ですがメーカーの施工手順書には「全てのネダ受金具がスラブに接していること」としか書いてなく、強めに接地させるのはともかく、
弱いと後々、しなってしまいそうで、初めはどれくらい接地させればいいのか検討もつきませんでした。

とりあえず最初はゴム足がコンクリート床に接触するくらいに調整しましたが、どうも座りが良くないというか、足りてないというか、そんな風に思えて
しっくりきません。

実際はこのあと捨て張りの合板とフローリング材が載って、更には家具やら何やらを置くと重みで沈んで問題ないのかもしれませんが、
経験がないだけに良否も分からず、なによりシックリきません。

一通り調整が終わったくらいで何となく揺さぶってゴム足がずれないくらいが良いかと思うようになり、それで仕上げました。








床の下地の調整についてネットを検索したら水糸を張って隙間が均等で高さを確かめるというのがあったのでやってみました。







水糸で見た限りでは1mmも無く、0.5mmくらいにしか無いようでしたが合板を敷くと座りが悪いのが分かります。
やっぱり気になるのでレベルを当ててカンナで削りました。
こんな風なので全然作業が進みません。







接着剤はメーカー純正のモノ。
ウレタン系の接着剤のようです。










接着剤は発泡ウレタンだったようで乾くと少し発泡していました。
確認したつもりが塗り漏れが2箇所ほど。ああオッサン。







階段との接続部分。
コンクリートの床が水捌けのために壁際から中央に向かって下り勾配となっているので、階段自身もそれにつられて若干右下がりになっていました。
レベルをみると両端で4mmほど。
2mm厚のアルミ板を中央に1枚、右端に2枚を挿入。

ステップは体重が掛かると、しなりそうなので下からつっかえを入れてます。







細々としたところで時間を食われます。








チェックしていると根太受け金具が若干倒れているのを発見。
どうやら大引きに使っているツーバイフォー材がねじれるように反りがでてしまっていました。

一度見つけたらあきません。
なんか気持ち悪いです。

ねじれを修正するのに突っ張りを入れたり、隣の大引きと繋いだり。

根太受け金具のゴム足の位置も若干ずれるので接着剤も剥がしてやり直し。

全然進みません。











仕上がりや性能に影響しませんが、それでも直立しているのは気持ちが良いです。









これまた不要かもしれませんが、もし床束が甘くなって歩くとフワフワしたり床鳴りがした時に調整できるように、捨て張りの合板にドライバーを
突っ込めるように、根太受け金具のある箇所に穴をあけておくことにしました。








根太受け金具の場所を割り出して合板にケガいて穴あけ。
面倒でした。






とりあえず捨て張りを貼る手前まで完了しました。
このあとは、床下からの冷気を遮断するためにスチレンボードを切っていれるのと、排水の立ち上げ。

まだまだです。








合間に散歩。







線路沿いの公園なのでいろんな列車が通るのですが、時折普段見ない電車が通ります。

見かけない緑色の電車。
ウィキペディアで調べたら117系と言う電車で湖西線などを走っているとありました。








「お父さん、大好きじゃない」を返上するためにお好み焼きを作りました。

でも借りてきた「となりのトトロ」のDVDに夢中で負けました







翌日、リベンジでたこ焼きを焼きました。







こっちは気に入ったみたいで食べてる間は上機嫌でしたが、食べ終わるとやっぱり「お父さん、大好きじゃない」でした。







ではまた。




台所のDIYリフォームのお話(04) 床束のやり替えと新しい床の下地作り デルタゴンビットとアンカー打ち

2017-02-06 21:40:20 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

娘がインフルエンザになった後、夫婦二人してインフルエンザになりました。
そんなこともありながらボチボチと作業している新しいキッチン作り。

前回は床鳴りしていた床下の部材を撤去して、間取りを広げる部分の床の下地作りの途中まででした、







これまで床の下地は家の土台に固定していませんでしたか、この辺もちゃんとしておこうということで、基礎に固定することにしました。


金具を探してホームセンターを徘徊。
適当なのを見つくろって、合うようにちょっと加工。









手持ちのアンカーボルトを使おうとしたらミリネジじゃあなくてインチだったりして、その度にホームセンターまで買いに走って
効率が悪い。
ミリネジに集約されずに未だにインチが多用されている建築業界。何故なんだろうか。





アンカーボルト用の穴あけ。
真面目にけがいて下穴開けて、それから仕上げまで穴広げて最後に面取り。








チャックを締めたり緩めたり。
回す方向は体か覚えてるはずなのに、時々間違える。

間違えてイラっとするより、間違える自分にイラっとするのでテプラで表示した。
嗚呼、おっさんエレジー。








取り付け場所に合わせて、金具を整えて。
そんななふうだから思うように作業かはかどりません。








アンカー用にコンクリートに穴あけ。
数が増えると気力が失われます。









ドリルビットは親父の代から使ってたもの。
新しい方が楽できるかと思い探してみました。

「キリはミヤナガやぞ」親父の口癖。

ということで、ミヤナガのデルタゴンビット。








最近、娘から言われる言葉。
「お母さん、大好き。 お父さん、大好きじゃない」
が〜ん。








アンカー打った。









こっちも、打った。
面倒な作業からちょっと解放された感じ。







新しく入れる床束。
数が多いから位置出しに墨をひく。
レーザーとかじゃなくて親父の残したチョークのやつ。







束のやり直しができました、








間取りを広げる方の根太もできました。







間仕切りの壁の造作や電気工事。給排水に先はまだまだ。
とりあえず次はレベル調整して断熱材入れて捨て貼り。
排水位置とか分からないからキッチンユニットを仮置きして考えます。

ではまた。


台所のDIYリフォームのお話(03) 間取りを広げる下地作り中 床束は万協フロアーの根太受け金具NUP

2017-01-07 03:38:29 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

正月連休の間、ボチボチとキッチンのDIYリフォームの続きしています。

前回までのがこの写真です。
壁を撤去してフローリングを剥がして下地の合板が見えるところまでをコチラに書きました。







部屋の広さは6畳ですが隅っこに温水器があるので実質は5畳半。
このままでは少し狭いので、入り口側のスペースをつぶしてキッチンスペースに割り当てます。
バイクと自転車が置けるスペースを残して拡張できる広さは約2.5畳。なので計算上8畳間のキッチンになる予定です。

今ある床の下地に合わせて拡張する下地を作るのですが、他に部屋が無いので生活に使う物が置いてあったりその場で材料をカットしたりしないといけないので
余計に時間がかかってしまいます。







大引きですが本当なら100mm角くらいの木材を使うところのでしょうが、手軽さとコストを考えてツーバイフォー材を間隔を狭めにして使っています。
本職が見たら笑われそうですが、なんとなくこれで良さそうなので前も今回もこれで良しとしました。


根太(ねだ)は45mmの角材ですが、既設の根太とは若干寸法が合わず、そのまま大引きに乗せると高さが合わないのでトリマー2mmほど落として合わせました。









床下を支える床束にもいろんな商品があるのですが、ツーバーフォー材に合う床束として見つけたのが万協フロアーの「ネダ受け金具NUP」というもの。
接地部がゴムでできており、経年劣化で痩せてこないかが気になりました。
念のためメーカーに問い合わせましたが実績的に10年間の使用でそのようなことは無いとのこと。

といってもゴム製なので、万が一のために下地の捨て貼り合板にドライバーを通せる穴をあけておいて、フローリングを剥がしたら調整できるように
しておこうかと思っています。




ざっと計算すると90個ほど必要なので、ネットで格安ショップを探して購入。
箱を開けた瞬間、バラバラで箱詰めしてきたのを見てちょっとカルチャーショックを受けました。








作業していると、退屈している娘が覗きにきます。
写真を撮りまくるので最近はカメラを向けると逃げるか変顔をします。






拡大すると・・・

「変顔」







前の時は下地は壁に固定しなくてもキシミ音はしなかったのですが、今回は念のためアンカーを打って固定することにしました。
この辺は素人考えです。








寸法的なものや工法について模索しながら作業を進めているので、付けては外し、はめてはカットし直しと、時間が掛かります。








既設の床ですが、歩くと若干きしむ音がしていました。
原因は床束でした。

当時、気持ち的にも経済的にも余裕が無かったので床束に、電気屋をしていたときに使っていた商品台の足のアジャスターボルトを流用し
不足したところには単管パイプを足代わりに使っていました。







アジャスターボルトは“座り具合”をボルトで調整ができたので問題なかったのですが、単管パイプは手加減でしかそれが出来ず、生活しているうちに
僅かに遊びができてしまったようでした。







なので既設の床下も単管パイプを排除して正しく床束を入れなおします。







作業に使っているマキタのインパクトドライバーは、とら母のじいちゃんが使っていた時の物で、亡くなられた時にもらってきたものでした。
バッテリーがダメだったので互換バッテリーを2個買って、これまで重宝してきたのですが最近そのバッテリーもへたってきました。

バッテリーと本体が似たような値段な電動工具。

このマキタはニッケル水素電池で12Vが主流の時代のもので、互換品で5000円ほどします。2個買うとなると1万円。
今は14.4Vや更に18Vというのになってきているので悩ましいところがあります。






ドライバードリルはパナソニックのもので、バッテリーはリチウムイオンの14.4Vです。

右のは日立のバッテリーではなく100V仕様ものもで、バッテリーの劣化とそのあと掛かるコストを考えて、あえて有線式にしました。
当然ながらいつでもフルパワーですが、これまた当然ながらコードが邪魔です。


当時、トルクの大きさでこれを選んだのですが、こいつは高トルクに加え回転数も高く、それゆえ作業時間が早いと言われていました。
でも実際はそれが災いして使いにくいインパクトです。

回転が早いためネジが思った以上に速くねじ込まれるためインパクトドライバーの押し込みが追従しきれず、よくビット外れが起きます。


電動工具も味付けが重要ということです。


以前、電気工事屋をしている幼なじみにこの話をしたことがあるのですが、「電気屋さんはパナをつかって大工はマキタを使う」ってそんな傾向が
あるみたいだと言っていました。


思えばこの世界もマキタとパナが2強メーカー。

パナのインパクトドライバーのバッテリーに合うインパクトドライバーを買うという選択肢もあるのですが、マキタを使いたいという気持ちもあって・・・・・

また買ったら報告したいと思います。

ではまた。



台所のDIYリフォームのお話(02) 単管パイプを撤去してフローリングを剥がした 鉄スクラップはキロ9円也

2016-11-10 03:37:49 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

前回がこちら





単管パイプで間仕切りの地を組んでいて一部は床の地の束として組んでいたので、全ての単管パイプを撤去しきれていませんでした。








奥の壁際の2本だけはどうしても床を剥がさないと撤去できなかったですが、それ以外は外せたので少しスッキリしました。









クッションフロアを敷いていたのでフローリングはまだピカピカ。

そのフローリングを全て剥がしました。








このあと合板を剥がして排水と床束を入れ直して、壁を貼って・・・・先はまだまだ長いです。









たまった鉄くずをスクラップ屋さんに持っていくことにしました。
サスペンションの沈み込みからしてさほど重くはなさそう。








娘が行きたいというので一緒に行くことにしました。
相変わらず軽トラにチャイルドシートは似合わないと思います。








自分が幼かった頃、親父の仕事に付いていくのが好きだったのを思い出します。
仕事についていきたいというと言うよりも、どこかに出掛けたい、車に乗りたいというのが本心でした。

娘もきっと同じと思います。










何事も経験ではないですが、大きな磁石で鉄がくっつくのを見せてあげました。
こんな所に子連れで来るのもあまり居ないと思いますが、作業員もみな親切で気を遣ってくれます。








お金をもらいに事務所に入ると可愛らしい女性の人が居て、娘を見てあめ玉をくれました。
いっぱいどうぞっていわれたけれど、娘は一握りの飴を握ってそれでも嬉しそうに喜んでいました。







鉄の種類を聞いたりしましたが感じの良いステキな方でした。






品名の H3の Hは「ヘビー」の記号みたいです。キロ9円でしたがまだ良い方の鉄らしいです。
大きいものは切断しないとならならないので単価がさがるといっていました。
たしか切断しないといけない鉄の呼び名は「 ギロ 」だったとおもいます。

ギロチンのギロです。

少しステンレスを分別して持っていったので金額が上がって助かりました。

銅がキロ500円ほどなので、銅線が盗まれるのがなぜか分かってもらえるかと思います。
ちなみにアルミは100円くらいです。







ではまた


台所のDIYリフォームのお話(01) 既存の壁撤去

2016-10-02 03:34:01 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンをリフォームしようという話の続きになります。
大した内容は無いですが進捗報告ということで書いていこうかと思います。

以前からボチボチと整理をしていってたのですが、ブログで日記として書いたのが前回のスクラップを持って行った時からなので
今回が2回目になります。

我が家は店舗付き住宅だったので一階は店舗と台所、それに風呂とトイレがあって、それに物置として増築したコンクリート土間の部分があって
その半分だけフローリングを貼りリビングとしています。

要するに住居部分は台所とリビングだけになります。


増築した倉庫部分は親父がまだ生きていた頃に建てたもので、置かれていたモノはというと仕事の材料やガラクタ。
それと自分達のバイクとやっぱりガラクタが・・・・。



親父が死におふくろが病床に伏せ、もう余命が無いと分かったときに自宅で一緒に過ごしたいと思い、倉庫の一部を介護部屋にすることにしました。

時間を掛けることもできず、費用も気持ちの余裕もなくて取りあえずといった感じで床を貼ったため、床束は展示台のアジャスターボルトだったり、
不足しているところは単管パイプ、大引きはツーバイフォー材だったりと適当な作りでした。







床の水平と足下が寒くないようにと根太の間にはスタイロフォームだけは真面目に施工しました。







2007年の出来事でした。








病院から帰る時、おふくろを残して病室を出るのがすごく辛かったです。

半年ほどここでおふくろの世話をしました。
先は見えていましたがそれでも家に帰るとおふくろが居てくれるというのは、その時嬉しく思ったものでした。

2007年の師走のこと。また病院に運ばれそれで終わりになりました。











その後、その部屋は自分達のリビングになり、仲間が集まったら宴会をしたりと今に至りました。

元々の台所は老朽化が進み床はグサグサで修繕が必要。
でもリフォーム中も二間しかない住居に住みながらなので、先にリビングを台所に改造し、その後台所をリビングに改造する方法で行くことにしました。


(今年の8月のバイク仲間が集まっての焼肉宴会)








そのリビングですが適当な床束だったため歩くとキシミが出ていました。
床が抜けるとかは無いですがせっかくなので床束を入れ直してからキッチンユニットを置くことにしました。

床を一旦剥がすためテレビなどは壁に棚を取り付けて作業出来るようにして、最低の生活用品だけ残しました。










荷物が多かったので単管パイプを張り巡らし棚を作って片付けしてきましたが、一時は荷物を収納できることで満足していた時期もありました。

収納性は高くなったのですが見た目スッキリとはほど遠いものでした。











片付けをしている内に色々と学びました。
断捨離という言葉が流行る前に、ガラクタは子孫に残したらダメだと言うことに気付きました。











壁は裏から見たら舞台のセットのように地が露出したままの部屋でした。
単管パイプは四方の壁に突っ張らせて安定化させているので、分解するのも順序よくしないと耐力が低下するので、今となっては面倒なものになってしまいました。
それでも少しずつ棚が減り単管パイプが無くなるとスッキリして気持ち良くなります。










おふくろの介護部屋を作りだしたころからこの十年あまり、片付けが自分の中で大きなウエイトを占めていました。












整理していく内に荷物が減ることが快感になってきたり、きっちりと整理できてないとイラッとしたり。









とりあえず、今はこんな感じです。




ではまた



キッチンのリフォーム キッチンユニットの引き取りと恒例の並ちゃん囲む会 ランニングは8キロコース

2014-02-24 05:12:19 | 自宅のキッチンDIYリフォーム
リフォームのために購入したシステムキッチンのユニットを土曜日に引き取りに行ってきました.


購入を決めたとき,メーカーの担当の方から引き取りはどうされますかと聞かれ,あまり深く考えず
「軽トラックで取りに来ます」と答えたのですが,その後よくよく考えたら長辺が2700mm,短辺が1800mmの
L型のカンタートップをどうやって軽トラックに積もうかとか,持って帰ってきたはいいけど一人で家の中に
運び込めるのかとか,何往復になるかも分らなかったのでちょっと困ってしまっていました.



あまり人に頼むことが苦手なので今までは何とか工夫して一人でやって来たのですが,さすがに今回は他所様から
引き取ってくるのと,数が多いので誰かに助けてもらわないと何ともなりません.

こういった時に気軽に人に頼れる人が羨ましく思ってしまいます.


地元の友人に声を掛けたのですがなかなかタイミングが合わず,ちょっと困っていた矢先に偶然ハワイの天文台で働く
幼なじみが日本に帰って来る日と重なり,手伝って貰える事になりました.


とりあえずガレージに置いておこうと片付けしてきましたがキッチンユニットがどれだけのボリュームになるか
見当も付かないので,入りきるちょっと心配になりました.





引き取りに行くと既にメーカーのトラックに詰める分だけ積み込みが終えてあり,残るユニットは軽トラに
積み切れるほどの量だったので助かりました.





ショールームから自宅までは車で20分ほど.
とりあえず先にメーカーのトラックの荷物を下ろすことにしました.




大きなユニットからガレージに搬入したのですが,それだけでいっぱいになってしまいました.




軽トラに積んできたユニットがまだあるので,二階の空いている部屋に持って上がれる分だけでも
移動させることにして,友人と二人で狭い階段をせっせと往復しました.


仏壇の有る座敷もいっぱいいっぱい.

   『お父さんお母さん,ごめんなさい』

この部屋に置いてあるマッサージチェアーは寅次郎の憩いの場.

   『寅さん,ごめんなさい』





階段が通れないコーナー部のユニットとむっちゃ重い電動昇降機式の吊り戸棚だけはガレージに仮置きです.





その夜は,恒例になった宴会.
いつしかその名も『並ちゃんを囲む会』と呼ぶようになった.

今回は純粋に小学校,中学校のころからの幼なじみだけが集まってこじんまりとした宴会になった.





話す話題は当時の先生のことや,その先生が今どうしているかとか.
ハワイの暮らしがどうだとか.





昔は『あいつが一番の成功者やな』って言ってたやつが苦労していたり,『あいつあんなんで大丈夫か?』って
言ってたヤツが,一番高給取りになっていたりする.





人の人生ってその時々で変わっていっていて,どこでどうなるかなんて本当に分からないものだとつくづく思う.




同級生なので当然みな同じ47才(もしくは46才).
子供が4人いて,上の子はもう成人しているヤツもいれば,つい一ヶ月前にめでたくも第一子が生まれたヤツもいる.
(子供が生まれたと聞いたとき本当に嬉しかった.次回は一緒においでね)

子育ての先輩オヤジと新米オヤジが混在するちょっと不思議な組み合わせ.






娘の友和子も22日で1才6ヶ月になった
先月生まれたその友人と私は,子供が二十歳になったとき自分達は67歳と66歳.

『幼稚園の運動会でちゃんと走れるようにしとかんとあかんよなあ』なんて話にもなった.






次会うときは,どう人生の番狂わせが有るか分らないけれど,それもまた酒の肴にして盛り上がりたいなと思う
『並ちゃん囲む会』でした.






友和子が幼稚園に入って運動会の駆けっこで恥をかかせないように今日も走ってきました.
でも,ちょっとめんどくさくなってサボりたいなあって思ってしまった.

8キロコースで49分切りたいと思って頑張って走ったけど目標のタイムには全然遠い.
もう少し速く走れるようになりたいです.

8.25キロ 49分49秒 平均速度 9.94キロ
【Run&Walk】2014/02/23 19:36, 8.25km, Time 49:49, 504kcal [web]





ではまた.









とら母ショールームでキッチン見学とトヨタでお菓子箱詰め 土に帰りそうな750-Ⅰ型刀

2014-01-26 06:57:34 | 自宅のキッチンDIYリフォーム
先日見学に行ったキッチン&バスのショールームの話しの続きです.

ショールームの担当の方から「キッチンは奥様が使われるので,一度奥様にも見て頂ければ・・・」と言われたので
週末とら母を連れて行ってきました.




“キッチン”というよりも“台所”と呼んだ方が適当な我家.

きっと何を見ても良いように思えるのでしょうが,それでも色々と説明を聞いて気に入ってくれたみたいでした.


定価を見たらびっくりする金額.
実際にリフォームしようとする場合,工務店やリフォーム業者がこれからどれくらい値引きしてくれる
分りませんが,それでも総費用は“1本”や“2本”くらい掛かってしまう気がします.






今の風呂は狭くて足を屈めないと入れないので,足を伸ばせて入れるお風呂は私もとら母も憧れます.





お風呂については商品入れ替えがないと言うことなので雰囲気だけ楽しんできました.





ということなのでとりあえずキッチンだけ購入することにしました.

子供が出来てその笑顔を見ていると,もう少し住みやすい家にしなければと思ってしまいます.
工務店やリフォーム屋さんにお願いすると,それなりの金額にもなってしまうので自分で施工することにしました.





機械加工や普段のモノ作りとは少し毛色が違うため,いろいろと勉強も必要だとおもいますが,
ボチボチやっていきますので,お付合いください.




帰りがけ“新型ノア誕生イベント”の案内がトヨタから来ていたので寄ってみた.
新しく出るノアはこのクラスで初めてハイブリッド車.

車体(車重)が大きくなると燃費への恩恵も薄らいできて,その限界がプリウスαと言われてきた.
実用的にはノアクラスが便利なので,それがどれくらいに仕上がっているのか知りたかった・・・何て言うのは
私であって,とら母のお目当てはノアの絵柄が入った小さな箱にお菓子を詰め放題するという
お楽しみイベント.





最近よく歩くようになったので友和子も店内に連れてきた.





子供が生まれるまでは気にも留めなかった“キッズコーナー”
友和子にはカラフルなマットが不思議に見えたようでした.





ノア・ハイブリッドの販売はもう少し先のようで試乗はできなかったけれど,お菓子はちゃんと詰め込んで
帰ってきました.





今日のランニングはちょっと遠回りの8キロコース.
夜まで暖かいと思ったら20時過ぎに雨が降り出す予報が出てた.
Tシャツで走ったけど汗だくになった.
家に着いた途端雨が降り出したのでセーフ.助かった.
8.3キロ 50分51秒 平均速度 9.79キロ
【Run&Walk】2014/01/25 19:49, 8.29km, Time 50:51, 515kcal [web]





追伸
ホームページの掲示板の方に以前コメントを下さった方から数年ぶりに書き込みがあった.

人生の中でいろんな事があり,今またバイクに乗れそうな環境になってきたと書いてあった.

当時,不動車として持っていたスズキの刀750-Ⅰ型について話しをしたことがあり,その話題が書かれていたので
久しぶりにカバーをあけてみた.






分解したままなので部品が付いていなかったり,サビもいっぱい.




先日,刀を題材にしたマンガ“キリン”の実写版DVDを借りて見てみた.




内容は1100刀に乗った中年のシブいオヤジがポルシェと東京から浜松までバトルするという話し.


写真はキリンのオフィシャルサイトから引用 http://www.kirin-movie.com/

原作のマンガを読んだとき抽象的な表現が多く当時あまり意味が分らなかった.

映画のつくりはスピード感がなかったり,棒読みのようなセリフでアレレと思うところはあったけど
刀やニンジャ,CB1100Rを見るとやっぱりかっこいいと思ってしまう.


写真はキリンのオフィシャルサイトから引用 http://www.kirin-movie.com/


この刀,元は幼なじみがレストアしようとしていたバイクで塗装を私がしたものだった.

まだロマンチックな事を口にする年頃だったので,ろくに分らない英語などをあしらってみたけど
今見たら文章がおかしい気がして恥ずかしくなる.





そんな塗装も薄汚れてしまっていた.


でも刀はいつ見ても良いバイクだと思う.



ではまた.