にいはんは周回遅れ

世間の流れとは違う時空に生きる

検証:10万円争奪戦 最終回

2007-08-31 | オーマイニュース

10万円争奪戦 (8月第4週)

銘柄

証券コード

基準価格【註】

期間中最高値

発注株数

ポイント増減

オルガノ 6368

2295

2340

1379

+62055

ミズノ 8022

599

605

5050

+30300

共栄タンカー 9130

437

465

6000

+168000

アイビーダイワ 3587

40

41

10000

+10000


(中期 8/6~8/31)

銘柄

証券コード

基準価格【註】

期間中最高値

発注株数

ポイント増減

ミズノ 8022

671

680

4411

+39699




第1回中間発表はこちら。第2回中間発表はこちら。第3回中間発表はこちら。今週の予想記事はこちら

拙ブログの集計では、第3週に東芝を予想したタカスケさんが持ち点を最も増やしています。正式な結果は、9月3日に予定されているオーマイニュース(以下OMN)の発表をお待ち下さい。

さて、4週間にわたる10万円争奪戦は終了し、あとはOMNの結果発表を待つばかりとなりました。みんなが参加できるサバイバルゲームだったはずが、最終的な参加者は3名。約3800名が登録しているはずの市民記者のうち、1000人に1人も参加しなかったというなんとも寂しい結果になりました。

そのようになった最も大きな理由は、編集部と市民記者の温度差でしょう。この企画を行うにあたっては、当然編集部内での会議をクリアしているはずですが、その際に肝心要の市民記者がこの企画に乗ってくるかどうかという議論が満足になされなかったとみて間違いないものと思われます。仮に議論があったとしても「日頃300円ぽっちでも書いてくれる市民記者に10万円ものニンジンをぶら下げたのだから乗ってくるはず」というあたりがせいぜいでしょう。だとすれば、OMNはあまりに市民記者をわかっていないと言わざるを得ません。

市民記者といっても人それぞれなのは勿論ですが、その中にお金の為に記事を書いている人がどれだけいるでしょうか。それを考えるだけで、賞金の額より企画の内容によって市民記者の反応が左右される事はわかりそうなものです。この企画は明らかに失敗だと思われますが、過ぎた事は仕方がありません。今後同じ失敗を繰り返さないようにするのが大切です。

そこで拙ブログから提案があります。企画を実行する前に、市民記者にお伺いを立ててみるというのはいかがでしょう。

未だにOMNのサイト上で正式なアナウンスがないのが気になるところではありますが、9月からは市民記者編集委員制度が発足するようです。事前に彼(女)らに企画の内容を伝え、評価してもらう仕組みがあれば、編集部の独りよがりのような企画はかなりの割合で減少するのではないかと思われます。勿論、編集部に自らの耳に痛い意見も受け入れる姿勢がなければ何の意味もありませんが。


目を瞑り、耳を塞いだまま前へ進むのはたいへん危険です。

【註】
基準価格はそれぞれ8月27日(8月第4週)・8月6日(中期)の始値です。予想時の算出株価ではありません。


変わらなくてよかったもの

2007-08-30 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)の創刊1周年を機に行われたキャッチコピーコンテストは、キャッチコピー・記者登録者の呼称とも採用のレベルに達する作品がなく、当面は現状維持という結果になりました。

実は、OMNでは元木昌彦氏の編集長就任と時を同じくして市民という言葉からの訣別を考えていたフシがありました。元木氏の編集長就任を告げる5月31日付のプレスリリース(pdf注意)で、OMNは自らを「参加型ニュースサイト」と称しています。それまでは「市民参加型インターネットニュースサイト」と称していました。そして、それから半月後にキャッチコピーコンテストの開催が告知されています。

ですから、この結果はOMNとしては残念なものかもしれません。しかし、この1年間で「市民みんなが記者だ」のキャッチコピーと「市民記者」の呼称が定着したという側面も無視できないのではないかと考えます。元木氏は今回のコンテストで採用作がなかった理由を結果発表の中でこのように述べています。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更・太字は筆者)

編集部員の中には、「(私も/たった一人にでも)伝えたいことがある」を推す声もあったのですが、【市民みんなが記者だ】に代わるまでには至らないと判断し、今回は、5本のキャッチコピーを佳作とさせていただきました。

元木氏が現行キャッチコピーの優秀さを認めた発言のように感じられるのは私だけでしょうか?

個人的には、市民という言葉の響きは別にして、今回の結果にホッと胸をなでおろしています。現行キャッチコピーは、ただのキャッチコピーにとどまらず、創刊宣言でOMNの核心となるコンセプトとして紹介されているからです。今回のキャッチコピーコンテストの結果が創刊宣言に与える影響についての懸念は以前に書きました。当時の想いは今でも変わっていません。

しかし、最初に書いたようにコンテストの結果は現状維持というものでした。これで当面は創刊宣言も安泰でしょう。今後は創刊宣言の理念に一歩ずつでも近づいていって欲しいと願うばかりです。


やるといったらやらないと

2007-08-29 | オーマイニュース

いきなりですが川柳を一句。


編集部 祭りに酔って 市民(たみ)忘れ


評:ちゃんと仕事しなさい


昨日は日本版オーマイニュース(以下引用部分を除いてOMN)の創刊1周年。記念イベントの模様は元木昌彦編集長名義の記事等で報告されています。ライブチャットでの説明によれば、会場は満席だったとの事。盛況だったようで、まずはなによりです。

しかし、華やかなイベントの陰で、1周年記念企画が見事なまでにほったらかしにされていました。OMNが8月28日に行うと明言していた企画を確認してみましょう。

× DSプレゼント当選者発表

× Tシャツプレゼント当選者発表

× 夕張応援拭き当選者発表

× 犬ビール当選者発表

 キャッチコピーコンテスト選考結果発表

○ 1周年記念イベント開催および同イベント生中継

○ 年間市民記者賞

○ 1周年記念誌製作

× 8月28日に行われるはずだった何か

× ワンコインコーナースタート

ご覧の通り、過半数の6項目が事前の告知にも関わらず実行されませんでした。ワンコインコーナーは今日夕方になって記事が掲載されましたが、他の5項目はこのエントリを書いている時点でも手つかずのままで、遅れについては何のアナウンスもないままです。

また、3項目に○をつけましたが、このうち年間市民記者賞はノミネートが行われた事が前出の元木昌彦編集長名義の記事で触れられているだけですし、1周年記念誌は数ある編集部名義のイベント報告記事の1本で触れられているだけにすぎません。従って、それらの存在をOMNのサイト上で確認するのは極めて困難と言わざるを得ないでしょう。

キャッチコピーコンテストについては、告知した通りに選考結果発表は行われたものの、2ヵ月半前の時点で近日発表されるはずだった5人目の審査員はいつの間にか闇に葬り去られ、当初から名前が出ていた4名のみによる選考となりました。この件についてもOMNからは何のアナウンスもありません

結局、OMNのサイトを訪れた誰にでもわかる形で実行された企画は、1周年記念イベント開催および同イベント生中継だけでした。

記念企画の告知ページにはこのような一文があります。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更・太字は筆者)

オーマイニュースは8月28日、1周年を迎えます!
これも市民記者のみなさん、読者のみなさんのおかげ。ということで、この感謝の気持ちを込めて
オン・オフライン問わず、さまざまなイベントをただいま企画中です。
お祭り”のような気分でみなさんもオーマイニュースを盛り上げていきませんか?

確かに1周年記念イベントは盛況だったようです。市民記者からはこの1年、あるいは市民記者登録からこれまでの歩みを綴った記事も多数寄せられました。ですが、報告記事等から感じられたイベントの雰囲気、創刊1周年を機に寄せられた記事の論調などから考えますと、市民記者の側は創刊1周年を祝福しつつ、冷静にOMNの問題点を見つめ、今後の糧にしていこうというスタンスを取っている人が多いように思えました。少なくともお祭り気分にどっぷり浸っているようにはみえません。

ひるがえって、編集部の仕事ぶりはご覧のような有様です。

元木氏の報告記事によれば、昨日の宴は20時過ぎにはお開きとなっているはず。プレゼント企画に限れば、それからOMNに戻って抽選を行い、当選者を発表するだけの時間的余裕は十分にありました。いや、こういった仕事はパーティーが終わってからドタバタと行う性格のものではないはずです。

前日までに当選者発表のひな型を作成しておき、当選者の名前を入れるだけで発表できるように準備をしておこうと考える人は、編集部内に誰一人としていなかったのでしょうか?

「○日(まで)に××をやります」と宣言した場合、宣言した時点で○日に××が行えるように作業の予定を立てておくのは基本中の基本です。アクシデント等で予定が狂った場合にはその旨アナウンスをするのも同様。黙って頬被り、そのうちなかった事にというのは最悪の対応です。

市民記者がいくらOMNを盛り立てようと東奔西走しても、本丸の編集部がこれではOMNが良くなるはずもありません。自分でやるといった事すら満足にできない組織を誰が信頼するというのでしょう。


世間の常識に則って、当たり前の事をきちんとやる。


OMNがとるべき道は、他にありません。


【追記 8/30 7:05】
今朝一番で各プレゼントの当選者が発表されました。
1日遅れと書かれているのは、29日のうちに記事を書いたからでしょう。
遅れた理由についてのアナウンスはありません。
なお、デジタルビデオカメラの当選発表に関しては、1日遅れで間違いありません。


カウントダウン終了

2007-08-28 | オーマイニュース

オーマイニュースの皆様

1


通常業務に加えて、記念イベントの準備やライブ中継等、忙しい日々が続いたことと思います。
Newsスタッフは各種プレゼントの当選者発表、TVスタッフは今日行われたイベント中継の編集作業(準備?)が終わりましたら、ゆっくりとお休み下さい。

【告知】オーマイウォッチャー同窓会のお知らせ

2007-08-27 | オーマイニュース

【おことわり】
このエントリは変更があり次第、随時追記を行う予定です。


2007年8月28日、日本版オーマイニュース(以下OMN)がめでたく創刊1周年を迎えます。

この機会にオーマイウォッチャーの皆さんで語り合いませんか。


名称

オーマイウォッチャー同窓会(仮称)

開催日時

2007年8月28日 14時から18時まで(予定)

場所

OMN創刊1周年イベント生中継ライブチャット
(中継画面の隣にチャット欄があります)

参加資格

特にありません
OMNに興味を持った事がある方ならどなたでも


昨年の8月28日、OMNのβバージョンがオープンしました。アクセスが集中してサーバーがダウンするほどの炎上力集客力も今は昔。はばたけ!ゴキブリ!さんの推測値によれば、ここ半年のPVはよくて月間300万という状態が続いています。

オープン当初の熱狂を支えた元ウォッチャーの皆さん、元オピニオン会員の皆さん、元市民記者の皆さん、元OMN社員の皆さん。

久しぶりに創刊1周年記念イベントの場に集まって、思い出話に花を咲かせてみませんか。

そして、2年目に向けてOMNがどこへ行こうとしているのか、中継を見ながらOMNの未来を想像してみましょう。


なお、私こと遅れ兄は、言いだしっぺでありながらほぼ参加が不可能であることをあらかじめお知らせし、お詫びいたします。運が良ければ中継の最後に少しだけ顔を出せるかもしれません。


【参加される皆さんへのお願い】
当日のライブチャットには、一般の視聴者も多数参加するものと思われます。
なるべく迷惑をかけないようご協力をお願いします。


オーマイニュースの成長を実感した

2007-08-27 | オーマイニュース

今日、オーマイニュース(以下OMN)のお知らせ欄に、投稿記事に関する注意が掲載されました。

創刊1周年直前にこのようなお知らせを出さなければならなくなった事自体は、たいへん残念ではあります。しかし、OMNの対応という点からこのお知らせを見ると、多忙な中でもやるべき事をきちんとやる姿勢がうかがえて好ましい印象を受けます。

まず目につくのは迅速な対応です。OMNの情報提供窓口を通じて指摘があったのが、おそらく金曜日の深夜から土曜日にかけてだと思われます。指摘を受けてから事実確認を行い、一連の対応を完了するまで約3日弱。土日をはさんでいる事を考えれば、精一杯の対応であったと推測されます。

次に評価するのは、事の経緯をわかりやすく説明している点です。

このお知らせでは、OMNで何が起きて、編集部がどのように対処したのか。認められる行為と認められない行為の境界がどこにあるかといったあたりが、市民記者倫理綱領や市民記者規約の該当箇所を紹介しながら丁寧に書かれています。

今回の件は、当該記事を投稿した市民記者だけではなく、その記事を掲載した編集部にとっても不名誉な出来事です。にもかかわらず、迅速な対応を行い、その結果についてきちんとアナウンスをした編集部には素直に拍手を送りたいと思います。こんな事は当たり前の対応なのですが、当たり前の対応がきちんとできたというのは、よちよち歩きのOMNにとっては大きな成長を示す出来事だと思われます。

ほぼ1年前の創刊直後には、このような記事が掲載されていました。掲載直後から、コメント欄では他媒体からの無断転載を指摘されていましたが、編集部が対応した形跡はありません。現時点では日刊スポーツ社のサイトで元記事を確認する事はできませんが、コメント欄の引用やこちらのブログを見れば、無断転載はほぼ間違いないでしょう。当時は余りに多忙でコメント欄の指摘を確認する余裕も無かったのかもしれませんが、この記事が残っていたおかげで、創刊から1年経ったOMNの成長を実感する事ができました。

災いを転じて福となす。創刊1周年を前にして、何かと慌しい雰囲気があったこのタイミングで記者活動のあり方をあらためて考える事ができたのは、市民記者にとっても編集部にとってもいい機会だったと前向きに捉えればいいのではないかと思います。


OMNは、地に足をつけて前に進んでいきましょう


創刊1周年まで、あと1日です。


【関連リンク】
初心に戻って、「市民記者倫理綱領」を読もう


禁じ手を認めるオーマイニュース

2007-08-25 | オーマイニュース

夏の全国高校野球大会は、22日、佐賀北高校の優勝で幕を閉じました。今年は天候に恵まれ、雨による日程変更が全くなかった大会となりました。その一方で、連日の猛暑で足に痙攣を起こす選手がいたり、熱中症とみられる症状で試合中に一時ベンチを外れる指導者が出るなど、以前から指摘されていた投手の連投とは違った角度から、健康管理についての議論が起こったりもしました。

そして、決勝戦の翌日に各スポーツ紙をにぎわせたのが、惜しくも準優勝に終わった広陵高校の監督が、試合後に公然と審判の判定を批判した件です。

高校野球の世界では、審判に対する批判は禁じ手という不文律があります。昔なら、こういった発言があってもメディアが取り上げなかったかもしれませんが、時代も変わったものです。ネット上でも審判の判定が不自然であるとか、指導者としてそのような発言は慎むべきといった様々な意見が出ました。

この件について触れた記事は、オーマイニュース(以下OMN)にも掲載されています。当該記事については、拙ブログのコメント欄に「無断盗用ではないか」との指摘が寄せられていますが、同様の指摘は既にOMNにもされているという事ですので、週明けには編集部が何らかの対処をするものと思われます。

さて、拙ブログでは、以前OMNが高校野球特集を設けた件を取り上げました。その時点で記事は1本しか掲載されていなかったものの、企画の意図は評価に値するもなので、そのまま埋もれさせるには惜しいと書きました。

そのように書いた手前、高校野球特集がその後どうなったのかは当然気になります。結局、今日の時点で8本の記事が収録されました。

しかし、ちょっと待って下さい。募集記事にはこのように書かれていました。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更、太字は筆者)

 ただし、条件が1つだけ。

 現場に足を運び、見聞きし、感じたことを記事にすること(写真を撮る、練習を見る、試合を応援するなど。可能ならインタビュー取材も)。「テレビの中継を見て、新聞を読んで」というスタイルは、本特集では禁じ手といたします。

収録されている記事の中には「テレビの中継を見て、新聞を読んで」というスタイルの記事が複数本あります。個人的には、現場に足を運んでさえいれば、それがもう一つの甲子園だったり、過去の記憶に思いをはせる内容でも一向に構わないと思います。しかし、編集部名義の募集記事で禁じ手と定めたものを、何故高校野球特集に収録したのでしょうか?

担当編集者がこのルールを知って(覚えて)いたかどうかはわかりません。ですが、どちらにしても自らが決めたルールを恣意的に運用したり、最初からなかった事にする企業が外部から信頼されるはずがありません。禁じ手を使った記事は速やかに特集から外し、その経緯をきちんとアナウンスするべきでしょう。蛇足ですが、先日触れた編集長賞にしても問題の根は同じです。


OMNは、自分で決めたルールをきちんと守りましょう


創刊1周年まで、あと3日です。


検証:10万円争奪戦 第3回中間発表

2007-08-24 | オーマイニュース

10万円争奪戦 (8月第3週)

銘柄

証券コード

基準価格【註】

期間中最高値

発注株数

ポイント増減

東芝 6502

980

1070

3236

+291240

東レ 3402

899

916

3000

+51000



第1回中間発表はこちら。第2回中間発表はこちら。今週の予想記事はこちら

3週目に突入しましたが、今週もまだ人数が集まりませんでした。
残すはあと1週のみです。参加者はどれくらい増えるでしょうか。


創刊1周年まで、あと4日です。

【註】基準価格は8月20日の始値です。予想時の算出株価ではありません。

なお、拙ブログで基準価格を月曜日の始値としている根拠は、告知記事のルール説明にあります。そこで、該当部分を一部抜粋します。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更・太字は筆者)

6.持ち点:短期、中期のいずれも、毎回300万ポイント

7.予想時の株価算出:いずれの期間も直前の金曜終値で算出します。
                【短期】 6日~10日分は3日、
                      13日~17日分は10日、
                      20日~24日分は17日、
                      27日~31日分は24日の終値で算出。
                【中期(6日~31日)】 3日の終値で算出。

10.勝敗の決定:
  ・短期は開催週の月曜日の始値から金曜日の終値までの最高値で計算します
   例)
   8月6日開催分は、6日の始値を基準に10日までの最高値で算出
  ・中期は8月6日の始値を基準に、31日までの最高値で計算します
  ・短期4回、中期1回の計5回のうち、持ち点300万ポイントを一番増やした方が勝者です
  ・同点が複数出た場合は、株価上昇率が高い方を勝ちとします

告知記事の中で、基準という言葉が使われているのは上記2箇所だけです。従って、金曜日の終値は、予想の為の参考価格で勝敗の決定には関係ないと解釈しました。月曜日の始値が金曜日の終値を上回った場合、持ち点が300万ポイントを超えた状態からのスタートになりますので、短期4回、中期1回の計5回のうち、持ち点300万ポイントを一番増やした方が勝者という説明とは整合性が取れませんが、要はどちらにも解釈が可能だという事です。


きれいさっぱり忘れたで賞

2007-08-23 | オーマイニュース

先週はお盆休み。毎年の慣例で、殆どの週刊誌が発売されませんでした。5月から週1回、週刊誌批評に事寄せた身辺雑記を掲載してきたオーマイニュース(以下OMN)の元木昌彦編集長も、この時期に合わせて夏休みを取り、中国へ行ったようです。

さて、元木氏が正式にOMNの編集長に就任したのが6月1日。その後しばらくして就任のあいさつが掲載され、その場で新たな方針が示されました。その時に計画中とされていた市民記者編集委員(仮称)の創設はどうやら実現したようで、対外的な発表は無いものの、市民記者には既にその氏名も公表されているようです。

おそらく、8月28日の創刊1周年を機に市民記者という呼称がお役御免となるので、彼(女)らに対しても新しいネーミングが用意されているものと思われます。そのネーミングを今から公表すると、キャッチコピーコンテストの結果を連想させる事になるのでしょう。従って、正式発表は8月28日以降になるのではないかと考えています。

そして、このように実現する企画がある一方で、6月からやりますと明言していながらその後一切消息が途絶えた企画もあります。


元木氏をはじめとするOMNの皆さん、編集長賞の存在を覚えていますか?


就任あいさつには、編集長賞についてこのように書かれていました。(引用部分はイタリック体で表示)

◆ 編集長賞を設けます 

 さらに、月に10本以上掲載された記者のなかから、おひとりを選び、編集長賞として1万円差し上げます。6月1日掲載分からカウントします。

ところが、この記事を最後にOMNからは編集長賞の文字が消えました

6月・7月とも月に10本以上の記事が掲載された市民記者は複数名いました。どちらの月も、そのうち1名には編集長賞が贈られていばければならないのですが、選考が行われた形跡もありません。OMNの内部ではすっかり忘れ去られた存在になっているのでしょう。

間もなくワンコインコーナーがスタートします。それに伴い、今後は月に10本以上の記事が掲載される市民記者が増加するものと予想されます。また、何よりも編集長賞の創設は元木氏が市民記者に対して行った約束で、その存在は市民記者以外の読者にも知られています。今更なかった事にできる性格のものではありません。

編集長が署名記事でやると宣言した事を放置するメディアを初めて見ました。


OMNはきちんと仕事をしましょう


創刊1周年まであと5日です。