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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア その後(その4) 自作ベッドキット 誰か買ってください

2022-03-31 04:41:59 | 80系 ノア ハイブリッド

日曜の朝

ランニング途中にある近所の公園に桜が咲いていました。

 

 

少し寒くなったりする日もありますがもう春ですね。

そんな時にまた二か月遅れの日記を書きます。

 

新型ノアが発表されて我が家のノアも型遅れになった話ですが、中古市場も枯渇状態で下取り値も良かったので売り時と判断して

売却することにしました。

なので積んであった自作のベッドキットを下ろすことにしました。

誰か買ってくれる人がいたら良いなということで紹介も兼ねて分解していきました。

 

ベッドキットは大きく分けて二分割構造となっていて、後方は三列目シートの場所に常設する架台にし、前方のに都度ベッドを組み立てる仕様になっています。

分解したベッドはその架台において普段は荷物置きに使っていました。

 

骨組みとなる材料は錆びるのが嫌いなので全てはアルミフレームです。錆びないのはステキです。

車内の床はプラスチック製で床下は収納スペースがあって空洞なため点荷重だと割れる可能性があるので12mmの合板で荷重を分散させています。

 

 

 

 

架台は40mmのアルミフレームでガッシリ組みました。旅の途中キャンプ道具なんかここに収納していました。

 

 

 

架台の前方はスライドレール上が強度がありそうだったので木の角材を渡してそこに乗せています。

 

 

 

床に架台を固定するところがなく、滑り止めシートを敷いてずれないようにしていますが、どうしてもずれてきます。

なので、ずれが分かるように目印シールを貼って時折確認するようにしていました。

 

 

 

 

橋渡しする角パイプは中央に保管するようになっています。

ズレないようにベルトで固定していますが、荷締め金具からベルトを抜くと、また通すのが面倒になるのでエンドを丸環にして

フックに掛けれるようにしています。

ベッドの設営や撤収は地味に面倒なのでできるだけ手間が掛からないようにしています。

 

 

 

 

前方のベッドの板は二列目シートを倒して運転席後部に設けた鳥居と架台の間を30mmの角フレームで橋渡しベッドの板を置くようになっています。

二列目シートには荷重が掛からないのでシートに優しいです。(俺ってジェントルマン)

 

 

鳥居は前方の荷重を全て受けるので40mm角のアルミフレームです。親子三人が乗ってもシナリもしません。

 

 

 

鳥居は最初は一体構造でしたが一列目シートをリクライニングさせるとぶつかってリクライニングさせにくかったので、途中で分割式に改良しました。

 

 

 

SUSの12mmのボルトを旋盤で削ってスタットボルトにして刺さるようにしています。

差し込み易いように先端はテーパー状に削っています。(こういった細かな所の気遣い好き)

 

 

リクライニングしてもギリギリ当たらないところで分割しています。

 

 

 

橋渡しする角パイプは30mm角のアルミフレーム材です。複雑な断面を持つ材料なので普通のアルミ角パイプより強度が高いです。

真ん中のフレームはベッドの板が突き付け合う箇所なので60×30と幅広のフレーム材です。

 

 

 

橋渡しには3本でも大丈夫な気もしましたが、念のために5本にしました。(オーバークオリティ大好き)

 

 

 

 

最初作った時はベッド長が最も長く(たしか2.3mくらいだったような)とれるよう一列目のシートを一番前にして、背もたれも起こした状態でベッドを作ったのですが

その状態だと運転席に座れず、ベッドを組んでから車を移動させることができなかったので、ベッドの板をちょっとづつカットして

運転席を下げて行きました。

最後の旅でまたサイズ調整して今のサイズになったのですが、作り直した合板にロールマットを貼る前に売却となったので合板むき出しになっています。

 

 

 

車内の出っ張りに沿うように縁どっています。

 

 

 

運転席の背もたれとベッドのクリアランスはこんな感じです。

ベッドキットを組んで走行することはないですが、後部ドアを開けるのにちょっとだけ前に動かしたいとかはあるので運転席の位置も大切だと思いました。

 

 

現状でベッド長は2.15mです。

 

 

 

身長180センチの私が寝ても余裕です。

 

 

次の車のベッドキットの軍資金にしたいのでどなかた興味を持たれたらコメント欄に書きこんでくださいね。

 

 

 

ではまた


新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア その後(その3)アナログ的 ローテク的盗難対策 スバル純正ハンドルロック モノタロウのタイヤロック 

2022-02-21 04:01:58 | 80系 ノア ハイブリッド

コロナも重症化しないからと言って油断禁物

娘作「"練り消し"で作ったマスク」

暇があったら練り消しを練ってます。

コロナが流行っているから作ったそうで、今日はイーブイとのコラボでした。

 

 

本題はここから。

新型ノアが出て、我が家の80系ノアも型遅れ車になってしまいました。

買い替えになるのですが、最近は車の盗難も高度になってきてるそうで、便利になってきたスマートキーの機能を悪用して、キーから出ている電波を

受信してリピーターで転送して開錠してしまう「リレーアタック」とか、車の進化によって使われだした通信手段(CAN:Controller Area Network)を

悪用してあちこちにあるECUにつながっている部品に接続して侵入してしまう「CANインベーダー」。

スマートキーの電波を受信してスペアキーを作ってしまう「コードグラバー」というのがあるらしいです。

レクサスが盗難された時のニュースを見たんですがフロントフェンダー辺りをごそごそして、ものの数分で開錠し車を乗って行かれていました。

どうしてフェンダー裏からなのって思ったんですが、高級車ってヘッドライトも頭良いみたいで、単にライトがON/OFFするだけじゃなくて

車のコンピューター(ECU)に繋がってるらしく、通信線をつなぐのにそこが手っ取り早いからだそうです。

イモビライザーが付いてセキュリティが上がったかと思いきや、それが悪用されたり高性能化された車のスキを突いてきたりと、便利さと効率さが仇になってきている感がします。

 

対策はセキュリティを付けたらいいとか、簡単な所ではスマートキーなら電波が通らない缶カンに入れたらいいとかあるみたいですが、

言う人に言わせたら「何をしても盗まれるときは盗まれる。」らしいです。

余談ですが"盗まれるときには盗まれる"って言い方、"知っている人は知っている"とか"知らない人は知らない"と同じで誰でも言えるセリフで

よく分かっていない人ほど使う表現な気がします。("言う人に言わせたら"って書いた私も良くわかって人の一人です)

 

セキュリティーもフロントガラスで光っているLEDの警告表示を見たら、窃盗団なら難易度の高い低いとか、どこのメーカーかも見抜くらしいです。

ああ怖。

じゃあどうするのって聞くと、"いろいろやって取られにくくするしかない"だそうです。

セキュリティを付けて高度な監視をするのに加え、ハンドルロックやタイヤロックみたいなアナログ的な手段を組み合わせるのが良いみたいです。

 

で、ハンドルロックを検索すると色んなのが出てきました。

引用:Google検索

 

検索結果を見たらハンドルロックは高級車の盗難が多いためか一般向け多かったのですが、タイヤロックは差し押さえや移動禁止措置みたいな

行政での使用例が多く引っかかりました。

 

とりあえず車が来た時のためにハンドルロックとタイヤロックを買っておくことにしました。

Amazonで値段を見たらどちらも安いのは3000~5000円くらい。

 

まず、ハンドルロックから。

調べたらロックする場所をテキトーにリム(わっか)にかけるとリム自身を切られてしまう(ハンドルを切ってしまうということ)ため、

切られにくいスポーク部分に掛けないとダメだそうで、そのためにはハンドルロックの両側の爪が二股になっている必要があります。

「なるほど~」そう思って見てたんですが、そもそもの問題でどのレビューを見ても「鍵が開かない」と言う書き込みが相当数ありました。

「アカンやん」

値段が値段なだけに信頼性も低いみたいです。

名の通ったメーカーのはないかと探したら"TRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)から「 プレミアムステアリングロック 」と言うのが

見つかりました。

トヨタの看板背負ってるんだから、似たようなものでも品質検査は他よりもちゃんとしていそうな気がしました。

ただ問題はその値段。 廉価品の3倍近くの1万5千円ほどします。 ぷ===。

選択肢がないので壊れたときのことを考えたら仕方がないか、そう思いながら更に見て行くと同じ形のものが見つかりました。

こちらはスバル純正です。

純正品扱いするくらいならきっと大丈夫なんだろうなと、勝手に想像してしまいました。

楽天でスーパーセールか何かで買うと値段は2倍ちょっとになったんでポチリました。

 

 

 

本革らしいです。

開錠もスムーズで開錠するとバネでぱか~んて開きます。

これもラッチ部分を切られたらお終いですが、ベロの部分がちょーどホーンボタンの上に来るので下手に触るとホーンがなります。

 

 

 

タイヤロックの方ですが、これはどれもみな同じじゃないかっていうくらいそっくりで、日本のセキュリティメーカーからも出ていたんで、

値段が安かったモノタロウのを15%OFFの日にタイヤ止めと一緒に買いました。

タイヤ止めを一緒に買ったのはタイヤをロックしたまま車を発進させてしまうポカミス除けです。

私もだいぶポンコツになってきていて多分やらかしそうなので予防策としてセットで使うことにしました。

防犯性は所詮薄っぺらい鉄板で作られているだけなので車を発進させたらぐにゃりと曲がって取れてしまいます。

ただガリガリとかガチャンと音がするのでそれを期待してのことです。

 

 

ということで、ローテク? アナログ的?な盗難対策の話でした。

続きはまた書きます。

ではでは


新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア その後(その2)  新型90系ノア

2022-02-04 03:58:57 | 80系 ノア ハイブリッド

2月3日は節分

油断していた私は夕食の巻き寿司を見て節分だと気付きました。

小さな子供がいる親としては失格です。反省。

とら母(嫁)はそもそも豆まきをする気もなく、反省どころかあっけらかんとしていたので、有罪です。

大人だけならまだしも子供もいるのでしないわけにはいきません。

 

でも豆もないし鬼の面もない・・・・。

 

おやつに買っていた甘納豆があったのを思い出しこれを使おうって言ったら、とら母が小袋ごと投げたらと、ふざけたことを言ったんですが、

それもアリかなということで、豆はOK。

あとは、鬼の面。

さて鬼の面、鬼の面、鬼の面・・・・。

 

ありました。

鬼役は私でしたが、娘も喜んで鬼になったんで"豆まきミッションクリア"と言うことでよろしでしょうか。

 

 

三年前の北海道行きのフェリーで見つけたナマハゲのお面がこんなところで役に立ちました。

コロナでなかった頃が懐かしい。

 

 

 

さてここからが本題。

以前「新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア」と題して日記を書いたのですが、その続きになります。

 

ノアの点検のために訪れたディーラーで営業マンから下取りの話をされて、ハイエースのカタログを見せられたのが昨年の10月の下旬の事でした。

5年目なので買い替えか乗り続けるか決め時ではあったんですが、特に考えてもなかったので"ふ~ん"と言った感じで話を聞いていました。

 

おりしもコロナで世界的に物の生産が停滞し中古車が中古車屋さんから消えるとか、新車が手に入らないから中古車が新車以上の価格で取引されているとか

ニュースでも取り上げられていました。

 

ノアも車中泊でしかほとんど乗らないので5年で走行距離が1万4千キロほどしか走っていなくて、下取り査定もいい条件だったんではないかと思います。

 

その後、商談は進み契約となったのですが、先日ディーラーに行くと新型ノアが置いてありました。

新型発表があった時に評判がよくなかったフロントマスクもノアはまだ普通に見ることが出来ました。これなら許せます。

 

フロントマスクをいかつくさせて"オラオラ感"を出すという最近の風潮。

三菱のデリカもえげつなくて、職場の後輩は新型が出るからと言って慌てて現行を買ったと言っていましたが、ノアも兄弟車のボクシーは

それに匹敵するのではないかと思います。

ボクシーを見た人のコメントであったのが「5枚刃電動カミソリ」で、一番ウケたのが「ファンヒーターの吹き出し口」でした。

トヨタウエブサイトより引用 https://toyota.jp/voxy/?padid=from_tjptop_menu_voxy

 

 

 

ノアに乗る前に乗っていたプリウスαから、もう少し車内が広くてハイブリッドでということでノアになったんですが、車幅が1760mmから

5ナンバーサイズの1695mmになって三人で川の字になって寝るには少し窮屈でした。

ハイブリッドだとアルファードやベルファイヤ(車幅1850mm)があったんですが、値段も高いですし、もともと大きな車が好きではないので

プリウスαくらいの車幅のミニバンが有ったらと当時、営業マンに話したことがありました。

80系と言われる我が家のノアでもエアロを付けたなんちゃって3ナンバーはあったんですが、室内広さは当然一緒。

対して新型ノア(90系)は思い切って5ナンバー枠を超えて車幅が1730mmに拡大されました。

 

3センチほどの拡大ですが、室内を見ると色んな所で改善がなされていました。

80系では二列目のシートを最後尾までスライドさせるには、シートを中央に寄せないと下がらなかったのが、邪魔なでっぱりを削って

何もしなくても最後尾まで下げれるようになっていました。

 

 

 

ノアを買った時にシートのアレンジの説明を受けたときには、前後だけでなく左右に動かせるという"動き"に「へ~」っと思ったんですが

今となってはそれは余計な作業だったということです。

 

サードシートの座面裏のえぐり方はエグイです。改善点をしぼりだしてたんでしょうね。

二列目右側の座席の左にあるドリンクホルダー、新型は3センチほど隙間が見えるかと思いますが、80系はくっついてました。

 

 

ハイブリッドで4WDも加わってアウトドア派にもいいかと思います。

なによりオラオラ感もなく嫌味の無い5ナンバーサイズが好きな私にはちょうどいいサイズに仕上がった新型ノアだと思いました。

つづく。

 


新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア

2021-12-25 05:38:37 | 80系 ノア ハイブリッド

今年の10月のこと。

ノアの法定点検ということでディーラーに行ってきました。

 

 

 

ノアは2016年の4月にうちに来た車で、もう5年半になります。

車中泊での旅に娘が加わってそれまで乗っていたプリウスαの室内の狭さを解消するため選んだ車でした。

トヨタのハイブリッドのエンジンとモーターの協調運転は大変優れたもので、そのインテリジェンスな制御に惹かれノアもハイブリッドを選びました。

 

 

 

5年で走行距離は1万4千キロほど。その大半が車中泊でのものでした。

半年前に車検を受けてその後も走っていないので法定点検といっても特に気になることもなく、娘が店の一角の小さなキッズスペースが好きで

まあディーラーにお茶を飲みに行くそんな感じで出向きました。

 

 

 

 

 

店内には見慣れない新車が展示してありました。

割と幅があって大きく見えましたがエンブレムはカローラの文字が。

庶民の車だったカローラが3ナンバー(幅)サイズになってしまっていました。

 

 

 

営業マンが来て点検の後、査定をしてもいいかと言ってきました。

なにやらノアも新型が出るらしく、そうなると今のノアが型落ちになって査定も下がるとのことで、時間に余裕があったので査定してもらうことにしました。

 

点検と査定の間、営業マンとしばし雑談。

初めはノアの話や査定額の話だったのがやがて次の車の話になってきました。

普段、セールスをしてこない営業マンだったのでちょっと意外でしたが、5年落ちで時期としては買い替えのことも考えないといけないタイミング。

プリウスαから乗り換える際にノアの他にハイエースも考えましたが、当時ディーゼルの排気ガス浄化装置(DPF)の作動の評判が思わしくなく

「ハイブリッドが出たら買います」と言ってノアにしました。

 

乗り換える車の事など全く考えてなかったので営業マンの話もまだ心に響かずただただ話を聞く程度な感じ。

ハイエースがハイブリッドになるのはいつですか?

そんな質問を投げかけましたが答えは「分からない」でした。

 

以前トヨタは2025年を目処に全車種に電動モデルを設定との発表があり、言ったからにはハイエースも何らかの電動化になると思っているのですが

なかなか現実問題、難しい気がします。

ボンネットのないボディも2004年の現行型から変わっていなくて、衝突時の安全性から変更されていくべきところですが"荷室の大きさ命"のハイエースには

難しい問題。

 

 

 

テーブルに置いてあったハイエースのカタログ。

トヨタの販売チャネルの変更に伴いここトヨタカローラでもハイエースが買えるようになりました。

 

 

 

あらかじめ用意された見積りには500万円超えの金額。

「さすがにないわ」

よく見ると車種設定がおかしくてオプション費用が余分に計上されていました。

それでも450万円くらいして商用バンのくせに高級車並みの値段。

なかなか簡単に買えない車なのがよくわかりました。

 

ハイエースの販売実績が無いので端末での選択に誤りがあってベテランの営業マンも汗汗。

突然だったので後日、また話を聞きに行くことになりこの日は終了。

 

あと2年ノアに乗ればハイエースの状況も少しは変っている気もします。

世間は電気自動車で押し進んでいるようですが、バッテリーの課題からためらう人も多い気がして、個人的には水素エンジンの方が妥当な気がします。

水素ステーションの課題はタクシーもLPガスで走っていますので、航続距離の優位性からとりあえずLPガススタンドの倍のスタンド数があれば

ユーザーも我慢してくれそうな気がします。

 

 

後日、またディーラーで商談の続き。

意外と時間が必要なので娘は塗り絵を持参。

絵を描くのが好きで暇があったら鬼滅の刃とか書いてます。

 

 

ハイエースのハイブリッドはまだ先になりそう。

ハイエースのフルモデルチェンジを待つためならノアであと2年待つという選択肢も有り。

ただそうなるとノアの下取り値は随分さがりそう。そうなると次の車を買うときの追い金が増えてしまう。

アッチを立てるとコッチがたたない。

難しい問題。

 

 

で、先日新型ノアの発売が発表されました。

実物の発表はまだですがそれでも商談は進んでるみたいで、現物見ないでサインする人もいるとか。

話が進んだらまた書きたいと思います。

 

 


純白の貴公子号はプリウスαから80系ノアハイブリッド(寒冷地仕様)へ 

2016-04-30 05:53:05 | 80系 ノア ハイブリッド
四年前、娘が生まれるのを機にプリウスαを買いました。

ハイブリッドのインテリジェントな制御が好きで、車中泊を考えてプリウスではなくプリウスαにしました。







娘が生まれたものの、幼い娘を車に乗せて出歩くのに抵抗があったのと、車でビュ~ってお出掛けするよりも歩いてテクテク散歩する方が楽しかったので
買ってから3年ほどで走った距離は5000キロに満たないくらいでした。


娘が生まれる前は長い休みがあるとバイクや車でよく旅に出ました。
娘が3歳になろうかという頃、そろそろ娘も一緒にって思い始めました。


車中泊で一番大切なのが寝床だと思います。
家の布団で寝るにも、敷き布団の下に週刊誌一冊でもあったら鬱陶しいと感じると思います。なのでシートの起伏や。つなぎ目に凹凸が少しでもあると
寝辛くなります。


なのでプリウスαも、真っ平らになるようにベッドキットを作りました。










真っ平らにするには思いの外大変で、プリウスαはラゲッジスペースの部分を13センチほどかさ上げしなければなりませんでした。
天井が高くない車には痛手でした。










私の身長は182センチ。
運転席を一番前にスライドさせると寝床の長さが190センチ程になり、足を伸ばして寝ることができましたが、そうなると運転席に座ることができなくなります。
夜間に車を移動させるのも不自由でした。









ベットにすると荷物の置き場が無くなります。
シートの隙間や足下に詰め込まないとダメなので、荷物を減らしたり、収まるようにカバンの形状や大きさも考えなければなりませんでした。


なにが一番大変だったかと言うと、ベッドを組立いるのに積んでいる荷物を一旦退かさなければならず、寝場所に辿り着いてすぐにでも寝たいと思っても、
この作業があると思うと憂鬱でした。


小さな子を連れて長旅はぐずると聞かされたのですが、幸いそれはありませんでした。
行った先々で楽しそうに遊ぶだけでなく車で寝ることも楽しそうにしてくれました。
夏の北海道で調子づいたのでその後、SLトーマス号の大井川鉄道やアンパンマン列車の四国など、3ヶ月ほどで5000キロを車中泊で走りました。








腰高の床に低い天井。
乗り込むのは細い洞穴に入るみたいで、同時にこの車で車中泊するのに限界が見えてしまいました。









冬の間プリウスαに代わる車がないか探しました。
とら母やディーラーに話すと自分も含め“買う空気”が流れるので、気持ちを込めずに“なんとなく”調べました。


プリウスαより大きいハイブリッド車となるとノアやヴォクシーで、その上はアルファードやベルファイヤーなどになります。

アルファード系は高すぎて買えませんし、車重がありすぎて本来のハイブリッドの旨みが薄いです。


ノア系はプリウスαと同じハイブリッドユニットで、車重的にも燃費の旨みを感じるにはこのあたりが限界に思えます。

問題は車体のサイズ。
プリウスαが3ナンバー枠に対してノア系は5ナンバー枠。
全幅が1775mmから1695mmに80mm狭くなります。

8センチの差は大きく感じました。


室内幅はカタログスペック上はプリウスαが1520mm、対してノア系は何故かそれより+20mmの1540mm。


あり得ない数値だったので、実際にトヨタに行って測らしてもらいました。
結果は言うまでも無くプリウスαでした。








5ナンバー車はどうやっても5ナンバーです。
親子3人犬一匹が列んで寝るには幅が必要です。
室内の有効幅も8センチほど狭いノア系。

幅が狭いのは致命的でした。
かといって日産のセレナやホンダのステップワゴンとて5ナンバーはどれも同じ。
選択肢が無いので他に解がないか考えました。

色々と測ってみて気付いたのが全長が同じなのにノア系は室内長がプラス30センチ長いということでした。


現行のノア系は80系と言うそうで、前モデルの70系から室内空間が改良され、広く低床になったと知りました。











幅が狭くなって長くなる。
何か良い解がないか考えました。

ある日、娘の寝ている姿を見て閃きました。
娘は非常に寝相が悪いです。
川の字になって寝ても気付いたら“H”の字になってしまいます。
ひどい時は布団から離脱して場外で寝てしまっています。

ということで列んで寝なくても何とかなりそうなのがわかったので、今日から純白の貴公子号はノアハイブリッド(寒冷地仕様)になりました。




GWに向けてベッドキットの製作中です。




追伸
知り合いの方が海外に行った際に友和子にとぬいぐるみを買ってきてくださいました。





シャーロット王女やトムクルーズの娘が持っていて日本でも有名になったJellycat (ジェリーキャット)のぬいぐるみだそうです。
NIさんありがとうございました。





ではまた