謹賀新年
コチラのブログを見ていただきありがとうございます。
現在は新しいサイトに移行しております。
そちらをご愛顧いただければ幸いです。
新しいブログ
okutec_garage2
https://blog.goo.ne.jp/okutec_garage2
謹賀新年
コチラのブログを見ていただきありがとうございます。
現在は新しいサイトに移行しております。
そちらをご愛顧いただければ幸いです。
新しいブログ
okutec_garage2
https://blog.goo.ne.jp/okutec_garage2
ブログを開設してから4970日。
画像枚数が13325枚になりこの無料版ブログの画像容量(3GB)の上限に達するため新しいサイトに移行します。
引き続き宜しくお願いいたします。
新しいブログ
okutec_garage2
https://blog.goo.ne.jp/okutec_garage2
一番最初の日記はコチラ
フェリーすずらんの船内より
長期放置でクラッチが張り付いたバンディット1250Sを修理している話の続き、「その7」になります。(「その6」はコチラ)
フューエルポンプを組みたててガソリンタンクに取り付け、ガソリンも買ってきて次はポンプの動作チェック。
修理も(たぶん)終盤に来てますが任意保険の中断証明の期限も間近。
期限を過ぎると上限(20等級)まで上がった等級(安くなった保険料)が元に戻ってしまい、保険代が高すぎてバイクに乗る気持ちも失せるかもしれません。
それはまずい。
で、頑張って直してますがインジェクション車をイジるの初めてなので、修理の先があまり読めません。
バンディット1250S一本で行くのも不安があるので、何か二番手を用意しときたいところ。
不動車の中で最も復活させやすそうなのがとら母(嫁)が乗っていた1100刀。
これもガソリンが腐って面倒なキャブレターの掃除をしないとダメな気がしますが、一応引っ張り出しておくことにしました。
カタナは裏口の狭い土間の予備のバイクリフトの上に載せてあって、さらに入り口には塞ぐように他のバイク。
引き出すのも気合を入れないとできないのでついでの時にやりました。
年齢と上手く付き合うのは難しいです。
気付かれた人もいたかもしれませんがバンディットの隣にあったCB-750Fが1100刀になってました。
フューエルポンプのチェック項目を見ると圧力と吐出量がありました。
手持ちの圧力計にバルブと配管を繋いで急遽作りました。
ガソリンを入れて漏れがないか確認。
亡くなった親戚の叔父さんがくれたこの携行缶はマッキンリーというメーカーのもの。
古くて圧抜きのパッキンが死んでたんで替えを探しましたが見つからず"みんカラ"の記事で「矢澤産業」のものが合うと書かれていたので
ヨドバシで注文。バッチリあいました。みんカラ主さんサンクス。
吐出量は166ml以上/10秒間
レギュレータプレッシャー設定圧力は約300kPa
測りやすいようにプッシュ式のスイッチボタンも付けて準備万端。
安定化電源から電源を供給しスイッチ"ON"
シ〜〜ん。
本来ならモーターが回る音がするのに動作音が何もしません。
もう一度、スイッチ"ON"
・・・・シ~ん。
安定化電源の電流値を見たら振り切ってました。
ポンプのモーターってそんな消費電流大きかったかな?
そんなことを考えながら今度はバイクに乗せてバッテリーから電力を供給することにしました。
キーを"ON"にすると通常なら「ウィーん」って音がして数秒間ポンプが動くのですがやっぱりうんともすんとも言いません。
冷や汗がでてきました。
原因を探るべくすぐにガソリンを抜いてフューエルポンプを分解しました。
ポンプの吸い込み口から僅かに見える羽(フィン)。
デリケートそうなんでピンセットや精密ドライバーは使わず竹串で回るか見てみました。
が、全く回りません。
やっぱりここも固着してきたということです。
まあ、当然といえば当然です。
ただ内部構造が分からなかままキャブレタークリーナーを使うのはリスクがあるのでできませんでした。
竹串の先がもげたみたいだったので異物が残らないように掃除をしようとしたんですが、竹串の先端は折れてなくて健全。
あれ~ってよく見たらフィンが欠けてしまっていました。
もろ~い(脆い)。
はい、終わりました。
ポンプを壊してしまいました。
サヨナラ👋。
後学のため分解しました。
フューエルポンプはアッセンブリーで4万円と前にも書きましたが、いろいろと検索すると、どこ製か分かりませんか海外から輸入でポンプ単体が売られていました。
それにちょうど今ヤフオクで長期保管の新品が出ているのも見つけました。ただこれは現状で3万5千円。微妙な値段。
チャレンジでポンプを買ってみるか、潔く新品を注文するか。
夏が終わったら考えます。
ということでバンディット1250Sの再生はペンディングとなりました。
二番手の出番。
ただこれはもっと長期に乗っていないのでどんなことが待っているか分かりません。
さてどうなるか。
と言うことで第一章の終わりでした。
ではまた。
長期放置でクラッチが張り付いたバンディット1250Sを修理している話の続き、「その6」になります。(「その5」はコチラ)
ガソリンが腐り内部も錆びてしまったガソリンタンクも花咲かGによって無事復活し、次はフューエルポンプの組み立てとタンクへの組み込みです。
こういった場合、フューエルポンプを交換するという記事を見かけましたがアッセンブリーで4万円以上するので、最低限の部品交換で様子を見ながら順番に修理していくことにしました。
手配したのは入手可能な3箇所のOリングとストレーナーです。
レギュレータも怪しいですが単体で1万円するので、先ずは新しいOリングで組み立ててみて、レギュレータが怪しかったらその時はアッセンブリーで交換しようかと思います。
外したOリングを見ると弾力もあり当たり面に癖もついてなくてまだ使えそうな気がします。(メーカー指示では再使用不可となっています。)
レギュレータのOリングは部品として出ずレギュレータとセット販売となっていて、洗浄に使ったキャブレタークリーナーはゴムを膨潤させることがあるので、
このOリングの劣化が気になるところです。
試しに今回買った他のOリングを新旧比較してみました。微妙に大きくなっていました。
ポンプの組み立て。
右の金属でできた筒の様な部品がレギュレータでOリングが入って樹脂製の部品に組付けられています。
レギュレータはこの樹脂部品から"外すな"とサービスマニュアルには書かれていますが、なぜなのか想像できません。
ばらすときには(ばらしたときの写真を見たら)健全だったメスのギボシ端子ですが、いつの間にか割れていました。
こんなの初めて。
フューエルポンプ内の端子やギボシ端子は普通の色具合ではなく光沢のある仕上げになっていました。
見るからにちょっと高そうなギボシ端子。
やり直しも可能でしたが品質が高そうに思えてので、とりあえずこのまま使うことにしてワイヤリングしておくことにしました。
後日調べたら普段見慣れているのはスズメッキで、どうやらこれはニッケルメッキ品だったようでその特徴が「耐酸化、耐硫化」とありました。
今回の修理でガソリンが腐った(劣化した)この臭いって何なんだろうと調べたら、ガソリンが劣化(酸化)した際に発生するギ酸や酢酸によるものとありました。
そう、これら酸にも耐えるようにとのことだったみたいです。
よく見たら円筒状のモノ(温度センサー)の表面もニッケルメッキしてあります。
ちなみにこのフューエルポンプは三菱電機製。
ストレーナー(フィルター)の取り付けは押し込んでいるだけ。ただ、かなり強く押し込まないとカバーが付かず少しアタフタしました。
タンクキャップも劣化したガソリンで酸化し鉄にメッキは錆てアルミは白く粉を吹いていました。
タンクキャップの内部部品の販売はアッセンブリー。キーも変わるみたいなので分解して清掃しました。
ガソリン残量計の心配だったので抵抗値を見てみました。
満タンで10Ω
空で216Ω。
センサーは問題ありませんでした。
とりあえず部品は揃いました。
ガソリンタンクの裏側のフューエルポンプの取り付けフランジ部はガソリンに接液しないところは錆防止のためにローバルを塗っておきました。
ОリングはスズキスーパーグリスAを塗布となっていましたが、リチウムグリスと同等との事でした。
くねくねしさせながらフューエルポンプをタンクに挿入。
とりあえずタンクが復活したのでガソリン買いに行ってきました。
最近は事故や放火事件があってガソリン単体の購入ってどうなんだろうと気になってました。
携行缶なんて持ってませんでしたが先日亡くなった親戚の叔父さんが亡くなる少し前に「要るかい?使って」ってちょうどくれたのがありました。
偶然ですが少し縁のようなものを感じました。ありがとうね川西の叔父さん。
携行缶への給油は有人スタンドしかできなくて探しました。
スタンドの兄ちゃんが気さくな人で腐ったガソリンも気持ちよく引き取ってくれました。
用紙に氏名住所と用途を書いてガソリンは無事買うことができました。
ではまた
長期放置でクラッチが張り付いたバンディット1250Sを修理している話の続き、「その5」になります。(「その4」はコチラ)
クラッチ板を新品に交換後、腐ったガソリンを抜こうとガソリンタンクを見たらが錆びだらけ。泣きながら定番の「花咲かGタンク・クリーナー」で錆びを取ることにしました。
施工説明には初めに中性洗剤で洗って油分を落とすこととなっていたので、事前にできるだけ錆を落としておこうと酸性のサンポールで洗浄を実施。
その後、中和の意味を込めてアルカリ性のマジックリンで洗浄し最後に中性洗剤で洗って「花咲かG」を投入しました・・・ってのが前回のお話。
夜中に何度かタンクを振りに行き翌朝まで放置。
翌朝、裏返して給油口側の錆び取り。
こういうときに限って会社行って不在な時に給油口からダダ洩れってオチになりそうな予感がする。
本来、居てる時にした方がいいけどあまり長時間放置するのも良くなさそうなので、少し早めに起きて時間がある限り漏れが無いか確認して出勤しました。
内圧が上がるかもしれないので燃料パイプを開放しておきました。
その夜の深夜、ガソリンタンクから「花咲かG」を抜き取りました。
サンポールで事前洗いしましたが茶色い物体がまた少しでてきました。
この茶色い物体ですが錆だけではなくガソリンの変質物じゃなかという気もします。
タンク内を覗くと大体きれいになっているようですが所々茶色いのが見えます。
こっちにも
その後、水道水で流水洗浄。深夜1時半です。
桶に残った残渣物。
錆に関しては事前にサンポールで粗方落としていたので劇的な変化はありませんが奥の方に残っていた錆は無くなっています。
サンポールでは落ちなかった気になっていたこの錆。
この部分も奇麗になっていました。
フューエルポンプユニットで蓋をしていたやつは案の定メッキが剥がれていました。
防水隙間テープの部分はやられていなかったのでマスキングしておけばよかったと思います。
荒れた表面をスコッチブライトで磨いてやりましたがこれで染みて来るようなら旋盤で表面を一枚さらってやらないといけないかもしれません。
水を完全に抜き取ってから希釈して1リットル取り置きしておいた「花咲かG」をガソリンタンクに注いでコーティングを行います。
まんべんなく「花咲かG」が行きわたるようシャッフルし、抜き取ったあとドライヤーで乾燥。これで防錆皮膜が形成させます。
残っていた茶色い物体は固着しておらずウエスで拭いてやると簡単に落ちました。
黒い点々は何なのかは不明ですが擦っても変わらず、安定した地金の状態で擦っても
奥も奇麗サッパリ錆は無くなっていました。
サンポールでは落ちなかったので改めて「花咲かG」が優秀なのが分かりました。
とりあえずガソリンタンクの錆び取りは無事終わりました。
フューエルポンプを組み立ててガソリンタンクに戻して漏れが無いかの確認とポンプが機能するか。
それが終わったらバイクに取り付けてインジェクター(噴射ノズル)が生きているか・・・・です。
夏に向けてハイエースの準備も全然なので焦っています。
追伸
ブログの画像容量が越えそうなので近々、引っ越す予定です。また案内を出しますのでその際は宜しくお願いいたします。
ではまた