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<伝統野菜・果樹> 熊本 川野夏橙

2024-05-24 09:22:55 | 伝統野菜

 「川野夏橙-かわのなつだいだい」

 【生産地】八代市

 【特徴】ミカン科ミカン属の柑橘類の一種。甘夏橙、甘夏蜜柑、甘夏柑、略して甘夏などとも呼ばれる。温州蜜柑とは自然交配が起こり温州蜜柑に種子が混ざるため、川野夏橙の産地は温州蜜柑の産地を兼ねていないことが多い。外皮は硬くむきにくく、内袋もむく必要があり、種もたくさん入っている。

 【食味】果実は夏橙に比べて減酸が早いため酸味が少なく、糖度が高い。歯ごたえのあるみずみずしい果肉が特徴で、ほのかな苦味とスッキリした甘み、酸味のある昔ながらの味わいを楽しめる。

 【料理】生食や加工品、ポン酢、サラダなど。

 【来歴】1935年(昭和10年)に、大分県津久見市(当時は北海部郡津久見町)上青江の果樹園で川野豊氏によって選抜・育成された夏橙の枝変わり種である。熊本県の芦北地方では、戦後の1949年(昭和24年)から栽培が始まった。1950年(昭和25年)に品種登録された後に、1955年(昭和30年)ごろより増殖が進められ、1965年(昭和40年)ごろからは夏橙からの更新が進んだ[4]。しかし、1971年(昭和46年)のグレープフルーツ輸入自由化以降、生産量は減少傾向にある。2014年(平成26年)現在、出荷量は鹿児島県(阿久根市など)が首位で、熊本県(八代市など)、愛媛県(愛南町など)、和歌山県(日高川町など)と続く。

 【時期】3月上旬から食べ頃になる。

*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/43-kumamoto#index_4HWT_alS より


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