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オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

ガレージのドアの滑車を修理してみた 自動ドアの吊り戸の滑車部分の修理 

2021-07-15 02:43:21 | 自宅の修繕、修理

町の電気屋さんだった我が家。ガレージはその店舗部分を使わせてもらっています。親父とおふくろに感謝。

 

店舗だった入り口は吊り戸式の両開き(両引き分け戸)の自動扉でしたが、親父が亡くなり店をたたみガレージになってしばらくして故障し、

モーターギアを外して手動で開け閉めして使ってきました。

手動でも特段支障はなかったものの、やがて吊り戸の滑車が摩耗し開閉時に外れるようになってしまいました。

 

 

 

吊り金具部分。

滑車は2種類あって、上のボルトで固定されている滑車が吊り用。

下のボルトは浮き上がり防止用の小さな滑車を固定するためのもの。

 

 

 

普段、ガレージからの出入りはしないので、だましだましでも使えてきたのですが、それとて目の上のコブのような存在。

友達が来たときなど、開閉に気を遣わすので直すことにしました。

吊り用の滑車は脱落防止のためにツバ付き滑車でしたがツバが無くなるほど擦り減っていて、直径方向も摩耗していて戸が下がって地面を引き摺っていました。

 

 

 

 

部品があれば交換するだけですが、メーカーも分かりませんし40年以上前のものなので部品の入手性も期待薄。

それにサッシの滑車部品って意外と高いので探すのは止めにして代用品を探すか自分で作ることにしました。

ただ滑車は摩耗し正確なサイズは不明。

ミスミやモノタロウで代用品を探すも当然良い感じのモノは見つからず、あきらめて作ることにして樹脂ロッド( ポリアセタール)とベアリングを購入。

ですが、いざ作ろうと思ったらベアリングを仕込むための座ぐりや滑車の溝を掘ったりするのを考えるとテンション上がらず放置プレイ。

 

しばらくして思い直しミスミで直径が近そうなのをダメ元で2個買って、様子見することにしました。

見つけたの滑車は鍋屋バイテックの「NEW エンプラ・フランジアイドラー VFF」というもの。

1個627円(税別)。ベアリング入りでこの値段は安いんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

直径は良いけど溝幅が少し広いのが悩みどころ。

取り付けるためにアルミでカラーを製作。

できるだけ手間(工数)をかけずに作ろうと長いキリで一気に穴あけ。

 

 

 

 

厚みの違うカラーを作りました。

 

 

 

 

下がってしまったドアを適切な位置に戻して、その上で新しい滑車の取り付け穴をあけなおし。もとに位置から1mmほど下側に穴位置がきました。

結構、気を使います。

 

 

 

 

サッシのレール幅よりも滑車の溝幅が広い点についてですが、扉のガタ付きが出やすいのがどうも気に入らなくて、どうしようかと悩みました。

「滑車の溝にさらに溝を掘って」なんて考えましたが肉厚がそこまでないので却下。

で、滑車を2個オフセットさせて並べることで溝幅を合わせることにしました。

扉がどれほどガタ付くか出るか分かりませんでしたが、吊り戸のガタ付きはあまり好きくないのでこだわってみました。

 

オフセット幅ですがレール幅+0.5mmになるようにカラーを作りましたが、あまりにシビアすぎて開け閉めに抵抗がでたので、改めて+1mmになるようにカラーを再製作しました。

手間かけないようにするはずが意外と手間かかってます。

 

 

 

 

モーターユニットのある右端は、メカを回避するために金具形状が他と異なり、そのままでは滑車は1個しか取り付けられないのでアルミ板でステーを作って

2個目の滑車を固定しました。

 

・・・・・このあたりからドツボにはまり始めました。

 

 

 

 

とりあえず基本的なところはクリア(したと思ってました)。

動きもスムース。

 

 

 

 

ですが戸を開閉してみたら、あちこちから何かに当たる音が聞こえてきました。

ボルトが当たるからとボルトの頭を削っては・・・・

 

 

 

様子を見て、干渉しないか確認。

 

 

 

 

イケたと思ったらドアの右端からまた何かに干渉する音が聞こえてくる。

もうやめてほしい・・・・

 

モーター部分に追加した滑車がぶつかってました。

新しくアルミ板を切り出して滑車の取り付け位置を変更しギリギリまで寄せてやりました。

きっとこれで大丈夫なはず・・・・。

 

 

 

 

組付けて動作確認・・・・

「ガツン」って音がしてドアが開き切らない。

まだ何かに干渉している。はぁ~

 

 

奥まって見えないので何がぶつかっているのか分かりにくい。

アルミ板がまだ干渉していたのでさらに削ってやりました。

 

 

 

その後も更に滑車を留めるボルトの頭が干渉してたんで、ボルトの頭を削って低頭ボルトしたりして。

で何とかドアを全開できるようになりました。

 

 

 

最後にドアの浮き上がり防止機構の修理。

吊り戸なんで持ち上げれば戸を外すことができます。また開閉時に何かにぶつかるとジャックナイフ状態となってこれまた戸が外れるので

浮き上がらないように小さな滑車が付いています。

 

 

 

それも無くなっていたりチビってたりしていたので作り直しが必要でした。

 

 

 

 

モノタロウで買ったMCナイロン。材料代は406円。

 

 

 

材料代はわずかですが手間を考えると面倒くさくなります。

 

 

 

突っ切りというので切り出すんですが

 

 

 

バリがでるんですね。

樹脂モノの加工屋さんってこのバリの処理がうまいそうです。

 

 

 

旋盤にくわえさせて面取りカッターでバリを取ってやりました。カッターナイフで切りとるのでもよくて、ようはちゃんとしてあげることが大切だと思います。

 

 

 

浮き上がり防止の滑車の出来上がり。

 

 

 

吊り滑車が変わったので浮き上がり防止の滑車の取り付け穴も位置を変えなければなりません。

取り付け位置を後から調整できるように勾配を付けた長穴にすることにしました。

斜めの角度は10度くらいがいい感じ。

金具に斜めに長穴を切るにはフライス盤のバイスに斜め10度で固定しなければなりません。

あまり手間をかけたくなかったので2本の角材(垂木)を10度の角度でビス止めして治具にすることにしました。(ちょっと雑すぎた気がします)

 

2本の角材の向きを間違えたら斜めの長穴の向きも逆になってしまいます。

間違わないようにと注意したのにちゃっかり間違って逆に角度を付けてしまいました。

こういった間違いやすいものって、必ず間違えてしまいます。これって何なんでしょうか。自分の脳みそを恨みます。

 

 

 

 

木材で作った角度治具なので切削時に結構ビビりました。

 

 

 

浮き上がり防止用の滑車を取り付けてみました。

 

 

 

取り付けたらこんな感じ。

浮き上がり防止用の滑車とレールのクリアランスですが、広すぎると何かにぶつかってドアが浮き上がった際に衝撃で滑車が変形するので

0.5~1mmほどに調整しました。

 

 

 

 

スムーズになって扉も外れなくなりました。

何だかんだで随分手間が掛かってしまいました。

 

ではまた。

 

 


水漏れした洗濯機と腐った脱衣所の床 「水曜限定!ピザ3枚で2400円〜!」のドミノピザを食べた

2020-06-28 05:42:33 | 自宅の修繕、修理

テレビのCMを見てピザを食べようって話になりました。

ピザと言ってもスペシャルなヤツでなくて宅配してくれる普通のピザです。

普通に頼むとそこそこな値段になるので、今まではお持ち帰り二枚目半額のあるドミノピザで買いに行ってました。

数年ぶりのピザ。今はお持ち帰り二枚目半額は無くなってお持ち帰り一枚目から半額になってました。

 

更によく見ると「デリバリー特典 水曜限定!ピザ3枚で2400円〜!」ってのがあったので水曜日まで待って食べることにしました。

仕事が終わって5時ダッシュで帰宅。

丁度いい量の感覚が分からず「大は小を兼ねる」じゃないですが「大盛はとら母(嫁)の胃袋を満たす」と言うことでR(レギュラー)を三枚にしました。

 

 

 

 

 

 

ちなみにドミノピザは他に比べてサイズ表記が小さめでRが他社のM相当。

単位面積当たりの価格を比較してくれるサイトもあって皆さん注文するサイズに迷っているみたい。

通常価格だとドミノピザは単価が高いですが水曜限定だと一番安いと思います。

 

 

 

 

 

 

久しぶりのピザは大変美味しかったです。

あ~またピザ食べたいなあと言うと宇宙の胃袋を持つとら母がニヤリと笑う。

「水曜限定」で食べたのに同じ内容で「週末限定」ってのがあったので4日後にまたピザとなりました。

ここで生地をどうするかでもめました。

食べた感が欲しい私は「パンピザ」がよかったのですが、とら母は生地でお腹が膨れて他をいっぱいだべれないからと「ハンドトス(レギュラークラスト)」を希望。

「パンピザ」なんて!!と、パンピザは半ばピザじゃ無いってくらい強気に拒むとら母との間でプチ夫婦喧嘩が勃発。

隣で無言に固まる娘。

一枚だけパンピザにしてもらい手打ちになりました。(次からはパンピザは諦めることにしました)

 

 

 

 

 

一回目はほぼ完食でしたが二回目は1枚弱の残りました。

残ったピザは冷凍され後日とら母の胃袋に消えてなくなるのであります。

 

 

 

 

 

冒頭の食べ物ネタ(写真)ですが、実はとら母(嫁)を喜ばすためのもの。

食べ物の写真を見たときの喜びは乙女のようなので、すみませんが記事と関係ないですがご容赦くださいませ。m(__)m

ということで、本題。

今日の話はキッチンリフォームではなくて、風呂場について。

築40年ほどの我が家はアチコチ老朽化が進み、その一環でキッチンのリフォームをしていますが、風呂場も水回りということで特に痛みが激しいです。

浴室に近いところは白アリにやられて朽ちていて、全体的にフローリングの床は浮いてしまってフワフワ状態。

キッチンの次はお風呂のリフォームと考えていたため適当に合板を敷いてごまかしてきました。

 

 

そんな状況のなか脱衣所に置いている洗濯機から水漏れしているのを発見。脱水中だったのですが槽の回転が上がらず滑っているように思えました。

排水ホースの劣化かと思って覗いてみたら洗濯槽の底面のアチコチから滴る水。結構な量が洩れていました。

ちょっと前から洗濯機の下あたりが湿っていたのは気付いていたのですが、ここまでなっていたとは知りませんでした。

洗濯槽を駆動するプーリーにもかかっていたのでやっぱり滑っていたようです。

 

 

 

 

 

 

2004年製の松下電器時代の洗濯機 NA-F60PZ5

 

 

 

 

 

 

ネットで検索すると後継機種と思われる機種の水漏れ修理の記事が見つかりましたが、たぶん同じ症状ではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

年は食ってますが私的には見た目からまだ使ってやりたいと思ってしまいます。

振り返ると2014年に一度、洗濯槽の洗浄をしようとしたことがブログに書いていました。

 

その時の写真に写った娘。2歳と2ヶ月で、まだ小っちゃくて洗濯機ほどの背丈しかありませんでした。

指をしゃぶる姿を見たら少し微笑んでしまいました。

 

扉の向こう側が今、キッチンにリフォームしようとしている部屋で、右に置いてある1100刀の手前まで間取りを広げる予定で工事しています。

 

撮影日:2014年10月22日

 

 

 

パルセーターは簡単に外せたのですが、問題は内槽を留めている巨大なナット。

調べると二面幅が38mmあるらしく専用のツールで分解するというのでこの時は諦めました。

今回の水漏れはこの下にある外槽が割れているものと思われます。

 

 

 

 

 

 

とら母の大きなスリッパを履いて歩く娘が愛くるしいです。

こうして時折昔のことを垣間見ることがあるのですが、その度に写真をたくさん撮ってブログに残しておいてよかったと思います。

 

 

 

 

分解して洗浄までした洗濯機。見た目もまだ使えそうなので修理してみたい気がしますが、センターナットを外す工具を用意したり、何よりまだメーカーから

外槽が供給されるかも不明。

洗濯は毎日の事なので洗濯機は新しく買い換えるとにして、先ずは脱衣所の床の修繕をするために洗濯機を運び出しました。

 

形あるものを廃棄するのは後ろ髪が引かれる思いでいっぱいになります。

とはいえ不調になって7~8年放置し、その後に洗浄してまた使い始めて6年余り。

そう思うと十分なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

敷いていた塩ビシートを剥がして合板を退けたら、シロアリに食われて無くなった所だけでなく、全体的にフローリングの表面層が剥がれて

『えらいこっちゃ』状態でした。

 

 

 

 

 

浴室からの水でシロアリの餌食となった部分ですが、根太だけでなく肝心な大引きまで食われていて、10センチの角材なのに丸く細まってしまっていました。

 

 

 

 

 

 

このままでは洗濯機どころかお風呂にも入れないので応急処置をすることにしました。

先ずは朽ちたフローリングの表層面を除去して、その上に合板を貼って補修しようと考えたのですが、扇風機で乾燥させようとしましたが洗濯機を置いていたところが

いつまでたっても湿ったままで乾きません。

 

 

 

 

 

乾かない原因は表層だけでなく二層目、三層目(裏面)まで剥離(分離)し、扇風機の風が内部まで当たらなかったからでした。

ここまで剥がれて浮いてしまっていると、玉ねぎの皮と同じで剥いても剥いても、いくらでも剥がれてしまいます。

今は合板を一枚貼ってからその上にフローリングを貼る(捨て貼りをする)のが当たり前ですが、当時は根太に直接フローリングを貼るのが多く、

下地の根太の上に薄皮一枚が載っているだけの状態です。

手を載せただけでバリバリと割れてしまうため、思い切って見えている範囲全て剥がすことにしました。

 

床を剥がすと洗濯機が載る所だけ根太のピッチが狭く余分に根太が入っていたのが分かりした。

 

ボロボロになって散らかっていたものを掃除していると「ひどいなあ」と言う言葉が何度となく口から出てきました。

悲しくなりながらも掃除して、さっぱりした床下を見て少しホッとし気持ちが落ち着きました。

 

 

 

 

大引きが腐った所はすぐにどうしようもないので、何か他のもので代用させようと材料を探したらステンレスのU字材があったのでこれを橋渡しし大引きの代わりに

しました。

我が家は鉄骨ALC作りなのでシロアリに食われても躯体には影響しないでいいのですが、これが木造の家なら大事です。

鉄を「アイアン」とか「インダストリアル」とかと呼んで錆びた雰囲気を楽しまれる嗜好がありますが、腐る木も錆びる鉄も嫌いです。

「安定のステンレス」

長期的に安定した品質は私にとって魅力的で見ていても頼もしい限りです。

 

 

 

 

 

 

根太に使える太い角材が無かったので少し細いですが垂木で添え木したり、束代わりに入れたりして下地を作り、キッチンリフォームで余った合板を貼って応急処置しました。

 

三ケ所あった給排水口の穴の穿孔が一発で決まったのはうれしくて、疲労感がだいぶ低減されました。

合板は適当にビスで留めただけですが、それでも今までのフワフワした感じがなく、カチッとした踏み心地になってくれました。

 

 

 

 

敷いていた塩ビシートを敷き直して、応急処置完了。

 

長い年月はいろんなものを劣化させます。

古い家に古い洗濯機。

私も十分古い部類に入るので、そのうち私も壊れると思います。

そういや先日の健康診断で心臓の心電図を取るときに何か慌てて取り直しをしてたので、何か病気が見つかったんじゃないかと思います。

 

テレビの健康食品のCMで「年齢を重ねることを進化だと思いたい」というセリフを聞いて、ちょっと臭いなあと思ってしまいました。

 

内藤剛志さん出演CM(2017)- 120s 【神秘の健康力】

 

 

では、近くの電気屋さんに洗濯機を見に行ってきます。

 

ではでは


家の修繕 我が家の防水工事の話し その3 トップコートとまたピンホール 塔屋と出窓部のウレタン防水工事  玉掛け技能講習

2018-11-30 03:01:04 | 自宅の修繕、修理

昨日から出張で京都の大山崎まで玉掛け資格を取りに行っています。

「玉掛け」
名前から想像しにくい呼び名ですがワイヤーなどで重量物を吊り上げる作業を指します。
クレーンを使って吊り上げるにはまた別の資格が必要ですが、玉掛けの資格があれば講習内容の一部が免除されるので、いつかユニックの資格を取ろうとしたときに役立つだろうと思っています。
昨日と今日が学科、明日が実技です。
朝が早いのもあって学科は眠いです。試験もあるので居眠りもできませんでした。







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我が家の防水工事の続きになります。



立ち上がり部の塗膜が薄いこと、笠木の裏に防水材が付着してしまっていることを指摘したのが前回までの状況。

対応としては笠木の裏の塗膜を除去してから再度立ち上がり部に防水材を塗布するとなったのですが、笠木の裏についた塗膜が剥がれにく、その日は剥がすだけで終わってしまい
立ち上がり部の再塗布は出来無かったと言われました。




10月31日
この日は業者さんの都合で作業は無し。

出窓部の笠木の裏の方は除去できていました。









塔屋の笠木の裏は残ったまま。










ピンホールはシールを打ちやすくするためか穴を大きくほじってありました。












11月1日 トップコートを塗る日

朝、また打ち合わせ。

出窓の笠木の裏についた塗膜はきれいに剥がせたものの、塔屋の笠木の裏は立ち上がりも低く、プライマーまで付着した上での防水材の付着で剥がしきれなかったので、
できればきれいに塗って仕上げたいと言ってこられました。

今度は余計なところに付着しないようにマスキングされていました。
こちらの指摘に対してきちんと対応してもらえているのですが、できれば最初から言わずしてやってもえらたらと思うのは贅沢なことなのでしょうか・・・・。









立ち上がり部の再塗布。









家を建てたりするときに施主はまめに現場に顔を出す方が良いと言われますが、気になるところをやっている相手に聞くのは気が引けます。

キッチリと塗ってあるか毎日確認するのが嫌になってきます。


平場部もついでにもう一回塗ったと言っていました。









それでも出てくるピンホール。










トップコートは途中で仕様を変更し耐久性のあるフッ素タイプにしました。







ウレタン防水材も硬化剤が多かったですがこちらは更に多くて、主剤の3倍の硬化剤。
どっちが主剤が分からないです。









主剤2Kgに硬化剤6Kgで35000円。もともと塗るトップコート代との差額でこの価格です。
むっちゃ高い塗料ですし、途中で仕様変更は高くつきます。

普通のトップコートは5年で塗り替えが必要に対して、こいつは10年メンテナンスフリーとメーカーがうたっています。











リフォーム屋さんが難しい顔と言うか、やや前のめり気味でやってきました。

工期が延びたので費用を負担してもらいたいという内容でした。

「マスキングなどは事前に打ち合に入っていなかったので」というのが理由らしく、防水屋さんに詰め寄られたようです。


こちらからは「予定外のところを塗って欲しいと言ったわけではなく、塗膜が薄いところを塗ってもらうようにお願いしただけで、同じく塗らないで良いところを塗ったので
除去してもらっただけ。 マスキングについても聞かれたら答えることもできたけど職人さんの技量までは知らないので、事前に言ってほしいと言われても難しい」と答えました。



いろいろありましたがこれで作業は終了・・・・。









職人さんが帰られたあと見てみるとまたまたピンホールが見つかりました。
ピンホールを補修したところのようです。

トップコートの揮発分が抜けたので出てきたのでしょうか。









リフォームやんさに連絡しましたが、「もう無理です。三年くらいして雨漏りしたら無料でやりなおしますとのことです」と言われました。



この程度ぬピンホールは問題ないのかもしれませんが、基本的にはよくないことだと思います。

これ以上言っても無駄だと思ったので自分でやることにしました。




トップコートをフッ素塗料にしたので付きが悪いと思い、表面を少し荒らしたうえで、ピンホールのまわりをカッターでほじってみました。










ウレタンコーキングなのでカッターの刃ではうまく切れず伸びるだけ。
ピンセットでほじってみるとすぐ隣にもピンホールが顔を出しました。









ちょっとしか使わないですが職人さんが同じウレタンコーキング剤を買ってきました。








穴に練りこむように塗布。










痩せるかもしれないのと凹んでいるより膨らんでいる方が良いかと思い、少し盛るように塗布しました。










余ったトップコートをもらっていたので助かりました。

ほんの少しで良いので配合は電子天秤でやりました。









ポツンと垂らす程度でトップコート塗布完了。

知ってしまうと気になるピンホール。
これで安心して眠れます。




ではまた



家の修繕 我が家の防水工事の話し その2 ウレタン防水材の2回目塗布 薄かった立ち上がり部  塔屋と出窓部のウレタン防水工事

2018-11-27 00:03:38 | 自宅の修繕、修理
我が家の防水工事の話の続きになります。


10月24日 ウレタン防水の塗布。










使用する防水材はAGCポリマー建材株式会社のサラセーヌKというもの。
AGCって初めて聞く会社でしたが旭硝子の社名が変わったものでした。

一般的な車両用のウレタン塗料が主材:硬化剤が10:1なのに対し、この防水材は主剤1に対し硬化剤が2。
倍の硬化剤を入れことで、どっちが主剤か分からないなと思いました。











補強メッシュ。
ネットで検索すると立ち上がり部に使っており、その役割はよく分かりませんでした。
立ち上がり部なので塗膜を稼ぐためか、立ち上がりは伸縮が強いのか?です。
今回は平場にも使っています。












10月25日の朝。
昨日は1回目のウレタン防水層の施工。
職人さんが来る前に施工状態の確認を実施しました。

塔屋部。

立ち上がりが低く、平場がほとんどなので見た目では不具合は見当たりません。











出窓部。
こちらもパッと見は問題なさそうでした。











入隅(角の部分)のメッシュが浮いているのが気になりました。

FRPでクロスを貼るのに浮きがでないように留意したり、室内の壁にクロスを貼る場合、入隅はピシッと角が出るようにキッチリ押さえるようにとあるのですが、
屋外の防水だからでしょうが押さえが甘い状態でした。

メッシュが浮いている箇所は空洞なので中に2回目に塗るウレタン防水材を中まで行き渡らせないと空洞が残ることになってしまいよろしくないように思えます。
こういった所はすごく気になります。


その他は所々膜厚が薄くてメッシュが見えています。












全体的に立ち上がり部の膜厚が薄く思えたのとピンホールがいくつかありました。


立ち上がり部の塗膜が薄い件についてですが、立ち上がり部は垂れ易いため平場部よりも粘度が低い防水材が使われ平場用と種類が異なります。
平場部は粘度が低く塗布後に自然と平滑な面となるのに対し、立ち上がり部はどちらかと言えばパテのような感じのようです。

昼間、とら母に撮ってもらっていた写真を見直すと材料の中に立ち上がり部用のウレタン材がありませんでした。













10月26日の朝のチェック。
前日は2回目のウレタン防水の塗布でした。

塔屋部。
パッと見は問題なさそうですが、










立ち上がり部を見てみると、上の方(笠木の下)の塗膜がやはり薄いままのようでした。










出窓部も同じで立ち上がり部の上まできっちり塗れていません。
代わりにと言っては変ですが笠木の裏側に防水材が付着してしまっています。









マスキングのひと手間で済むことなのにと思いながら、言うのも気が引けるし、後で自分で除去しようかと悩んでしまいました。

予定ではこれでウレタン防水材の塗布は終わりと言うことになり明日から最後のトップコート塗りになります。
この状態でトップコートを塗られてるのはどうかと思い、次の日に話してみることにしました。










10月29日
あいにくの雨で作業はなし。












10月30日 予定では最後のトップコートを塗る日。

前日が雨だったので念のため拭き掃除をしておきしました。












作業開始前に少し打ち合わせ。
初日だけ打ち合わせて「後はお任せ」のつもりでしたが、私が気にしいの性格だからか手離れが良くなく、毎朝打ち合わせが続きます。

立ち上がり部の塗りが甘い件を伝え、立ち上がり部用の防水材が無かったことを尋ねてみました。
すると立ち上がり部は量が少ないことと、立ち上がり用は粘度が高くそのままでは仕上がりが悪くクレームとなるため平場用とブレンドしていると言っていました。


ピンホールがいくつかあったのでその処理につていも尋ねてみました。









塗りが甘いところやピンホールは今日、ウレタンのシール材で修正するとのことでした。
ピンホールの穴埋めにウレタンのシール材を使うのはまだしも、塗りの甘いところまでせっかくの二液混合の防水材を使わずに安価なウレタンシール材で
補修してしまうのはどうかと思いました。

立ち上がり部については見た目を気にしないと言う条件なら立ち上がり用の防水材を取りに帰って塗りますがと言われ選択を迫られました。
現状のブレンドした防水材を再度塗っても膜厚はわずか。
見える場所でもなく防水目的なので立ち上がり用を再塗布してもらことにしました。

それと笠木の裏についた防水材の件も伝えたところ、「普通は見えないところなのでの養生しないと」と言われるかと思いましたが、何も言わずに除去しますと言われました。

今日のトップコートは中止で笠木の裏の除去と立ち上がり部の再塗布ということになり、朝の打ち合わせを終えて会社に行きました。





その3に続く


家の修繕 我が家の防水工事の話し その1 カチオンフィーラー塗り  塔屋と出窓部のウレタン防水工事

2018-11-24 23:41:54 | 自宅の修繕、修理
久しぶりの更新になります。
さっぱり筆が運びません・・・・。
少しずつアップしていきます。



雨漏り修理を業者に依頼したときの話になります。

防水工事も今やYouTubeで検索すると工法の説明から施工実演、現場作業まで見れたりします。

工法うんぬんも大事ですが現場作業なので気になるのは実際の作業。
上手か下手かよりも、丁寧や雑か。

外壁塗装とかでよく聞くのが
「誰が塗っても塗ってしまえばパッと見綺麗なんで皆んなそっちに気がいってしまって、途中で手抜きがあっても問題になりにくい」だそうです。

ガレージに遊びに来る人の中にリフォーム屋さんいるので、その人にくれぐれも丁寧な人を呼んでと願いをしておきました。






我が家は鉄骨2階建ての屋根は陸屋根。

屋上のアスファルト防水は随分前に劣化してあちこちから雨漏りがしていたので、十数年前に屋根全体を波板で覆いました。

本来なら防水工事をしなければならなかったのですが、当時は金銭的に厳しかったのと、シート防水やウレタン防水では劣化したときに
雨漏り箇所が特定しにくいと思ったので、漏れが目で見て分かる波板を選びました。

当時の写真を見かえすと2001年11月から工事を開始し半年くらい掛かっていました


2001年11月23日









2002年1月19日









耐用年数が7~10年と樹脂の波板としては耐久性の高いポリカーボネート。

あれから16年。柔軟性が無くなりりながらも反ったり変形しないポリカは優秀だと思います。
そんな波板も9月の台風21号の暴風で一部吹き飛んでしまいました。












今、波板を貼ったとしてまた15年経ったら自分は67才。

平均寿命から考えると死ぬまでにはもう一回くらい貼り替えが必要になることになります。

波板を貼る受け材(母屋)の状態から今は再使用できそうですが、次回はそれを業者に頼むとなると母屋も交換となって高額になる予感がします。

何より家の雨漏り対策がポリカの波板というが切なすぎて、それを娘に残すのもどうかという思いがあります。

建築物としてもう少し一般的な対策として探してみたのがガルバニュームの折半屋根というのがありました。
倉庫とか工場とか身近な所ではコンビニの屋根なんかに使われている屋根材です。


母屋の構造やら工程とかを考えてはいるのですが着工はもう少し先になるため、当面のためと劣化した防水層を一度は直しておこうかと思い、
先ずは塔屋部と出窓部の防水を業者に依頼することにしました。












リフォーム屋さんに連絡して約2ヶ月、ようやく業者の確保が出来ました。
今はどこも屋根屋さんは大忙しで、ニーズがあることを良いことに工務店を介さずに直接お客さんから仕事を受けて儲けを増やしたり、工賃も上がっているらしいです。



その後の台風の影響もあって日程が先送りになりつつ、工事の前日に単管で組んだ骨組みを解体しました。












工事には掃除も含まれていますが、これも人に寄るところ。恐らくほうきで掃除する程度。
家の補修なので多少のゴミは影響も無いものだと思うものの、適当に掃除されるのを見て「もう少しキッチリ・・・・」と思うのもつまらないので
ついでに掃除もやっておくことにしました。










ほうきだけでも結構ゴミが取れました。












コンプレッサーからホースを延ばしてエアで吹き飛ばすと結構土埃が出てきます。











お向かいさんも同じ陸屋根ですが台風の暴風で塔屋の屋根が飛んだとかで、塔屋そのものを撤去してしまいました。
これから防水工事みたいです。












ふと見て気になったのがこのドレイン部分。
モルタルの仕上げが中途半端な状態で、なだらかに排水できるようになっていません。

念のために急速モルタルを用意したのですが、明日からの施工に支障が出ると不味いので聞いてから補修することにしました。

しかしなぜ左官屋さんもこんな中途半端な状態で終えたのだろうかと疑問が残ります。











こちらは出窓部。

壁との継ぎ目のシールが劣化していてやり直しが必要でシールの打ち替えも依頼していましたが、きれいに掃除したあとにシールの撤去をしたらまた散らかるのと、
シールを除去するのも丁寧に取る人もいれば残っていても平気な人もいるので、撤去と掃除をやっておくことにしました。



















古いシールの上にシールを打っても意味がないので入念に。












10月22日 施工開始の朝。






















ドレインへの流れ込みが勾配がいびつなため修正が可能かを確認したもののシールで修正する程度ということだったので、用意した急速モルタルを渡して修正を依頼。

ケレン(錆取り)もそこそこだったので、もう少しきちんとケレンをとお願いしようとしたものの、すでに急速モルタルを練ってきていました。
プライマーを塗るから錆びも気にされていないのか、それでもできるだけ良い状態でと思う私とのギャップはなかなか埋まりません。











固まり始めた急速モルタルは廃棄してもらってワイヤーブラシを用意して自分でケレンすることにしました。
出勤前に軽く打ち合わせするはずが朝から錆取りになりました。











防水工事の工法は「X2 ウレタン塗膜防水密着工法」と言われました。
直接コンクリート(モルタル)に塗る工法でプライマー塗布、ウレタン防水材を塗って補強メッシュを張り、その後ウレタン防水材塗り2回塗り、最後にトップコートを1回という工程。




帰宅後の状況。
下地調整のカチオンフィーラーと目地にシールが塗ってありました。

フィーラー(FILLER)=「詰め物、埋めるもの」に由来するもの。
シーラーよりも粘り気があって下地に厚みが出て、防水性も有するとのことで、明日もし雨が降ってもこれで一応雨漏りは止められると職人さんが話されていました。


カチオンフィーラーのカチオンはプラス(+)の電荷を持った陽イオンのこと。
下地となるコンクリート(モルタル)が陰イオン(アニオン)のために未着性を向上させるために対極の物性を持たせてあります。












ドレイン部分の修正がどうなっているのか近づけなかったので分かりませんが、写真を拡大してみるとコーキングの白い部分が多いのが目に留まります。
自分ならモルタルだけで仕上げるのに何故だろうと思ってしまいます。











出窓部。











翌日(10月23)は雨だったので作業は無し。

フィーラーまで塗っているので雨漏りは大丈夫と言われていましたが、確かに雨漏りはしませんでした。







その2に続く・・・


台風21号で折れて倒れたアンテナを直して、穴が空いたポリカ波板を応急修理した。

2018-09-27 03:43:07 | 自宅の修繕、修理
台風21号の影響で折れて落ちてた我が家のアンテナ。









応急処置で見れるようにしようとしたけど生駒山(奈良県)に送信所を持つ大阪局(NHKと民放局、テレビ大阪)は映ったものの、それまで見れていた神戸のサンテレビだけはアンテナを向けても何故か映らなかった。



サンテレビは娘が毎朝に見ているプリキュアをやっているので何とかしなければならない。
UHFのミキサーが悪いのか、ブースターがいかれたのか、はたまたアンテナの高さが低いのか。
色々と思い当たるところを考えながら取りあえず利得の高いアンテナとミキサーをすぐに注文した。



台風の日にすぐに注文したので程なく届いたけど、近くのホームセンターではアンテナどころかマスト(支柱)も売り切れていた。

ホームセンターの店内を見渡したらブルーシートは勿論のこと土嚢袋にロープもなかった。波板が見事に売り切れていて入荷ば未定と言われた。
アンテナマストは会社の近所のホームセンターにはまだ残っていたので地域性があるのかもしれない。













アンテナ取付台は20年くらい前に作ったもの。

とにかく丈夫で錆びないようにとステンレスの40mmの角パイプで作った。
ぶら下がっても大丈夫なくらいになったけど、今の自分が見たらなんと無用な物を作ったのかと思ってしまう。

当時はとにかく「素人が作るものは強度とか耐久性が低かったり考えられていない」と言われがちだったので、他人にそんな事を言われたくないという思いが強かった。











アンテナ工事は普通の電気屋さんなら一人作業でマストは1.8m、四隅を張った後、ワイヤーの中央にワイヤーを掛けてそれを脚まで引っ張ってたるみを取るのが主流だった。

親父は不細工なこの方法を嫌がり、拘って二人作業でネジ付きの電線管(厚鋼電線管と言われて普通の管よりも肉厚が厚い)の定尺の3.6mを用いて、ワイヤーはターンバックルを使って
余分なワイヤーを排してスッキリしたアンテナ工事に拘り続けた。
お客さんは喜んだけど儲けは薄かった。

なのでこのアンテナもΦ33mmの厚鋼電線管を使い他よりも高く上げてた。

今回の台風では、このマストが折れるほどの強風だったけど、高すぎたことも災いしたのも事実だった。

ちなみに最近のアンテナは薄っぺらい箱のような平面アンテナもあって、壁や天井裏に取り付けるるため台風に強く強電界地域ならそちらの方が良い気がする。








下側が家に在庫であった14素子のアンテナ。
上側が20素子。

元々は両方とも14素子で映っていたはずなので、20素子は要らないかも知れないけど、念のため利得の高い弱電界地域用を買った。











新しく買ったマストはアンテナ用のΦ32mm、長さは折れたことを踏まえて1.8mにした。
いざ、マストを上げてみたら悲しいことに長さが足りずにアンテナが屋根の上まで上がらなかった。


アンテナの部材にはマストを継ぎ足す金具もあって、継ぎ足すことも考えたけど、それならアンテナ用の2.5mのマストを買う方が良いのではと考えた。
いやいや、ガス管(SGP管)ならもっと肉厚があって良いのではなんて悩んだけど、やっぱり折れたのを踏まえてマストを延ばすのを止めて取り付け金具のスパンを
狭くすることにした。











壁はALC(軽石みたいなもの)出来ていて強度がないので裏側には15mm厚の合板をあててサンドイッチにしている。


上と下の金具が密接するのでこの板も作り直さないといけない。
15mm厚の合板がなかったので12mmを二枚貼り合わせて作った。
また回り道をしてしまったと思った。











アンテナを直すのはさほど難しいものではなくて、それよりも他の事に時間を費やした。

問題のサンテレビは特に調整もせずに普通に映ってくれた。よかった。











陸屋根の我が家は雨漏りがひどくて、15年位前に自分でポリカの波板を屋根全体に被せた。
ポリカーボネートは耐候性が高く10年は持つと言われているが、さすがに15年ともなると弾力を失って曲げるとしならずに割れてしまって、今回の台風で端の部分が
風にあおられて吹き飛んでしまっていた。














見渡すと所々に穴が空いている。
風にあおられて開いた穴ではなさそう。



















ブロンズ色の波板が売り切れてなかったので透明を買ってきた。

以前のポリカの波板は裏表があって、表側には紫外線対策で耐候処理が施されてたけどこの商品はどちら側でも使えると書いてある。
低価格にするために無処理品もあるとネットに書いてあったけど調べたところこのメーカーでは順次両面処理品に置き換えていっていると書いてあった。












割れた波板の除去から。
3階相当の屋根に上るので少し怖い。











端っこに行けば行くほど怖くなる。
こんな所で落ちたら最悪なのでロープを腰道具のベルトにくくりつけての作業を行った。

娘の幼稚園のお友達が近所に住んでいて見たらアンテナが倒れていた。
軽天屋さんなので自分で直せそうな感じだったので「直さないのですか」と聞いたら、「落ちたら大変なので電気屋さんに頼みました」と賢明な答えが返ってきた。
普通はそうなんだろうなと思った。









日が暮れてくると見なくて良いものが見えないので少し恐怖心が和らいだ。










途中で雨が降ってきたりしながら取りあえず割れた所の波板だけは交換できた。
他も脆くなっているので全面やり直しが必要だけど、それはまた段取りしてからやろうと思います。










穴の開いた箇所の修理。








穴が開いたところを見たら擦った痕が付いていた。
何かが飛んできて当たって割れたように思える。

ポリカーボネートはプラスチックの中でも最高の耐衝撃性があって、ハンマーで叩いても割れない。
これも古くなければ割れなかったと思われる。











15年前の施工時には錆を嫌ってステンレス製の傘釘を使った。

おかげで錆びて朽ちることは防げたけど、錆びることで下地の木に食い込む事が無かったため全体的に浮きが生じてしまっている。










ステンレス製の傘釘










割れた波板を一枚丸ごと換えると大変なので部分的に切って継ぎ足すことにした。











抜けを嫌って今回は傘釘ではなくビス(木ねじ)のものを使ってみた。










波板に下穴をあけずに傘釘を打ち込むと、気温の変化でポリカが収縮した際にストレスとなるので、下穴をあけるように指示されている。
波板の頂点に穴をあけるので滑りやすくこれまで裏側からあけていた。

調べたら波板用のキリというのがあったので買ってみた。先端が尖っているので滑りにくく、表から穴あけが出来るので施工性が良かった。












インパクトドライバーでネジ止めしているときにビット飛びで古い波板を突いてしまった。
脆くなっているので簡単にヒビがは入ってしまった。透明なのはポリカでパッチを当てた跡。

悲し。











こちらも何かが当たって割れた痕。









ふさげるところは取りあえず全部塞いだ。








波板の貼り替えについては私も52才。ポリカで15年持ったとしてそのとき67才。
そのときまたやり直せと言われてもさすがに無理なのでポリカよりも耐久性の高いガルバニュウムの折半屋根にしようかと考えています。

人生を費やして家の修繕、トホホです。


ではまた




「ポタポタ垂れる蛇口の修理の続き」の続き 水道の蛇口の長いスピンドルをニコイチで作ってみる

2016-11-28 04:16:46 | 自宅の修繕、修理

以前「お風呂のお湯の蛇口が閉まきらずポタポタ垂れる」と書いた話しの続きになります。

当時の写真の日付を見た見たら2014年の1月20日となっていたので2年ほど前のことになります。
その時のブログがコチラで、その続きを翌23日に書いたのがコチラ



ポタポタ漏れる原因は二つあって、一つはゴムパッキンとの座面の当たりが悪く密閉出来なかったのと、もう一つが蛇口を締めるためのスピンドルのネジ山が
すり減っていたこと。



その時のパッキンに残った密着不良の当たり痕がこんなの。







すり減ったネジはこんなのでした。








当たり面(座面)は面取りカッターでサラって整えることでポタポタ度合いは軽減したものの完全とはいえず。
すり減ったネジ山は交換するしかないけどスピンドルが普通より長くて一般的でないため入手出来ず結局そのまま。
仕方なしに「禁断の二枚重ね」と称してパッキンを二重にして座面に押しつけたときにより潰れやすくしてごまかしました。

その写真がこれ。








ここまでが2年前のおさらい。

パッキンを二枚重ねにしたためか、蛇口を開けた出始めの湯量だけ何故か多く、でもすぐに減ってしまうので再調整が必要で面倒でした。
ただそれでも何とか漏れも無く使えていたのですが、最近になって締めてもしばらくするとポタポタ漏れるようになってきて、寝る前に締め直すようにしてきました。



で、とうとう昨日のこと。
とら母(嫁)が蛇口を締めようとした瞬間、「クルリン」っと言わんばかりに蛇口が空転。




「あっ!?」

その瞬間、とら母はあっけにとられ、自分は何が起きたかすぐに想像できました。
そう、ネジ山が飛んでしまったのです。


僅かにでも残っていたネジ山がとうとう無くなってしまったと言う訳です。

何とか風呂を終えて、食事の洗い物をしている間はタライで受けて湯船に入れて、寝る時は給湯器の元栓を止めて・・・。
ごまかせるのも今日明日まで。明日中に何とかしなければならなくなりました。



翌朝試しに元栓を開けて見ましたが、ギリギリに蛇口を閉めてもかなりの漏れ量。昨日より酷くなったかのようでした。








修理の方法は2年前にすでに決まっていました。

スピンドルはネジの部分とハンドルが付く部分が独特のため作るのは困難。
なので普通のスピンドルを2個使ってゴムパッキンのあるネジ側の部分とハンドル側の部分をつなげる「ニコイチ」でした。

つなげる部分は真鍮製なのでロー付けで、でも“切りっぱ”(切りっぱなし)ではロー付け面積が少ないので、インローにして・・・っと。

そんなことを考えたら面倒になって・・・・

でももうやるしか無い状況になったという訳です。



長いスピンドルの蛇口。二年ぶりのご対面。







ちょっと長いスピンドルは売っていたんですが、メーカーを探して電話して・・・・みたいに本気で探す気には何故かならず。

嗚呼、うとましいこのスピンドル。










無くなったネジ山。
何故か「禁断の二枚重ね」にしていたパッキンが一枚しかありません。
もう一枚はどこに行ったの?

すり減ったネジ山もどこに消えたの?
真鍮は銅と亜鉛の合金。
銅と亜鉛のエキスが混ざったシャワーだったのかもしれません。








寸法を測ってみました。(記録として載せときます)

ネジ山から測ると約60mm。






ゴムパッキン基準で測ると約85mm。








ニコイチ。

長さ的に余裕が有ると思っていたら意外と無くて、ネジの部分も使わないと足りない。








どっちから作ろうか?

まずはハンドルが付く方から。








ネジの部分を軸径になるように削って。










そんでもって、インローにするためにゴムパッキンのコマが入る穴を広げます。









削ったので並べてみた。

両者を凹凸で差し込むインローにするためには、パッキン側(右側)の方のハンドルが付く横溝(スプライン)の所を削って長さ的に丁度良い感じ。









パッキン側の加工です。
ネジ山があって太くてそのままでは旋盤のチャックに固定できません。

工作友達のkagayakiさんに以前勧められて買っていた生爪が役に立ちました。

プロが見たら笑われそうですがチャックの二段重ねに生爪を取り付けてチャッキング。









ここで最初のボケ発生。

このハンドルが付く部分にはハンドルを固定するネジ穴があって中空な訳です。
軸にしようにも中空では肉厚が不足します。

そこを見落として穴径と軸径を半々と割り振って削って・・・・。
あとからネジ穴があることに気付いてしまいました。
大丈夫かともおもったのですが、“中空の軸”に対して嵌まる側は“径が大きくて肉厚もあって”、アンバランス。







作り直すことにしました。







半々では無くて今度は3:7くらいの割合です。








何気に削った一発目が削り過ぎてユルユルで2度目のボケ。
またやり直しの末、取りあえず切削加工は完了。








キツキツのインローにするつもりが普通にスッと入るくらいの公差。
ロー付けの際に毛細管現象でローが溶け込みやすくなるので、この方が良いかと思いつつも、想定通りにならずちょっと複雑な心境。








内部が空洞のままロー付けはどうかと思い、空気抜きの穴もあけてみた。
石橋を叩いて壊して渡る方です。









切削加工が終われば後はロー付けだけ。

何とか今日は普通にお風呂に入れそうな予感が漂う瞬間。








あとはロー付けだけのはずが、思うようにはすすみません。

思いの外、熱量が足りないみたい。

バーナーを追加してダブルであぶりますが手は2本。ロー材を流し込むのには手が足りません。

溶けないロー材に焦りも加わり。

おまけにバイスからスピンドルが外れて落下。
くっついてない無いし、スピンドルは曲がるし・・・・3度目のボケ。

今日のお風呂は駅前のスーパー銭湯かと頭をよぎる。









ハンドル側のスピンドルの穴が広がってしまったので、そちら側だけ作り直し。


ロー付けは立てた方が良かったみたい。
バイスのはさみ方と熱の加え加減とロー材の溶かし具合の予習ができたので、今度は下手くそながらもロー付け完了。
何事も経験が重要。








合わせた所の隙間にチョンチョンとロー材を流し混めば良いものを、素人のアーク溶接のような団子状態。









外形を整えるために再び旋盤で切削。









旋盤で回すと振れがあったので見てみた。
落とした時にパッキン側も歪んだみたい。









不要かもと思いつつ振れ取り。

1/100







最後に仕上げの切削。








出来上がり。

スピンドルの軸径はΦ10mm弱。
最初から軸径にビチビチ合わせて削ったけど、後から思えば太めしておいてロー付けしてから仕上げればよかったと反省。








並べてみた。









付けてみた。
最初ネジ込みが硬かったのでアレっておもったけど、蛇口をお掃除したらすんなり入った。
削れたカスが残ってたみたい。

おまけに「禁断のパッキンの二枚重ね」で行方不明となっていたパッキンも中に残っていました。








作業の途中でふと思った事があった。
スピンドルが削れたのでニコイチで修理しようとしているけど、蛇口本体のネジが摩耗してたらどうしようかと。
スピンドルがめでたく出来て、はめてみたらダメやったと言う結末では悲しい。

そんなときに蛇口の材質が何かと思った。
前述の通りスピンドルは銅と亜鉛の合金である真鍮製。
ピカッと黄色く光るのは新品の5円玉と同じ材質。


一方、蛇口本体は砲金(ほうきん)
こちらは銅と錫(すず)の合金。その特性を調べたら耐摩耗性にも優れ大砲の砲身にも使われてとあった。

思えばゴムパッキンの当たり面を面取りカッターで削ろうとしても中々削れなかったのは材質のせいだった。



蛇口本体の摩耗の進み具合や水の方のスピンドルの具合とか気になることはあるけど、とりあえず出来ることはやったのでひとまず完了。



時計を見たら22時40分。
蛇口もスムースにまわってお湯もピタッと停まってくれたので嬉しくなりました。

それときっかけはどうであれ、工作機械を回してする作業はすごく楽しく思えました。






ではまた。




ポタポタ垂れる蛇口の修理の続き パッキンは各社共通 では蛇口内部も規格品?

2014-01-23 04:51:03 | 自宅の修繕、修理
昨日のシャワーの蛇口が閉まらないでポタポタ水が漏れる件の続き. (昨日のブログはコチラ


もう蛇口そのものが劣化してどうしようもないので,昨日はパッキンが当る座面を面取カッターで少し削って,
シール面の面圧を上げることでパッキンを食い込みやすくし,気密性を改善させてみた.

けど,ポタ・・・って感じでやりきれなさが残った.


そんな閉塞感ただよう作業の終盤,あることに気付いた.

水道の部材って“呼び13”とか“呼び20”とかいう通称名で種類分けされている.

一般家庭の蛇口はだいたい“呼び13”.

なのでパッキンを買いに行ったら“呼び13”とか“13”とかのを買えばどこのメーカーの物でも適合する.






パッキンが規格化された共通部品ならひょっとして内部の構成部品の“作り”も規格になっていそうな
気がした.


そんなことを考えていた矢先,先日のブログのコメント欄に早速,工作友達のkagayakiさんが蛇口の栓を閉める
内部の部品(スピンドルと言うらしい)のネジの規格を調べて書き込んでくれていた.





それによるとスピンドルのネジの規格は“29度台形ネジ TW19山8(外径19mm 8山)”だった.


三栄水栓製作所のHPから引用 http://www.san-ei-web.co.jp/index_20130808.html



(こういった構造や“作り”に目が行くkagayakiさんの“モノ作りマニア度”はさすがだと感心する.
マニア度は黒帯級である.)





今日会社から帰ってきて早速,家にある蛇口の中からそれらしいのが無いか探してみた.


(これら部材は親父が生前使えるからと残していたモノ.以前はもっとあったけど,綺麗どころを残して
他は捨てた残り.残しておいて良かった)




似たようなハンドルが付いた蛇口があったのでばらしてみた.





透明なプラスチックなハンドルは似てるけど,スピンドルの長さは随分短い.

ネジの部分は磨り減っていて分りにくいけど,外径とかピッチは同じっぽい.





とりあえず,蛇口にねじ込んでみた.

何か固くて入らない・・・

でも,ハンドルを取り付けて回すと,回りそう・・・・・


おお,入った!!






でも当然ながらスピンドルが短いので壁から露出するのもちょっとだけ.





それでもハンドルが付いたら何とかなるかも・・・

ちょっと嬉しかった.


ハンドルを付けてみた.




笑ってしまった・・・・.


ヒトデやん






本来,スピンドルを取り付けた後,スピンドルの軸から水が漏れないように“三角パッキン”を入れて
“パッキンおさえ”のネジで固定し,そのあとハンドルを取り付けるのだが,それを入れるとネジの長さが足りない.


おまけにお湯用の蛇口なので金属のハンドルだと火傷をしてしまう.


諸々の問題が見えたけど,それでも何か希望の光が見えた気がした.


ほんの少しだけ厚みのあるパッキンがあったので試してみた.(左側)




パッキンが厚くなった分,すこしでもスピンドルが顔を出すかと思ったけど・・・・



アカンやん.    ・・・手裏剣が貼り付いてるみたい.






当たり前のことのようですが,風呂場で一人わらをもつかむ気持ちでやってるとこんな事もつい試してみたく
なってしまうんです.




当初,スピンドルがダメだと分ったとき作ることを先ず考えた.
でも旋盤でネジを切ったりすることを想像した瞬間に無理だと思った.

無理では無いかもしれないけど,そこまで情熱を注げないと思った.

モノ作りマニアの魂は瞬殺された.


でも長さが足りないからダメだと言うのが分ったけど,逆に長さが長ければいけるというのも分った.



とりあえずスピンドルは元のを使うしかない.



なんか頭の中が冴えてきてたぞ.


厚みのあるパッキンを見て思った.
パッキンを二重にしたらどうだろうか・・・.



禁断のパッキン二枚重ね.





二枚重ねになって弾力がでて,磨り減ったネジの当たり位置も変わり具合が良くなった.

締まり具合とか,お湯を出すときのハンドルの回し加減とかかが変わったけど,密閉性は改善されたみたい.






何度か開け閉めをしたけど,漏れは大幅に少なくなった.

およよ,うれしいぞ.

と,うれしくなったので喜んでブログを書いてしまいました.





ではまた.




続編はコチラです。(2016年11月28日 追記)




14/1/21のランニング ポタポタ垂れる蛇口の水とリフォームに揺れるオヤジ心

2014-01-22 02:09:24 | 自宅の修繕、修理
我が家も築30年.

躯体が鉄骨なので柱がシロアリに食われて倒壊しそうとかはないけれど,湿気る風呂場の脱衣場とかの木は
シロアリの餌食になっている.

台所のフローリングの床も床材自身の接着剤が劣化し“実”(さね)が浮き上がり歩くと沈み込むぐらいグサグサ.
脱衣場は腐っているので,もっとひどい.

どうにもならないところはSUS板(ステンレス板)を敷いてごまかしている.
ある意味,贅沢な床補強になってたりする.


オヤジが大工と喧嘩して建築中断した家.
店舗付き住宅なのでトイレに行くには靴を履かないと行けない・・・.
リフォーム番組の「ビフォアー・アフター」とかに出したいくらい.



先日,お風呂のシャワーの蛇口から水がポタポタ漏れるのでパッキンを交換した.
が,翌日見たら“ポタポタ”が“ポタポタポタポタ・・・”になっていた.

アカンやん


古いタイル貼りの浴室.
蛇口は今時のサーモ付き混合栓とかではなく,田舎の方のさびれた銭湯などにありそうな,お湯と水のハンドルが
別々のヤツ.

すでにお湯が出る口(蛇口)はシャワーとカランの切替えが不能になったため,ハンドバルブ換えている.

古い家にありがちな“継ぎ接ぎの補修”の家.





ポタポタ垂れるのはお湯の栓の方.
高温のお湯が流れるのでパッキンも劣化しやすいみたい.
以前から調子が悪く,これまでも何度もパッキンを交換してきた.

もう一度ばらしてみた.






先日ばらしたばかりなのに・・・・
こういった手を掛けても良くならない,むしろ悪化しているのを目の当たりにする修理は気持ちが落ちてくる・・・.

前回はバルブの座面が荒れていたのでパッキンが密着せず漏れていたため,電動ドリルに面取カッターを付けて
少しさらって(削って)修理した.


今回はなんだろう・・・.
パッキンの当たり面を見てみた.

正常ならきれいな“輪っか”状に痕が付いていないといけないのに,筆で丸を描いたようになっている.





前回,座面はさらったはずなのに,理由が分らない・・・・.
とにかく,バルブのあたり幅を狭めてパッキンと座面の密着度をあげるために面取カッターでもう一度座面をさらってみる.




パッキンに残る座面の痕,その幅や約1mmくらい.
面取でさらうことでこの幅が狭くなり,よりパッキンに食い込むようになる・・・はず.





組み立てて注水し漏れ具合を確認した.

“ポタポタポタポタ・・・”が“ポタ”って具合になると事を予想したけど結果は

“ポタポタポタポタ”

アカンやん.


意気消沈


何がアカンの?


打つ手が無くなった.



この状態での水漏れ量は夜から朝まででバケツ一杯分くらい.
このままで使い続けないといけないかと思うと憂鬱になる.


もう一度ばらしてバルブを色々見てみる.

よく見るとバルブのねじ込む部品のネジの部分がかなりダメになっている.




なんとなくダメな理由が分かって来た.
恐らくネジがダメで真っ直ぐにバルブが閉っていかず,斜めに入って行っているのではないかと思う.

一筆書きの痕になるのは座面に斜めにパッキンが当るため.

これはこの部品を換えるしかない.
でも型式もメーカーも分らない30年前の水栓器具.その中の部品なんて入手出来そうに思えない.

とりあえず,もう少し面取をして見ることにした.


今の漏れ具合は
ラフに閉めたら“ポタポタポタ”.
そこからきつめに閉めたら“ポタポタ”
最後にもう一声で“ポタ”

バルブを交換するには壁を壊さないといけない.
大工さんに頼んだら何十万も取られそう.
自分でするしかない.

かなり面倒な気がする.


こんな事が日常的に起きている我が家.
新築のお宅にお邪魔する度に羨ましく感じる.
でもその人達は多額のローンを背負っている.



台所の床に風呂場・・・.
友達が遊びに来てもゆっくり出来る広いリビングに,そのうち友和子の部屋も・・・・.

雨漏り対策も必要だけど修繕よりも改善のほうが心地良いからそっちもしたい.

なのでリフォームしたいと常々思っている.


先日,ある人にそんな話しをしたら水回りを扱うメーカーに連絡してくれて何か出物が無いか調べてくれた.
後日すぐ連絡がありショールームの展示品の入れ替えが間近にあることを教えてくれて,早速今日そのメーカーの
ショールームに行ってみた.

価格は通常1/4くらい.

初めてマジマジと見るキッチンやお風呂の商品.
どれもよく見える.





IHに食洗機,電動で下がってくる吊り戸棚.




ワークトップはできるだけ広いのにしてあげたい.

現物のみの商品なのであるものから選ぶしかできないし,商品入れ替えのタイミングもそう有るわけでは無いので
妥協も必要.


というわけで老朽化した家の事を考えながら,同じく老朽化している自分の体を持続させるために
今日のランニングは少し遠回りする“kagayakiコースの裏道版”

距離は8キロちょっと.

今日,新幹線基地の前の歩道を走ってたら自転車の兄ちゃんと正面衝突した.
無灯火で橋から下ってくるところなので調子よくスピードを出していた.

正面から突っ込んで来たのでタイヤとチン○ンがぶつかるかと思ったけど無意識に腰が引けてセーフだった.
腰を引いたので前腕と頭が前に出て,腕と頭突きで応戦するみたいになってアッチがよろけてた.
まじめそうな子だったのと,こっちはタイム測ってるから「ライトぐらい点んかい!」っと優しく
言って走り去った.

8.4キロ 50分07秒 平均速度10.06キロ
【Run&Walk】2014/01/21 19:58, 8.40km, Time 50:07, 528kcal [web]




ではまた