にいはんは周回遅れ

世間の流れとは違う時空に生きる

しょーとにゅーすに挑戦

2007-09-30 | オーマイニュース
市民記者編集委員の記事に反論したのは編集部の藤倉善郎記者だった。言われたら言い返そうぜの平野日出木編集次長からの反論記事はまだ出ない。だが考えてみれば記事で言い返したのは1月1日。平野次長の反論記事は来年まで待たなくてはいけないのか?

リンクタグ別で117文字です。

全然書きたい事が書けていません。なんという不完全燃焼感。
こんなもやもやした感じが残るのなら、普通にエントリをアップしていた方がよほどマシだと思います。

人知れず残る足跡

2007-09-28 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)からある記事が消えました。拙ブログでも、以前紹介した記事です。特に他媒体からの無断転載があったわけでもないので、記事を書いた市民記者本人か、取材対象となっていた人のどちらかが、編集部に取り下げを申し入れたものと推測されます。

ところが、この記事はYahoo!ニュース(以下Yahoo)に配信されていました。OMNからは消えても、そちらにはそのまま残っています。

果たして、取り下げを申し入れた側はこの記事が未だにYahooに掲載されている事を知っているのでしょうか?

常識的に考えて、知らない可能性が高いと思われます。

現在トップページに掲載されているアンケートの結果を見ると、OMNがYahooに記事を配信している事自体を知らない市民記者が多数いることがわかります。OMNに記事が掲載された場合、記事を書いた市民記者はマイページにログインすれば掲載を確認できるはずですが、Yahooに配信された場合は、その事をOMNあるいはYahooから知らされていないのではないかという疑問が出てきます。

つい先日、Yahooへの記事配信について触れたエントリのコメント欄で「転載された市民記者にメリットはあるの?」というニュアンスの質問がありました。これといって強調できるものは思いつかなかったのですが、OMNで取り下げた記事がそのまま残るというのは、市民記者にとっては明らかなデメリットです。

他のメディアや個人ブログが記事を取り上げる場合と違い、Yahooへの配信はOMN自らが行っている事です。配信したらそれっきりでは、OMNが市民記者を守るつもりがあるのかどうか、疑問を持たれても仕方がないような気がします。


OMNは、配信された記事に最後まで責任を持ちましょう


たまには日記でも

2007-09-27 | オーマイニュース

昨日は(も?)かなり呑みました。

ただ、二日酔いは極めて軽く、呑み過ぎを後悔するような事態にはなっていません。

おそらく肴が良かったのでしょう。食べ物も美味しかったのですが、昨夜のヒットはオーマイニュースとその周辺の話題です。オーマイが縁で集まったメンバーなので、その話題が中心になるのは当然といえば当然なのですが、まあよく喋りました。ネタと出会いを提供してくれるオーマイには足を向けて寝られません。


ありがとうオーマイニュース


ただ、ネタの提供はほどほどにした方がよろしいかと。お前がいうなと言われそうですが・・・


【今日のニュース】

オーマイニュース初代編集長の鳥越俊太郎氏が健康をアピールしたそうです。

鳥越氏 がん転移で再手術も“超人的”


【投票締め切り?】オーマイニュースで年間市民記者賞投票受付中

2007-09-27 | オーマイニュース

オーマイニュースでは、年間市民記者賞の投票を受け付けています。締め切りは9月27日正午。


【投票受付開始】 年間市民記者賞のノミネート作品を発表します


市民記者以外の方も投票できます。詳しくは上記告知記事をご覧下さい。


【追記 9/27 22:45】

告知されていた締め切り時刻を過ぎたので、タイトルを変更しました。


信頼に値しないもの

2007-09-25 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)の記事が、先月末からYahoo! JAPAN(以下引用部分を除いてYahoo)に配信されています。それを受けてオーマイアンケートに新しい設問が追加されました。

これを見て気になった事があります。「ヤフーに配信されていることを知らなかった」という回答項目がありますが、アンケートの中にはYahooの配信先へのリンクがありません。

これで興味を持った人の中には、自力で検索して配信先にたどり着ける人もいるかもしれませんが、Yahooのどこでやっているのか知らないまま、ほったらかしにしてしまう人もいるのではないでしょうか?折角アンケートまで行うのならば、そこにリンクを貼る程度の小さな親切があってもいいのではないかと思います。

次に、設問を見る限り、このアンケートはOMNに記事を投稿している市民記者を対象としたものですが、特に注釈はついていませんし、これまでのアンケートと外見上の違いはありません。

試しに、ある項目にマークして投票してみました。やはりというべきか、すんなり投票できます。

これは少々まずいのではないでしょうか?

Yahooへの記事配信がOMNにどのような影響を及ぼしたかは、OMNとして何らかの形で調べる必要があるでしょう。Yahooへの記事配信を拒否したPJニュースのこちらの記事によれば、記事配信の為のシステム構築費用はOMNが負担するような印象があります。どれだけのリターンがOMNにもたらされたかを知らなければ、費用対効果を知ることが出来ません。

しかし、もし万が一、OMNがこの結果を何かの参考にするつもりがあるのなら、それはやめておいた方が賢明です。

誰でも、何回でも投票できるアンケートの信頼性は米粒ほどもありません。


誰がやるべき仕事ですか?

2007-09-23 | オーマイニュース

今月から始まったオーマイニュース(以下OMN)市民記者編集委員による紙面批評。今週の記事はなぜ市民記者は辞めてしまうのか(木舟周作記者)という、たいへん刺激的なタイトルがつけられています。

記事の内容もなかなか興味深いものでした。市民記者や読者の中にも同じような印象を持った人が多かったようで、コメント欄は市民記者用・未登録者用ともに賑わい、活発な意見交換がなされています。

この記事でまず最初に目をひくのは、編集部集計データをベースにした分析や改善提案が行われている点です。こう言っては失礼ですが、あの編集部にこれだけの分析ができるだけのデータが存在していた事に驚かされました。外からOMNを見る限り、これらのデータを活用して何かをやった事が今までに無かったと思われるからです。今回、市民記者編集委員制度の発足で、初めてこれらのデータが有効に活用されたといってもいいでしょう。

創刊から1年が経ってしまったとはいえ、このように編集部集計データが有意義に使われたのは喜ばしい事ですが、本来、これはOMNがやるべき仕事ではないでしょうか?

次に目をひくのはショッキングで編集部にとっては耳に痛い見出しの数々です。記事から引用してみましょう。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更・太字は筆者)

実働している記者はわずか3%

トップ記事の44%は編集部発

編集部+常連記者で8割の記事

約束を守らない編集部は信用できない

肝腎の市民記者への応対がおろそかになっていないか

去った人の声を今一度聞き、戻ってもらえるよう努力しよう

特に4番目の見出しは強烈ですが、記事本文を読めば、そのように言われても仕方のない編集部の対応があった事がわかります。

 田村氏が最後に投稿した記事は「不就学児童を知っていますか?」という記事であり、その文中に「子ども」という単語が登場する。実はこの言葉、投稿文では「子供」だった。しかも、編集部との事前の協議で、田村氏は漢字の混ぜ書きはしたくないという持論を説明し、編集部はこれを了承、「子供」として掲載することを約束したのだという。

 そう約束したにもかかわらず、蓋を開けてみると、「子ども」に直されて掲載されていた。しかも、そのことについて事前にも事後にも、編集部から一切の説明はなかったそうである。漢字表記など些細なことだと思う方もいるかもしれないが、田村氏が問題にしているのは、約束を破られ、しかも何の連絡もなかったこと、コメント欄に質問を書いても無視され、いまもって、そのままである点だ。

長文の引用になりましたが、これではOMNが愛想を尽かされない方が不思議です。

更に問題だと思うのは、編集部の尻拭いを市民記者編集委員とはいえ一般の市民記者が行っている点です。木舟氏はそれと知って取材したわけではないでしょうが、編集部がコミュニケーションを放棄した市民記者に対し、何故市民記者編集委員という曖昧な立場の肩書きを引っさげた別の市民記者が話を聞きに行くのか。何がおかしいといって、これほどおかしな話はめったにありません。何となく、ねんきんダイヤルのこんな話が思い出されました。

とはいえ、この記事に書かれている事情は、木舟氏が書かなければいつの間にか忘れ去られていた可能性が極めて高かった事でしょう。その意味では、今回の記事を掲載した意義は確かにありました。

コメント欄の木舟氏の発言によれば、編集部はおって反論記事を出すとの事。どのような内容になるかはわかりませんが、反論の前に非常識な対応をした田村圭司記者への謝罪と、自分達の尻拭いをさせた木舟氏への感謝と謝罪の言葉は必須だと思われます。もし万が一、それをせずに自己正当化と責任回避に終始した反論記事を掲載するような事があれば、既に地に堕ちているはずのOMNの信頼度は、更に地中深く潜り込んでしまうのではないでしょうか。


OMNは、自分のケツくらい自分で拭きましょう


残念としか言いようがない

2007-09-22 | オーマイニュース

今日、オーマイニュース(以下引用部分を除いてOMN)に掲載された記事の中に、他媒体からの無断転載を指摘されたものがありました。この記事を書いた市民記者は、つい1ヶ月ほど前に同様の行為が原因で全ての掲載記事を一時削除され、そのうち2本を除いて再掲載された記者その人です。

その当時の経緯が投稿記事に関する注意に書かれた通りだとすれば、記者は編集部から厳重注意を受けているはずです。記者はここに紹介されていた市民記者倫理綱領第6条を右から左に受け流してしまったのでしょうか。以下に条文を引用します。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更・太字は筆者)

市民記者倫理綱領 6.著作権を守ります、転載や引用のルール厳守を

私たち(=市民記者)は他人の文章や写真の盗用や無断転載をしません。これらは著作権法に違反し、オーマイニュースに掲載されたすべての記事の信頼性を貶めます。これに関するすべての責任は記者自身にあることを十分意識します。また他人の作成した文章の一部を引用する場合、出所や引用元をはっきり明記します。さらに、原典の文脈から外れた意味で利用する恣意的な引用はしません。明確な主張を含む独特な言い回しの他人のスクープ記事からの引用については特に留意します。

OMNにしてみれば、他媒体を無断転載した記事の削除と当該市民記者への厳重注意をもって、この話は終わったと考えていたのでしょう。編集部のマンパワーからして、全ての記事について無断転載を細かくチェックしていては、円滑な編集作業が妨げられる事は想像に難くありません。また、編集部が、基本的に市民記者を信頼するというスタンスだとすれば、それも間違ってはいないと思います。

しかし、編集部の信頼は見事に裏切られました。この件で、編集部が当該市民記者だけではなく他の市民記者の投稿に厳しい目を向けるようになり、その結果投稿から掲載までの時間が余計にかかることになっても、一概に編集部だけを非難するわけにもいかないと思われます。

この記事に関しては、OMNのこれまでの対応も不可解です。今日付けで掲載されたNewsカテゴリの記事は21時現在で8本。同時点でこの記事だけがトップページからは見られなくなっています。コメント欄での指摘を受けた措置と考えられなくもないのですが、編集部からのアナウンスは今のところありません。記事を目が届きにくい場所に退避させて、これからどうしようというのでしょうか?

そして、この記事が出た事によって、はからずも編集部のチェック体制の杜撰さが明らかになりました。一時削除され、無断転載が存在しない事を確認してから再掲載した記事の中から、無断転載と思われる記述が出てきたのです。一体、担当編集部員は記事を一時削除して何を調べていたのでしょうか?

一般の市民記者や読者にしてみれば、一時削除した上で再掲載した記事は、OMNのチェックを経ているのだから他媒体からの無断転載はなかったと考えたでしょう。部外者が本来OMNがやるべき仕事を代行していては、円滑な日常生活が妨げられる事は想像に難くありません。また、一般の市民記者や読者が、基本的にOMNを信頼するというスタンスだとすれば、それも間違ってはいないと思います。

しかし、一般の市民記者や読者の信頼は見事に裏切られました。この件で、一般の市民記者や読者が当該記事の編集担当者だけではなく他の編集部員の仕事ぶりに厳しい目を向けるようになり、その結果OMNから去る一般の市民記者や読者が出ることになっても、一概にその市民記者や読者だけを非難するわけにもいかないと思われます。

他媒体の無断転載を繰り返す市民記者と、この記事はチェック済みというお墨付きが信頼できない編集部。ある意味最強のツートップを持つOMNは無敵なのかもしれません。


久しぶりに(違う意味で)バンザイしたくなりました。