表彰状
地学部 ○○○○ 様
地学部員として3年間、活動を継続し、文化祭を成功に導いたあなたの努力と熱意を認め、ここに表します。
十年偉大なり
二十年おそるべし
三十年にして歴史なる
昔の人の言葉です。小さなことでも、心を込めて続けていくと、人や歴史を変えるという意味です。
あなたには、コツコツと継続してやり遂げる力や、部員たちとの対話を大切にしてまとめるなどの力があります。これらの能力を活かし、人や歴史を変える素敵な人生を築いてください。
平成16年9月21日
県立だいこん高等学校長 奥井太郎
文化祭が終わって、文化部の3年生も引退です。
地学部の3年生は一人。よく、3年間頑張り続けましたね。
十年偉大なり
二十年おそるべし
三十年にして歴史なる
この言葉を贈るなんて、奥井らしいらしいですな。
鍵山秀三郎さんが、よく口にもし、実行している言葉ですね。あの人は、凡事徹底っていって、掃除という凡事を30年以上も続けている人です。奥井が尊敬している人です。
なかなかまねのできないことですが、我々凡人がめざす姿のような気がします。
奥井もこう言ってました。
「私たちのような凡人が、人が考えつかないようなすばらしいことを考えつくなんて、あり得ません。
誰でもこうしたらいいなと思いつくようなことを、当たり前に、続けていくことならば、私たち凡人にもできます。まあ、ちょっと根気がいりますがね。
でも、効果的ないい方法を思いつくほど天才ではないし、人を出し抜けるほど頭の回転がいいわけでもないから、誰にでもできることを、誰もできないくらい長く続けるしか、他に方法を知らないんです。
生徒たちに教えようってわけじゃあないですけれど、気がついてほしいことですね。」