にいはんは周回遅れ

世間の流れとは違う時空に生きる

オーマイニュース終了

2009-03-26 | オーマイニュース
編集部発のお知らせが出ている以上事実だとは思いますが、トップページは平和そのもの。
サイト閉鎖を思わせる記述は一切ありません。

当エントリ執筆時点のトップページ




オーマイニュース社は、最後だけでも

きちんとアナウンスをしましょう


イタリア街――贅沢極まる仮住まい

2008-12-27 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)社が、今年4月に移転したばかりの港区東新橋(通称イタリア街)の本社ひっそりと引き払い、12月22日付で中央区八丁堀に再移転していました。

OMN最初の本社だった三興第一ビルは、もとから再開発事業が決定していた場所にあり、それを承知で本社を構えた以上、いずれ移転する事は明らかでした。移転の際には事前に編集部からアナウンスがありましたし、また、それとは別に、市民記者・編集部員ともに関連記事を執筆・掲載しており、記事やコメントを読むとOMN発祥の地への惜別の念を特に強く感じます。

当時と比較すると、今回はアナウンスもなく、いつの間にか会社案内のページが書き換えられていただけ。個人的には、たった8ヶ月しかイタリア街にいられなかった会社として、その名前を世間に知られたくなかったのではないかと思われてなりません。

しかし、OMN社の現状を考えればこれは全く恥じる事ではなく、単に身の丈に合った場所に移っただけなのですから、きちんとアナウンスすればいいのにと思ってしまいます。以前、イタリア街のオフィスを取材して記事にした三田典玄氏あたりに依頼して、再度記事を書いてもらう手もありかもしれません。

さて、イタリア街の旧本社八丁堀の新本社を比較すると、73坪あった坪数は半分以下の34坪になっています。現在の業務上必要なスペースはこの程度が適当だという事になります。

OMN社が大規模なリストラを行った後、遅くとも今年8月以降は現在の人数で仕事をこなしてきたはずです。それから4ヶ月、ただでさえ坪当たりの賃料が高い上に広いオフィスにとどまらざるを得なかった事情は知る由もありませんが、無駄なスペースに賃料を支払い続けるとは、実にもったいない事をしたものです。

そして、前述のリンクによれば新本社の賃料は月々約37万円。以前のエントリのコメント欄で、名無しヲチャーさんが試算した旧本社の賃料は月々ざっくり150~200万円。これは私の試算ともほぼ一致する数字です。立地以外にも、築5年と築23年の違いも賃料に反映されたとみえ、賃料の負担は単純計算で4分の1から5分の1程度に大幅に軽減されます。オーマイライフになってからもPVが伸びたという噂もなく、収入面で大幅な改善があるとは考えづらい状況で、月々の支出が100万円以上減る事は、OMN社の財政的に大きなプラスでしょう。

市民記者の原稿料カット・社員のリストラ・本社移転の3点セットで徹底した経費の切り詰めを行ったOMN社は、相当身軽になったはずです。あとは前に進むだけ絶壁をよじ登り、再出発のスタートラインに立つだけです。


今年3月、親会社であるソフトバンクの孫正義氏から追加融資を断られ、韓国のある企業から融資を受けて生き延びたOMN社【註】。


孫氏から融資を再開してもらえる状況まで会社を立て直せれば、再出発のスタートラインに立ったといってもいいでしょう。無借金経営に越した事はありませんが、差しあたってこれをOMN社の来年の目標に掲げてみてはいかがでしょうか?


【註】
日経ビジネス 2008年10月20日号 「敗軍の将、兵を語る」 元木昌彦氏(P96~99) より一部抜粋


カウントダウン、やむなく継続

2008-09-01 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)は、後継機トラブルのため、もうしばらくなかった事にならないようです。


OMNがなかった事になるまで、あともう1日


11・10・9・8・7・6・5・4・3・2・1・1・?


福田首相のカウントダウンにしておけばよかった。


OMNにはアナウンスが出ていますが、同様の文言をオーマイライフのトップページにコピーするくらいの事はしてもいいと思うのですが。


最後まで黙って粛清の嵐

2008-08-31 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)が、大量のコメントをなかった事にしました。

なかった事にされたのは、こちらこちらの記事の未登録者用コメント欄。前者には21件、後者には72件のコメントが付き、記事に関連する議論や内容についての指摘が活発に行われていましたが、OMNはこっそりとコメント欄ごとなかった事にして、そ知らぬ顔をしています。


OMNは最後まできちんとアナウンスをしませんでした


なお、こちらの記事のコメント欄を見ると、後者の記事を執筆した元編集部員で現在はフリーの軸丸靖子記者は、未登録者用コメント欄の閉鎖を事前に知っていた模様です。


OMNがなかった事になるまで、あと1日


 


結局プロが上に来るオーマイニュース

2008-08-30 | オーマイニュース

予告されていた最終更新から2日が過ぎ、オーマイニュース(以下OMN)がちょっとしたトップページのお手入れを行いました。掲載記事の順番を入れ替え、最上位には亀山早苗記者の連載コラムが据えられています。おそらく、これがOMN最後のトップを飾る記事になるのでしょう。

ところで、このトップページの配置ですが、亀山氏のコラムを含めた上位3本がいわゆるエムプロ組の記事で占められ、上から数えて4番目、サブトップ最下位にようやく一般市民記者が執筆した記事が顔を出します。順番を入れ替える前は、新しく掲載された記事を上から機械的に並べていただけだったので、それではあまりに芸がないと編集部が考えたのかもしれません。

しかし、OMNが市民メディアを標榜していた事を考えると、最後の最後になってエムプロ組が浮上してくるというのは、見ていてあまり気持ちのいいものではありません。OMNはニュースの看板を下ろし、元木昌彦前社長が推進した週刊誌化路線に至っては早々になかった事にされているにもかかわらず、肝心の編集部はエムプロ組への未練を捨て切れていないようにも思えます。


OMNがなかった事になるまで、あと2日


 


命日の翌日

2008-08-29 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)のトップページにあった通産12連勝の文字が、通算12連勝に修正されました。タイトル文字(?)を修正した旨のアナウンスもあり、きちんと仕事をしているかと思いきや、記事本文の通産12連勝は無修正のまま放置されてしまっています。

平野日出木編集長は、J-CASTニュースのインタビュー「市民記者は最大の財産」と答えています。それはそうかもしれませんが、正と負の違いこそあれ、どこまでもオーマイクオリティな仕事ぶりもOMNの財産に違いありません。勿論、この財産もオーマイライフにそのまま受け継がれていくのでしょう。


OMNがなかった事になるまで、あと3日


 


誕生日が命日

2008-08-28 | オーマイニュース

今日はオーマイニュース(以下OMN)の創刊2周年です。


創刊初日、アクセスが集中してサーバーがダウンしてしまったのが2年前。


サイト内に特集まで設けて1周年をPRしていたのが1年前。


それから1年経った今日、OMNは記事の更新を終えました。


虎は死して皮を残し、OMNはトップページに誤字を残す。


通産12連勝とはこれいかに。それがオーマイクオリティ。


OMNがなかった事になるまで、あと4日


 


アナウンス無き規約改定

2008-08-27 | オーマイニュース


オーマイニュース・インターナショナル株式会社 → オーマイニュース株式会社

少し古い話になりますが、今年4月21日、オーマイニュース(以下OMN)は上記のように社名を変更しました。単に“インターナショナル”が削除されただけですが、それでも社名変更には違いありません。

それに伴い、サイト内でちょっとした手直しが行われていましたが、編集部が多忙だったせいなのかどうか、チェックが不十分なままに更新されてしまい、現在に至るまでそのまま放置されているところがあります。ここでサイト内にある2つの署名を引用してみましょう。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更・太字は筆者)


2008年2月1日
オーマイニュース株式会社
代表取締役社長 元木昌彦


2006年7月21日
オーマイニュース株式会社
代表取締役社長 元木昌彦


前者はトップページ最下部からリンクされている個人情報のページ、後者は市民記者登録画面からリンクされているプライバシーポリシーページにある署名です。どちらも日付の修正をうっかりしてしまったのでしょう。その結果、前者では日付の時点で存在しない会社が署名を行っており、後者ではそれに加えて当時の代表取締役社長と異なる人物が署名するという滑稽な事になってしまっています。

まあ、これはOMNらしいゆるさと言ってしまえばそれまでの話かもしれませんが、気になったのは前回のエントリでも取り上げた市民記者規約についてです。


社名変更前   社名変更後


前文には社名が記されていましたから、社名の変更に伴って規約も改定されているのですが、この改定についてOMNからは一切のアナウンスがありませんでした。末尾の改定履歴にも、当然といえば当然ですが 2008年4月21日改定実施 の文字はありません。考えてみれば、社名変更そのものについてもプレスリリースによる報道関係者向けアナウンスはあったものの、お知らせ欄でのアナウンスはありませんでした。

社名以外に改定された部分がなく、実質的に規約の内容が変わっていないとはいえ、これではOMNが規約をこっそり改定する組織だと認識されてしまっても仕方がありません。

ちなみに、他のサイトの規約を確認してみたところ、すぐに以下のような例がみつかりました。

改定アナウンス → 付則で改定履歴追加

付則で社名変更に伴う変更を明示 (例1) (例2)


前回のエントリでも取り上げた記事のコメント欄では、OMNがこっそり規約を書き換える可能性について言及されていますが、当エントリ執筆時点で編集部からの回答はありません。そして、OMNのサイト上では相変わらず規約が閲覧できない状態が続いています。


OMNはこんなことでいいのでしょうか?


OMNがなかった事になるまで、あと5日


 


規約はどこへ行った?

2008-08-25 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)が、市民記者の新規登録を停止しました。これは、既に予告されていたようにオーマイライフ(以下OML)への移行にともなう措置であり、9月1日午後3時に予定されているOMLオープンまで、新規登録はできなくなりました。当エントリ執筆時点では、登録画面にもアナウンスが出されています。

今回の措置は事前のアナウンスに沿って予定通り行われたもので特に問題はないのですが、登録停止の余波で、OMN市民記者規約が外部から閲覧できなくなってしまっています。規約を閲覧するには登録画面に行かなければならないようなサイト設計行われていた故に起きてしまった現象ですが、これはいささか問題でしょう。個人的には、OMNのようなサイトが一時的とはいえ規約不在の状態で運営されるという事にかなりの違和感と驚きを持っています。

言うまでもありませんが、OMNのサイト運営は市民記者規約に則って行われているはずです。これも言うまでもありませんが、過去に記事盗用や他人名義での記者登録が発覚した際、OMNは規約に則って処分を行ってきたはずです。

今、仮に市民記者による違反行為が発覚した場合、OMNはそれをどうやって外部にアナウンスするつもりなのでしょうか?

規約が存在しなければ違反行為も存在しませんから、OMNとしては規約によらない恣意的な対処を行うしかありません。規約があっても外部から閲覧できないのであれば、それは存在しない事と同じではないでしょうか?

また、リニューアルに関連した編集部発の一連のアナウンスの中で、唯一コメント欄が設けられている記事には、複数の市民記者がOMNの後始末について編集部に質問を投げかけています。その中には、市民記者のOMLへの移行は規約の文言に照らしてどうなのかといった趣旨の質問もありますが、このまま規約が閲覧できなければ、今後は何かおかしいと思った市民記者がいたとしても、規約によらず「感覚的にここはおかしい」といった形で質問するしかありません。

リニューアルが絡んだ微妙な時期だけに、OMNには市民記者規約の速やかな再掲載が望まれます。


OMNがなかった事になるまで、あと7日


 


死んだ子の歳を数える

2008-08-24 | オーマイニュース

【おことわり】
エントリの性格上、pdfファイルへのリンクを多用しております。


実験メディアプロジェクト empro (以下エムプロ)

オーマイニュース(以下OMN)最後の大博打です。残念ながら、5月29日のグランドオープンとほぼ同じ時期に出されていた全社員への解雇通告をもって、実験メディアとして、また広告収入確保の手段としての役割ははかなく散っていました。

今にして思えば、グランドオープンのアナウンスがプレスリリース(pdf注意)の片隅でひっそり行われていた頃にはその運命は決定していたのでしょう。そうでなければ大々的にグランドオープンを宣伝して回っていたのではないでしょうか?ちなみに現在のエムプロは、数少なくなったOMN認定プロの記事置き場として細々と存続しています。

しかし、このエムプロにも成功の可能性を感じさせる時期がほんの一瞬だけありました。今年4月に発生したいわゆる“加護ちゃんバブル”の直後です。当時、拙ブログではこんなエントリをアップしていましたが、OMNもその追い風を受け、インターネット広告情報ドットコムなるサイトに媒体登録を行っていました。こちらには月間400万PV!の文字が誇らしげに踊っています。

また、このpdfファイルは今年5月づけで作成されたクライアント向けの会社案内だと思われますが、こちらの7ページにもGoogle Analyticsの4月実績として月間PVが約400万、月間ユニークユーザーが約15万と大書きされています。OMNは、梨元勝氏と加護亜依氏のコンビがもたらした、月間400万PVといういわば瞬間最大風速的データをこのような形で利用しようとしたのでしょう。

OMNはPVを公表していませんが、ときおり各種メディアに漏れ出てくるPVは月間約200万というものでした。実際、OMNが4月づけで作成したと思われる広告案内(pdf注意)の2ページには、月間PVが約200万、月間ユニークビジターが約7万という数字が出ています。前出の会社案内に出ていた数字は今年4月の実績ですから、単純に考えれば梨元勝氏と加護亜依氏のコンビがOMNのPVを倍増させたという事になります。

マイニュースジャパンの記事には、エムプロは元木昌彦社長(当時)の独走だったという元社員のコメントが紹介されています。OMNから解雇通告を受けて社長を批判したくなる気持ちは十分に理解できますし、エムプロの成果をこれっぽっちも待たなかったソフトバンク(以下SB)の動きからすると、この説にはかなりの信憑性があることも確かです。とはいえ、月間PV倍増というデータを目の前にすると、せっかくのバブルを収入に結び付ける間もなく更迭されてしまった元木氏には若干の同情を禁じえません。

ちなみに、広告案内の3ページ以降には、掲載料金を含めた商品紹介がずらりと並んでいます。それによれば、1インプレッション(表示回数)あたりの単価は0.6円~0.33円。それに対して創刊間もない2006年11~12月の広告案内では、広告の種類を問わず、1インプレッションあたりの単価は1円でした。最初の価格設定が高すぎただけかもしれませんが、こんなところにもOMNの苦難の道をはっきり見てとれます。

ところで、オーマイライフ(以下OML)がどのようなサイトになるのか、OMNの市民記者や読者にはそのほんの一部が知らされているだけで、成功の予感はおろか具体的な姿すら想像できません。ですが、経営陣としては、長期的な成功は別にしても9月1日のオープン時に広告スペースがGoogle AdSenseだらけという事態は何としても避けたいはず。SB関連企業からのご祝儀が見込めるにしても、今頃は営業担当が広告獲得に向けて奔走している事でしょう。

まだ海のものとも山のものともつかないOMLが、広告を獲得する為にさらなるダンピングを図るのか、あるいはOMNの失敗をなかった事にできる殺し文句を用意しているのか、はたまた別の秘策があるのか。いずれにしても、その成果はOMLオープンとともに明らかになります。


さて、OMNの広告戦略といえばタイアップ記事も忘れるわけにはいきません。こちらは残念ながら6月12日を最後に記事の掲載がストップし、メルマガのオープニング企画に彩りを添えるだけに終わってしまいました。回収モードに入る前に突如打ち切られたようなものですから、解雇通告の前後をまたいで頑張っていた担当編集部員には若干の同情を禁じえません。

実際、OMNが頓挫していなければ状況は違っていたはずで、実際にPR記事案内(pdf注意)などというものも存在しています。前出のMNJの記事によれば、経営不振の打開策としてタイアップ広告を増やす事が提案されていたようですが、PR記事案内8ページにある料金表を見ると、掲載料金は現金あるいはタイアップ景品で受け取ると書かれています。これまで掲載された8本のタイアップ記事は全て景品つきですから、この企画によってOMNが得た現金収入は皆無か、あったとしても極めて小額だったのでしょう。


バナー広告とタイアップ記事、両者には「結果が出るまでもう少し長い目で見る事はできなかったのか?」という共通の疑問があります。ただ、結果論でいえば危機感を持つのがあまりに遅すぎたものと思われます。もしも半年前からこのようになりふり構わない広告獲得戦略に出ていれば、それだけ長い目で結果を待つ事もできたでしょうに。

平野日出木編集長は、オフラインの場で一部の市民記者に対してOMNの困難な状況を話していたそうですが、平野氏の口からそのような言葉が出たのはOMNがOMLになるとアナウンスされる少し前のタイミングでした。OMNのサイト内では、今もって経営状態に関するアナウンスはありません。今回行われるリニューアルは、あくまでも日本最大級の市民メディアに育ったOMNが、さらなる発展を目指すためというのがOMNの公式見解です。


OMNはきちんとアナウンスをしましょう


日本で大本営発表が通用したのは、今から60年以上も昔の話です。


OMNがなかった事になるまで、あと8日