はがきのおくりもの

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第24話 地学部引退(H16.9.21発送) <1通 通算632通>

2006年09月20日 | だいこん高物語 2004

 表彰状
 地学部 ○○○○ 様
 地学部員として3年間、活動を継続し、文化祭を成功に導いたあなたの努力と熱意を認め、ここに表します。

  十年偉大なり
  二十年おそるべし
  三十年にして歴史なる

 昔の人の言葉です。小さなことでも、心を込めて続けていくと、人や歴史を変えるという意味です。
 あなたには、コツコツと継続してやり遂げる力や、部員たちとの対話を大切にしてまとめるなどの力があります。これらの能力を活かし、人や歴史を変える素敵な人生を築いてください。
  平成16年9月21日
  県立だいこん高等学校長 奥井太郎 



 文化祭が終わって、文化部の3年生も引退です。
 地学部の3年生は一人。よく、3年間頑張り続けましたね。

  十年偉大なり
  二十年おそるべし
  三十年にして歴史なる

 この言葉を贈るなんて、奥井らしいらしいですな。

 鍵山秀三郎さんが、よく口にもし、実行している言葉ですね。あの人は、凡事徹底っていって、掃除という凡事を30年以上も続けている人です。奥井が尊敬している人です。
 なかなかまねのできないことですが、我々凡人がめざす姿のような気がします。

 奥井もこう言ってました。



「私たちのような凡人が、人が考えつかないようなすばらしいことを考えつくなんて、あり得ません。

 誰でもこうしたらいいなと思いつくようなことを、当たり前に、続けていくことならば、私たち凡人にもできます。まあ、ちょっと根気がいりますがね。

 でも、効果的ないい方法を思いつくほど天才ではないし、人を出し抜けるほど頭の回転がいいわけでもないから、誰にでもできることを、誰もできないくらい長く続けるしか、他に方法を知らないんです。

 生徒たちに教えようってわけじゃあないですけれど、気がついてほしいことですね。」


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