にいはんは周回遅れ

世間の流れとは違う時空に生きる

きれいさっぱり忘れたで賞

2007-08-23 | オーマイニュース

先週はお盆休み。毎年の慣例で、殆どの週刊誌が発売されませんでした。5月から週1回、週刊誌批評に事寄せた身辺雑記を掲載してきたオーマイニュース(以下OMN)の元木昌彦編集長も、この時期に合わせて夏休みを取り、中国へ行ったようです。

さて、元木氏が正式にOMNの編集長に就任したのが6月1日。その後しばらくして就任のあいさつが掲載され、その場で新たな方針が示されました。その時に計画中とされていた市民記者編集委員(仮称)の創設はどうやら実現したようで、対外的な発表は無いものの、市民記者には既にその氏名も公表されているようです。

おそらく、8月28日の創刊1周年を機に市民記者という呼称がお役御免となるので、彼(女)らに対しても新しいネーミングが用意されているものと思われます。そのネーミングを今から公表すると、キャッチコピーコンテストの結果を連想させる事になるのでしょう。従って、正式発表は8月28日以降になるのではないかと考えています。

そして、このように実現する企画がある一方で、6月からやりますと明言していながらその後一切消息が途絶えた企画もあります。


元木氏をはじめとするOMNの皆さん、編集長賞の存在を覚えていますか?


就任あいさつには、編集長賞についてこのように書かれていました。(引用部分はイタリック体で表示)

◆ 編集長賞を設けます 

 さらに、月に10本以上掲載された記者のなかから、おひとりを選び、編集長賞として1万円差し上げます。6月1日掲載分からカウントします。

ところが、この記事を最後にOMNからは編集長賞の文字が消えました

6月・7月とも月に10本以上の記事が掲載された市民記者は複数名いました。どちらの月も、そのうち1名には編集長賞が贈られていばければならないのですが、選考が行われた形跡もありません。OMNの内部ではすっかり忘れ去られた存在になっているのでしょう。

間もなくワンコインコーナーがスタートします。それに伴い、今後は月に10本以上の記事が掲載される市民記者が増加するものと予想されます。また、何よりも編集長賞の創設は元木氏が市民記者に対して行った約束で、その存在は市民記者以外の読者にも知られています。今更なかった事にできる性格のものではありません。

編集長が署名記事でやると宣言した事を放置するメディアを初めて見ました。


OMNはきちんと仕事をしましょう


創刊1周年まであと5日です。