〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20201101-1130 初冬の主役「サザンカ」が満開見頃〔11月の里山〕紅葉はこれから

2020-11-30 | 〔里山〕歳時記@見聞ログ

11月は県内紅葉旅等で出かける事が多く、里山歩きは少なかった。

[澄んだ空気に見晴らし良し]

 

11/5、久々に下浦頂上方面に向かってみると、この辺唯一の展望所付近の木々が見事に刈り取られ展望抜群になっていた。

恐らく、町による国土調査の際に意気な計らいとして、伐採してくれたと推察する。

[見えにくかった展望所が広々展望所に変身]

 

[石井町を北東に見下ろす、右奥には▲気延山方面がチラリ]

 

 

[石井町の中心部]

 

[前山公園には着々と秋の訪れ]

 

[西側林道の奥にも休憩所が造られたようだ]

 

[そろそろ初冬の主役「サザンカ」が咲き出した]

 

[木々の紅葉はチラホラ]

 

[サザンカが咲いてから紅葉が始まる]

 

サザンカは、11月下旬〜12月上旬が見頃となり、里山の紅葉は例年12月中旬〜年末である。

[鉄塔管理道から望む南(上)北(下)の展望]

 

[鉄塔広場はサザンカが花盛りとなってきた]

 

 

[里山が最も彩る季節になってきた]

 

11/25、再度西側の下浦頂上方面に向かった。

[木々が伐採されて広く展望が良くなった]

 

[鉄塔縦走路を縦断的にパノラマ展望する]

 

[石井町を見下ろす展望]

 

数ある鉄塔広場では今、初冬の主役「サザンカ」が花盛りとなっている。

サザンカに紅葉が混ざって、里山が最も彩る季節になってきた。

来月上旬には、昨冬にも歩いた「曲突越〜▲気延山」をサザンカ巡りの周回で予定している。

[これからの里山はサザンカが主役]

 

11/27、今度は久々に国府町の阿波史跡公園に行ってみた。

[▲気延山の紅葉は、まだ見えない]

 

[コチラに詳しい知り合いの案内で▲気延山周辺を歩いた]

 

[11月に咲くヒマラヤザクラ目当てだったが、少し遅かった]

 

国府側も多くのウオーキングコースがあるようだ。

[30番鉄塔広場にはサザンカが満開]

 

[好展望の30番や31番鉄塔広場も薮が生い茂ってきた]

 

[▲気延山頂上は展望がない]

 

[初冬の主役が見頃を迎えた]

 

[紅葉は、まだまだ色浅い]

 

[中には見頃が近い紅葉もチラホラ]

 

師走が近づき、コロナ禍の世間は大混乱だが、自然は普段通りに花が咲き、木々は徐々に色づき出したようです。


20201119 県内周回旅の最終に地元里山を眺め返す〔番外(低山)(紅葉)トレック 12/▲西龍王山②〜▲東龍王山②〕

2020-11-19 | 〔歩く徳島 番外編〕

旅行しているうちに県内の紅葉も標高を下げてきた。

そこで、地元の里山から日々眺めてきた神山森林公園のある▲西龍王山が丁度見頃だろうと思われた。

泊まっていた道の駅「かみやま」を出発、中腹にクルマを停め、大日寺の奥の院になる「建治寺」への遍路道を歩くことにした。

[色づき出した遍路道を辿る]

 

建治寺の広い駐車場に着いた。

目前には、北側の山里が大展望に広がった。

[▲気延山からの尾根筋(上)、鮎喰川の奥には▲眉山(下)]

 

[秋色の里山▲気延山を眺め返す、奥には阿讃山脈]

 

[朝もやに里山連なる]

 

 

いつも眺めていた▲西龍王山の中腹から、朝の石井町地蔵峠の一本杉を眺め返す。

[地蔵峠(一本杉)越しに石井町を遠望]

 

その後は建治寺境内を通って参拝、裏山を登り森林公園の北展望台に向かった。

[真っ赤に染まった参道]

 

[そろそろ紅葉見頃]

 

[今春以来2度目の訪問]

 

[建治寺境内を参拝]

 

[黄葉も風情ある]

 

[鐘突堂の奥へ進む]

 

[足元にも秋の風情]

 

[山肌に秋を感じながら北展望台へ]

 

[展望広がる北展望台に到着]

 

[北展望台からのパノラマ]

 

[樹林に囲まれた▲西龍王山頂上に到着]

 

[今回歩いた▲焼山寺山?を遠望]

 

紅葉の木々の中、▲東龍王山方面に向かった。

[真っ赤に仰ぐ紅葉]

 

幾つかの休憩展望所を通って進む。

[ここからも里山▲気延山を展望]

 

▲気延山を眺めながら昼食休憩。

その後は、公園に造られたウォーキングコースを辿り▲東龍王山に向かった。

[紅葉とサザンカの展望コースを▲東龍王山へ]

 

[上品なピンク色の八重サザンカ]

 

草花と紅葉を撮影しながら、森林公園に戻ってきた。

[森林公園内の紅葉も見頃近し]

 

[紅葉越しに▲焼山寺山?を遠望]

 

[園内の紅葉も見頃になってきた]

 

[園内広場に紅葉散らばる]

 

[紅葉と黄葉が競演]

 

みはらしヶ原を一周する。

 

 

[秋を遊ぶ子供たちの憩いの公園]

 

 

その後は車道を下り、クルマまで戻った。

紅葉とサザンカが競演する車道を下る。

最後の展望を楽しみクルマに戻った。

その後は鴨島温泉(鴨の湯)で入浴、10泊11日の県内紅葉山行を終え無事帰宅した。

 


◆今回の走行コース

(11/9~11/19)

*旅行工程(全て車中泊)

緑色:11/9~11/10

紅色:11/11~11/15

水色:11/16~11/19

走行距離:592km

登頂:▲17山、△1山(撤退)


20201118 旅の終盤に陽だまりハイク〔番外(紅葉)トレック 11/▲旭ヶ丸⑦〜▲高鉾山〜▲南高鉾山〕風力発電塔と林道整備中

2020-11-18 | 〔歩く徳島 番外編〕

今回もやって来た大川原高原のヒルトップで朝を迎えた。

[中途半端な朝焼けを迎えた]

 

早朝ウォークに展望台方面に向かった。

[今日は初めての▲高鉾山にも行く予定]

 

[山中の秋を感じながら進む]

 

前回真っ赤に紅葉していたドウダンツツジはほぼ終了。

快晴の中、大展望が広がった

 

[▲高丸山~▲雲早山~▲高城山]

 

[一等三角点▲旭ヶ丸頂上]

 

尾根筋を南下して鉄塔広場に着いた。

[今回歩いた▲高越山~▲奥野々山~▲焼山寺山辺りを展望]

 

[鉄塔広場からの▲高鉾山(上)、▲旭の丸~▲東宮山(下)]

 

▲高鉾山本峰へ向かった。

1組3名の登山者とすれ違った。

[建設中の風力発電塔や林道整備が進む]

 

[▲高丸山~▲雲早山~▲旭の丸の山並]

 

[▲東宮山~▲奥野々山~▲高越山の山並(上)]

 

[神山町▲旭の丸まで林道整備が進むのか?]

 

[▲焼山寺山(左下)、▲奥野々山(右下)]

 

[▲旭ヶ丸方面のパノラマ]

 

[更に▲南高鉾山へ向かう]

 

[北東の展望の良い▲南高鉾山頂上に到着]

 

今日も快晴ポカポカ陽気の中、やって来た単独者と山談義しながら昼食休憩。

[▲南高鉾山頂上からのパノラマ]

 

[林道を引き返し、途中で▲旭ヶ丸方面へ]

 

▲旭ヶ丸頂上付近からは、北側の広葉樹林帯を周回した。

[秋の風情漂う周回路]

 

[ススキの原を周回して駐車場に帰る]

 

その後は、大川原高原を杖立権現越方面に走り、佐那河内村に下った。

[今回終盤の紅葉の中を周回]

 

[下り林道から▲轆轤山方面を見上げる]

 

その後はコンビニで夕食を食べてから、神山町の神山温泉に入浴し、近くの道の駅で今回最後の車中泊にしました。


20201117 樫原棚田を縫って辿る紅葉名所〔番外(隠山)(紅葉)トレック 10/▲山犬嶽②〕

2020-11-17 | 〔歩く徳島 番外編〕

昨夜も静かな一夜を過ごし、日の出頃に出発した。

[直ぐに開けた樫原棚田に着いた]

 

前回訪れたのは、彼岸花咲く9月下旬の稲刈りの最中だった。

[稲刈りを終え、ひっそり佇む棚田]

 

この辺りは、3年前の紅葉の盛りに訪れたことがある。

[その紅葉見頃は数日後だろう]

 

[真っ赤な紅葉に変身中]

 

[秋色の草花も案外多い]

 

更に、▲山犬嶽登山口に向け進む。

[山中の集落の雰囲気]

 

峠付近の集落最上段に着いた。

[2度目の▲山犬嶽登山]

 

[案内看板やパンフレットもあった]

 

[最初は黄葉の杉林から始まる]

 

[徐々に紅葉も混じってきた]

 

[日に透けて鮮やかな紅葉]

 

途中で、この山の見所「コケの名所」の看板があり、左へ入る。

[コケに彩りを添える紅葉]

 

[鮮やかに彩られたコケの名所]

 

[正調、コケの調べ]

 

今の時期は、乾燥したコケよりも鮮やかな紅葉が目につく。

[紅葉とコケを堪能する]

 

[コケの山中]

 

[独特なコケ群]

 

[コケの山中に88ヶ所の石像が散らばる]

 

[紅葉も見頃]

 

今回も道順に迷いながら、何とか山頂へたどり着く。

[東光寺から▲山犬嶽頂上(東峰)へ到着]

 

山頂は樹林に囲まれ展望はない。

[▲山犬嶽頂上(東峰)のパノラマ]

 

直ぐに奥の西峰へ向かった。

[紅葉が散らばる稜線]

 

直ぐに展望の良い、狭い崖っぷちに飛び出る。

[5分ほどで展望の良い西峰へ到着]

 

[南側の展望が抜群]

 

[眼下に広がる山の秋]

 

[山裾の棚田を見下ろす]

 

少し奥の山中で昼食休憩した。

Uターンしてからは、紅葉を撮影しながら下って行く。

[紅葉と黄葉を堪能]

 

[紅葉が色鮮やか]

 

今日も山頂で2~3人に会っただけの静かな山行だった。

[相次ぐ紅葉風景にウットリ]

 

今日は予想以上の紅葉模様を堪能できた。

[下山後は、ユニークな山の駅「峯田」で休憩]

 

今回は、ここの所有者の御夫婦が居られた。

この地を引き継ぐ、自然好きで素朴な御夫婦のようでした。

[御夫婦とは多くのコメントで繋がっている様子]

 

再び棚田の道を下り、戻ってきた。

[秋色の棚田風景も良かった]

 

その後は、今夜も月ヶ谷温泉センター「月の宿」に向かい、早目の夕食と入浴を済ませた。

[上勝町のカツ(肉厚の椎茸)料理の夕食]

 

[今夜も綺麗な温泉施設]

 

その後は北方の大川原高原に走り、広いヒルトップ駐車場で車中泊にしました。


20201116 南北の両山腹に紅葉の名刹が佇む〔▲中津峰山③山頂往復周回〕ウオーク

2020-11-16 | 〔歩く徳島 番外編〕

今日は、「歩く徳島」第2弾のウォーキングコースで紅葉が見られる秋まで残してあった▲中津峰山の2名刹周回コースを歩く予定である。

道の駅の前を流れる勝浦川の対岸に渡り、星谷運動公園の駐車場にクルマを停め、先ずは星谷寺経由で▲中津峰山を目指した。

[勝浦川に架かる星谷潜水橋]

 

[有名な勝浦ミカンで彩られる山里]

 

[たわわに実ったミカン畑に囲まれた民家]

 

収穫が始まったミカン畑を縫って山道(車道)を登って行く。

[秋の小花も道端を彩る]

 

しばらくミカン畑を縫って登ると、星の岩屋「星谷寺」が見えてきた。

ここは、弘法大師が7日間修行にこもっていたと言われる岩屋である。

[予想外に遅く、まだ2~3分の紅葉か?]

 

この寺は、裏見の滝と共に紅葉でも有名である。

[大師の後ろには「裏見の滝」が流れ落ちる]

 

[真っ赤な紅葉へ変身中]

 

[裏見の滝をぐるり一周する]

 

紅葉は、来週末辺りが見頃だろうか?

[見頃の紅葉もチラホラ]

 

その後、更に車道を登って行く。

[以前にも訪れた仏陀石に寄り道]

 

その後は、遍路道に入り登って行く。

[眼下を見下ろす岩場を通って登る]

 

[勝浦町内を見下ろす]

 

[黄色主体の黄葉の山中を登る]

 

[パラグライダー練習場の横を登る]

 

[▲中津峰山頂上③に到着]

 

 

[色付いた頂上から県央山系を展望する]

 

[▲高丸山~▲雲早山~大川原高原を大展望]

 

[▲轆轤山周辺(左下)の風力発電塔群、▲旭の丸(右下)に向けて建設中]

 

[▲高丸山(左)、▲雲早山(右)を繋ぐ縦走路]

 

[1組のハイカーが休憩中の頂上パノラマ]

 

[遠く県南方面の山並も見える]

 

頂上の天津神社を通り、北側に佇むもう1つの名刹「如意輪寺」を目指した。

[コチラも山中は黄葉が見頃だった]

 

[黄葉の下で昼食休憩]

 

[紅葉が見頃間近の如意輪寺に到着]

 

[誰にも会わない静かな境内]

 

[そろそろ見頃を迎える紅葉]

 

[数日後には見頃を迎える紅葉]

 

こちらの紅葉は、先ほどの星谷寺よりも進んでいるようだ。

[そろそろ紅葉と黄葉が競演]

 

周辺車道を周回して、中津峰森林公園から再度▲中津峰山頂上を目指した。

なお、途中の「八多五滝」方面への下り道は依然として「通行止め」の標識があった。

[途中で、山頂遊歩道に取りついた]

 

 

[鮮やかに紅葉し出した大木]

 

 

[山肌の紅葉を眺めながら進む]

 

こちらの山肌も見所が多い。

途中の展望台に着いた。

[展望台から徳島市内を遠望する]

 

[展望台からのパノラマ]

 

[建設中の徳島横断道を遠望]

 

黄葉の山中を抜けると、再度▲中津峰山頂上に出た。

[やや日が傾いた頂上の眺め]

 

[県南方面の展望も良い]

 

 

[県南方面は、遠く橘湾まで遠望]

 

日が翳らないうちに下山することにした。

[帰りは遍路道を下った]

 

[再びミカン畑を眺めながら下山]

 

下山後は、コンビニで夕食を食べてから奥に走り、上勝町の月ヶ谷温泉センター「月の宿」で入浴した。

GO-TOキャンペーンの為か、宿泊客は多そうだったが、夕食との合間を縫っての入浴により貸切状態だった。

その後は、明日予定の▲山犬嶽登山に備えて樫原集落まで走り、今夜は棚田手前の駐車場で車中泊にしました。


20201115 最初から小滝や倒木で危険がいっぱい〔番外(隠山)トレック 9/△白崩山(那賀町)〕ルートの手掛かりも無く、途中撤退

2020-11-15 | 〔歩く徳島 番外編〕

連泊となった那賀町の木沢花木園で、今朝も早朝撮影をしてから出発する事にした。

ここでの車中泊が何度か続いてしまって、ドウダンツツジの真っ赤な紅葉にも見慣れてしまった感がある。

[今朝も日の出を確認]

 

[秋の彩りが最高潮だ]

 

[昨日見下ろした▲六郎山]

 

一通りの撮影を終えると木頭に向かって出発した。

[国道193号から195号に乗り換え上那賀方面へ]

 

今日の予定は、上那賀の展望台として書かれていた▲白崩山(隠山)である。

背摺山ともいわれ、頂上は石灰岩の断崖絶壁で上那賀の展望が広がっているらしい。

平谷集落を奥に詰め林道終点にクルマを停めて出発した。

[林道終点の怪しげな荒れた登山口]

 

登山口から小滝や倒木、小橋が続く割にはルートを示す目印も余り無く、危険と不安がいっぱいだった。

[中々登山道の目印がない]

 

[廃屋や段々畑も出てきたが…?]

 

休場峠へ上がって行ければ、登山道に合流出来そうだったが…?

相変わらず、目印テープも見当たらず、行き詰まってしまった。

どうも正規の登山道に出る様子がない。

さすがに隠山では、このような状況になる事が多い。(ガイドルートが古く、状況が変わってしまっている場合が多々ある)

正規の登山道に出れそうになく、写真的にもこれといった物もないようなので、ここで撤退を決めUターンした。

コチラのルートは、かなり以前の登山道だったのかも知れない。

また何時か、ルートを見直して挑んでみようと思った。

[GPSによる軌跡、▲白崩山の標高は734m]

 

今日は諦め、昼前には登山口に戻ってきた。

明日の予定を「歩く徳島」ウォーキングコースとして残してあった勝浦町の▲中津峰山周回に決めてから鷲敷町に下り、初めての鷲敷温泉で昼食と入浴休憩することにした。

[初めて利用した鷲敷温泉施設]

 

クルマが混んでいた紅葉川温泉の穴場として、対岸の静かな温泉だった。

その後途中で、道の駅「鷲の里」に立ち寄った。

[道の駅が昨年のウォーキング時に利用したロープウェイ乗場]

 

そして加茂谷から勝浦町沼江に入り、町内唯一のコンビニで夕食を食べてから、今夜は隣の道の駅で車中泊にしました。


20201114 木地師伝説の奥山〔番外(隠山)(紅葉)トレック 8/▲六郎山〕山頂奥の岩場からは県央〜県南山岳をぐるり大展望

2020-11-14 | 〔歩く徳島 番外編〕

今朝も日の出前に目が覚めた。

[日の出前のトワイライト]

 

[ドウダンツツジの赤が鮮やかだ]

 

[日の出頃のパノラマ]

 

[そして、朝日が輝いた]

 

[朝日を浴びる▲日明山(上)、本日予定の▲六郎山(下)]

 

[前回にも増して真っ赤なドウダンツツジ]

 

日の出風景を撮影してから出発した。

今日は目前に見える木地師伝説の奥山▲六郎山(隠山)を予定している。

以前の2004.8月豪雨で大災害を受けた大用知の集落を抜けて、登山口広場に着いた。

[過去(2004.8月)に豪雨災害のあった大用地地区]

 

[登山口から雑然とした杉林の中を進む]

 

出発後直ぐの所で、国土調査のピンクテープや木杭と山師の赤ペンキなどに惑わされ、二度も進路を間違ってしまった。

[目印があちこちに多く、全く紛らわしい]

 

[正しい目印は、赤テープと積まれた岩のようだ]

 

何とかようやく、ガイド本にも載っていた造林小屋のある「木地師の辻」に到着した。

かつては、木地師(きじし)または轆轤師(ろくろし)と呼ばれる人たちがいた。

椀や盆などの木製食器を作っては良木を求めて山から山へと移り住む「漂泊の民」である。

それだけ、この▲六郎山は良木に恵まれた山だったのだろう。

徳島県内には、つるぎ町一宇の木地屋、山城町の木地屋敷、六呂木、佐那河内村と上勝町との境に▲轆轤山など木地師に関係のある地名や山名が残されている。

この▲六郎山は轆轤からと推察されているらしい。

[墓碑まである「木地師の辻」]

 

 

[岩ケルンを目印に杉林を登って行く]

 

杉林から荒れた急傾斜の雑木林を登り詰めると主稜線上に出た。

[稜線で右奥にある山頂に向かう]

 

ここまで来れば、木々も疎らになり見通しがきくので、間違うことはない。

[太いブナも見られた]

 

まもなく、目前に▲高城山が見渡せる▲六郎山頂上に到着した。

山頂では、県央の名峰▲高城山と対峙すると共に、眼下に小さく四季美谷温泉館を見下ろせた。

[眼下に四季美谷温泉館(左下)、目前には▲高城山(右下)]

 

 

[▲六郎山頂上のパノラマ]

 

 

[目前に▲高城山が大きく見える]

 

誰も居ない山頂で昼食を食べて休憩。

東側は樹林が目障りなので、尾根筋を奥へ進んだ。

[尾根筋を奥へ進むと東側の山並が見渡せる]

 

展望の良い岩場で暫く撮影した。

[岩場の目前には▲カロート山のピークか?、奥には▲西子三山だろうか?]

 

ピークまで行けそうであったが、樹林に覆われている様なので止めた。

[▲樫戸丸だろう]

 

 

[▲カロート山~手前に▲日明山か?]

 

 

[県南の山並]

 

 

[▲高城山~手前に▲カロート山のパノラマ]

 

 

[目前に▲カロート山と対峙する]

 

 

[今朝の車中泊していた木沢花木園も確認]

 

 

[足元にも秋の彩り]

 

[出羽集落を取り囲む山並]

 

展望の岩場でUターンした。

[帰路はGPSでも確認しながら戻った]

 

登山口手前で藍住からの単独者と出会っただけの静山歩だった。

[GPSでも二度の道迷いを確認]

 

下山後は、先ほどの単独者と暫く山談義。

その後はクルマで夕食を自炊してから、四季美谷温泉に向かった。

若い支配人と暫く話し、11/28の閉館前に最後の入浴となった。

今後は山行ルートから考え直さなければならない。

そして今夜も木沢花木園で車中泊にしました。


20201113 恵みの小雨の中を南下〔番外(紅葉)ウオーク 2/神山町〜那賀町木沢〕山中の紅葉探索と休養

2020-11-13 | 〔歩く徳島 番外編〕

今日は天候が下り坂の予報である。

ゆっくり紅葉を探しながら、那賀町木沢に南下することにした。

[神山町上分付近も色づき出した]

 

[標高を上げると紅葉が目立つ]

 

R193号線土須峠の雲早トンネルを抜けた辺りで、小雨がポツポツ降ったり止んだりとなってきた。

[小雨で紅葉が色鮮やか]

 

平日の小雨で、クルマの通りも更に少なく、ちょうど良かった。

[標高の高い「大釜の滝」の紅葉]

 

[小剣神社付近の鮮やかな紅葉が目についた]

 

[沢谷流域では、一番の色合いの紅葉]

 

 

紅葉滝の名所「大轟の滝」付近では、観光客が立ち寄っていた。

[色づき出した「大轟の滝」の紅葉]

 

[滝を囲む、上品な薄紅色の紅葉]

 

[見頃間近の釜谷峡「大轟の滝」いろいろ]

 

[紅葉七変化の滝]

 

[数日後には紅色が真紅に色づくだろう]

 

 

[坂洲木頭川方面に入る]

 

 

坂洲木頭川沿いの紅葉も色づいてきた。

 

四季美谷温泉周辺では、今が最も華やぐ季節である。

[四季美谷温泉付近の紅葉模様]

 

新居田の滝付近の紅葉はまだまだだった。

昼食は久々に四季美谷温泉でジビエ料理を食べた。

昼食後は小雨の中、近くの高台で久々に休養していた。

夕食はクルマで自炊後、再度四季美谷温泉に向かい入浴した。

[昼食はジビエ料理(鹿肉の焼肉定食¥1045)、夜は入浴(¥600)のみ]

 

ここ四季美谷温泉館は、今年のコロナ禍と共に以前からの人手不足が重なり、来年には新たに指定管理者を募集するとの事で今月28日(土)で閉館するらしい。

ここの閉館を聞いてか、最近の週末には40〜50人ものお客さんが昼食に列ぶ大盛況だったらしい。

この辺りに来た時には、常に食事と入浴を利用していただけに、とても残念である。

この山奥で入浴できる施設が見当たらないのが特に懸念される。

しばらく顔見知りのフロント女史と話して出た。

明日の入浴が最後になりそうで残念である。

見た目では、まだまだ綺麗な造りに映っていたが、バブル期この地に建て替えられた建物は、山奥で管理運営するには広すぎたようだ。

その後は、最近行きつけになっている木沢花木園で車中泊にしました。


20201112PM 高所の12番札所「焼山寺」の奥の院を宿す〔番外(紅葉)トレック 7/▲焼山寺山〕山頂で受けた後光に合掌

2020-11-12 | 〔歩く徳島 番外編〕

神山町に入ると、「焼山寺」の標識が多く見られ、道路も広くなってきた。

[さすがに札所の看板が多い]

 

[▲焼山寺山が見えてきた]

 

お参りの最終近く、15時過ぎに焼山寺の駐車場に到着した。

[先ずは本堂参拝してから登る]

 

[境内付近の紅葉も色づいていた]

 

[参道沿いに石像多数]

 

[色づく参道を進む]

 

[山門や本堂付近にも誰も居ない]

 

[もう参拝者は見当たらない]

 

宿坊の側から、奥の院のある▲焼山寺山頂上に向かった。

[山道は黄葉主体の色づき]

 

30分ほどで奥の院の社のある山頂に到着した。

[山頂は南西側に展望が開けていた]

 

ちょうど西日が射し出した。

[まるで後光の様に輝き、思わず合掌🙏]

 

[静かな光景を撮影]

 

[光芒が▲東宮山上空に降り注ぐ]

 

[下山時間を気にしながら、光景を楽しむ]

 

[そして、▲東宮山上空が金色に輝く]

 

そろそろ下山の時間となりました。

[暗くなる前に境内まで戻った]

 

[最後に参道の紅葉を撮影しながら帰る]

 

一気に暗くなった中、神山町内へ下った。

コンビニで夕食を食べてから、神山温泉(〜20時、¥600)に入浴した。

その後は、近くの道の駅で車中泊にしました。


20201112AM 対峙する高越山を凌駕する高さの涅槃の峰〔番外(紅葉)トレック 6/▲奥野々山〕林道探索山行で「焼山寺」へ

2020-11-12 | 〔歩く徳島 番外編〕

今朝日の出前の薄暗い中で目が覚めると、車中泊していた立石峠辺りはガスっていた。

それでも少し明るくなって来ると、急にガスが動き出し雲海のような展望が現れた。

慌てて大岩の上に出て暫く撮影した。

[一気にガスが動き出し、紅葉した木々が現れた]

 

[▲高越山(左)からのパノラマ展望]

 

[日の出頃、さらに急激にガスが引き出した]

 

[そして、雲海から日の出となりました]

 

[日の出と共に、更にガスが上がってきた]

 

[ガスの奥には▲高城山も遠望出来た]

 

[朝日を浴びる▲高越山(上)、吉野川方面を見下ろす(下)]

 

次いで、船窪公園に向かった。

[▲剣山を遠望、山頂のヒュッテも確認した]

 

[剣山山系〜▲塔の丸や▲三嶺〜祖谷山系の山岳パノラマ]

 

[振り返ると赤く染まるオンツツジ群(上)]

 

[▲阿波矢筈山が盟主の祖谷山系(上)と剣山山系(下)]

 

その後は、この奥に聳える未踏の山▲奥野々山登山口に向かった。

途中で地元の猪や鹿の猟師と出会い、▲奥野々山や焼山寺へ通じる林道情報など、暫く話した。(木屋平方面は通行不可らしい)

舗装林道から右折して未舗装林道を切り通しの峠まで進み、▲奥野々山への登山口らしい山肌から出発した。

[取付き口(中央部)から進み、杉林の赤テープを目印に登る]

 

山頂手前には虎ロープもあり、程なく▲奥野々山頂上に到着した。

[樹林越しに▲高越山方面を展望(上)、▲奥野々山頂上(下)]

 

[遠くに見えるピークは、昨朝の▲大川山(上)だろうか?]

 

[一宇の山々だろうか?]

 

[樹林に囲まれた▲奥野々山頂上付近のパノラマ]

 

[ブナ林も見られた]

 

[標高では▲高越山よりも少し高いが、展望は樹林に阻まれる]

 

[出発した登山口に戻ってきた]

 

クルマで昼食を自炊してから山中の狭小林道を乗り継ぎ、神山町の第12番札所「焼山寺」を目指した。

いよいよ山奥に分け入るという感じである。

[そろそろ紅葉し出した山並みを林道で通過する]

 

途中で振り返ると、▲奥野々山〜▲高越山の山並みが涅槃の姿に見えると、朝に話した猟師から聞いていた。

[なるほど、▲奥野々山〜▲高越山(左下)の山並みが涅槃の姿に見える]

 

[舗装林道を幾つか乗り継ぎ、神山町に入った]

 

初めて通る狭小林道が長く続いたが、運よく対向車は1台だけだった。

神山町に入ると、いよいよ第12番札所「焼山寺」の標識が多数出てきた。