〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書くgooブログ

20191130 小豆島霊場の遍路道を辿り〔▲洞雲山〜▲碁石山〕瀬戸内海の展望と小豆島を俯瞰する

2019-11-30 | 〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ

昨夜は、土庄町役場の駐車場で車中泊していた。

ここは目の前に、世界最狭の海峡(最狭幅9.93m)になる土渕海峡が見られる。

[最狭海峡の町、土庄町役場]

 

[世界最狭海峡としてギネス認定された土渕海峡(最狭幅9.93m)]

 

[最狭幅9.93mの海峡幅]

 

今日は再び東部へ走り、▲洞雲山〜▲碁石山を縦走する予定である。

共に岩山で、山中の洞窟内に小豆島八十八ヵ所霊場を抱えている。

両山を結ぶ遍路道を辿り、ウバメガシの樹林帯を抜けて縦走往復する。

山麓に広狭の車道がクネクネ伸びているが、途中の路肩にクルマを停めて出発した。

[麓から見上げる▲洞雲山の岩山]

 

小豆島一番札所のある洞雲山を目指して、狭い車道を歩いて行く。

[途中にある三番霊場、観音寺奥の院 隼山付近からの眺め]

 

[朝日に輝く播磨灘方面の海]

 

[一番霊場の洞雲山に向かって進む]

 

[途中の讃岐十景展望台から坂手港や内海湾の眺め]

 

[一番霊場の洞雲山に到着した]

 

[山肌にくり抜かれて造られた第一番霊場の洞雲山]

 

登山道の取付き場所がよく分からなかった。

[洞雲山手前の石柱横の山道を登って行くようだ]

 

その後も、テープや赤ペンキが在ったり消えたりで、今日も途中で迷ってしまった。

目印を探して何度もウバメガシの樹林帯をウロウロした末、何とか山頂に石塔の建つ▲洞雲山に飛び出た。

[眺望抜群の▲洞雲山頂上からのパノラマ]

 

[右端に▲碁石山が連なる]

 

[▲洞雲山頂上に建つ石塔]

 

[坂手港方面を見下ろす]

 

[やや霞んだ瀬戸大橋方面]

 

[内海湾方面を見下ろす]

 

[中央奥に縦走する▲碁石山頂上が見える]

 

その後は途中2つ岩場のピークを越え、稜線を▲碁石山頂上に向かった。

[縦走路の途中から見える▲洞雲山頂上(上)と▲碁石山頂上(下)]

 

[▲碁石山頂上、ここからは▲星ヶ城山方面を眺望]

 

[岩場越しに初日に登った、最高峰▲星ヶ城山を眺望する]

 

[寒霞渓園地(上)と▲星ヶ城山(下)]

 

[▲星ヶ城山頂上(上)と寒霞渓園地(下)をズームアップ]

 

[寒霞渓上部に見える岩場混じりの山肌]

 

[先日登った▲千羽ヶ嶽(上)と親指岳の岩峰(下)]

 

[右側に▲碁石山頂上]

 

[印象的だった小さな秋の彩り]

 

[秋の小豆島を俯瞰する]

 

とうとう今日は、山中では誰にも会わなかった。

今回小豆島で▲4山に登ったが、山中で出会った人は5〜6人足らずの静かな山行であった。

[帰り道から▲洞雲山を見上げる]

 

無事クルマに戻ってからは、再度寒霞渓園地を通って土庄町に下りることにした。

[秋の夕日を浴びる真っ赤な紅葉]

 

山頂園地では、ほぼ紅葉も終盤のようでクルマも少なかった。

[夕日が山肌に隠れてしまった]

 

[下り坂の途中から、暮れなずむ内海方面] 

 

今夜もオリーブ温泉で入浴後は、土庄町役場の駐車場で車中泊にしました。

[ネオン飾りされた、駐車場前の土渕海峡]

 

そして明日は、高松港に帰港を予定にしている。


20191129 豊かな自然と現代アートが融合する豊島の山里〔▲檀山(豊島)〕家浦港から唐櫃港へ横断ウオーク

2019-11-29 | 〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ

昨夜に車中泊していたのは、どうやら漁協の駐車場だったようで、早朝暗いうちからクルマが出入りし出したので、早めに出発した。

 

近くで有名観光地となった、「エンジェルロード」越しに朝日が望める海岸沿いに移動して、日の出を待った。

エンジェルロードとは、潮の満ち干きで島が繋がったり、離れたりする不思議なスポット。「天使の散歩道」とも呼ばれるこの場所は、知る人ぞ知る縁結びスポットでもある。

潮が千いたら真ん中で手を繋いで渡ると願い事を叶えてくれるとウワサになり観光地化した場所で、チャンスは1日2回だけで日々時間は変わり最大干潮時間早見表もある。

ちなみに、本日午前分が6:22で前後2~3時間の間に砂の道が出現するとのことだった。

[対岸から望む、早朝のエンジェルロード誕生周辺の情景]

 

日が上がってから、真近にエンジェルロードを眺めに行ってみた。

[恋人の聖地として有名になったエンジェルロード展望台からの眺望]

 

隣接の立派なホテルの宿泊客が早朝から干潮時間に合わせて訪れていた。

ここでも特に中華圏のカップルが多いように見えた。

エンジェルロード沿いには、願い事が書かれた多くのプレートが吊されていた。

[願い事が満載、これほどの願い事が叶うのだろうか?]

 

その後は、今日予定の豊島横断ウオークの為、豊島行きフェリーの出る土庄港に向かった。

土庄港にクルマを停め、豊島寄港の宇野(岡山)行きのフェリーで出港した。

[8:40豊島寄港の宇野(岡山)行きのフェリーで土庄港を出港]

 

これから向かう豊島には東西に家浦港と唐櫃港があり、フェリーは両港に寄港する。

まず奥の家浦港で下船し、▲檀山を経由しながら手前の唐櫃港までをウオーキングして、16:25発の同フェリーで帰港する予定である。

[9:30豊島の家浦港からウオーキング出発]

 

ようやく秋の訪れを見せ始めたばかりの豊島の山里道を緩やかに上って行く。

[穏やかな陽射しが注ぐ、豊島横断コース]

 

緩やかに標高を上げながら進むと、ベンチの置かれた展望台が現れた。

[瀬戸内海の島々を眺望する展望テラス]

 

[島々の眺望が抜群]

 

[岡山方面の島々を見渡せる]

 

[瀬戸大橋まで望む眺望が抜群]

 

坂道を左側に切り返して、展望台の建つ▲檀山頂上付近の四望台に到着した。

[▲檀山頂上には、更に展望の良い見晴台があった]

 

[見晴台から見渡す岡山方面のパノラマ]

 

山頂付近にはサクラの木も多く、春の豊島も素晴らしいだろう。

[香川県方面に目立つ▲五剣山(上)と▲屋島(下)]

 

[豊島の観光案内看板、今日は緑色のコースを進む予定]

 

[山頂付近には春のような花模様が見られた]

 

頂上からは、先の分岐まで引き返し突き当たりを右手に行くと突端に飛び出る。

ここが、高松方面の展望が抜群の檀山展望台である。

[香川県側の展望園地]

 

[瀬戸内海越しに香川県側を眺望する]

 

[展望東屋から覗く瀬戸内海]

 

[香川県側をパノラマ]

 

[煌めく瀬戸の海を滑る船舶]

 

[南西方面に瀬戸大橋を望む]

 

[特徴的な山容の▲五剣山〜▲屋島を望む]

 

[午後の陽射しが煌めく瀬戸の海]

 

[凹凸が特徴の香川県側の山々を展望]

 

再度突き当たりまで引き返し、右側に進む。

道は、山里の雰囲気を味わいながら唐櫃港方面へ緩い下り坂を進む。

今日はここまで誰にも会う事が無かった。

[山すそに現れた十輪寺]

 

[黄葉したイチョウの落ち葉が印象的な十輪寺境内に立ち寄る]

 

[途中では、山里を見渡す立派なガラス張りの東屋もあった]

 

[穏やかな豊島の風景を彩る秋の草花] 

 

[アートな小島「豊島」を象徴する風景]

 

[喉かな豊島にも秋の訪れ]

 

[豊島を象徴するアート作品展示のモダンな豊島美術館もあった]

 

この辺りでは、芸術家風の外国人も数人見かけた。

[アートの小島「豊島」の山里風景をパノラマ]

 

[秋の島里を眺望]

 

[ようやく唐櫃港に到着した]

 

[唐櫃港16:25発のフェリーに乗って土庄港に帰る]

 

[土庄港に向かうフェリーから夕暮れの豊島をパノラマ]

 

土庄港に着いてからは、昨夜にも入ったオリーブ温泉で夕食と入浴を済ませた。

今夜は、世界一狭い土渕海峡の前にある土庄町役場の駐車場で車中泊にしました。


20191128 海岸沿いから再び寒霞渓頂上へ〔雨天休日/観光/移動〕最後に中山千枚田巡り

2019-11-28 | 〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ

昨夜から小雨がパラついていた程度で、朝方になっても降り出すわけでもなく、お湿り程度の天候であった。

しかし、多少足場が濡れているのと、昨日の疲れが残っているので、今日は休みにして島内の観光地を巡ることにした。

[海岸沿いの「二十四の瞳」映画村付近から島内を眺める]

 

[観光コースになっている「二十四の瞳」映画村]

 

小雨の中、映画村には観光客が次々やって来る。

[入場はせず、外観を撮影して移動した]

 

反時計回りに島を移動した。

[さぬき百景になる福田海岸のパノラマ]

 

[播磨灘を望む福田海岸]

 

この辺りから急速に晴れ出したので海岸沿いを離れ、再度寒霞渓頂上方面へ上って行くことにした。

[姫路からのフェリーが発着する福田港付近を見下ろす]

 

[標高を上げる毎に紅葉が見られ出した]

 

[寒霞渓スカイラインに合流すると、紅葉の中を走るサイクリングを見かけた]

 

[雨が上がった寒霞渓頂上付近の紅葉]

 

[やはり赤味が少ない眼下の紅葉模様]

 

寒霞渓頂上付近の紅葉は、そろそろ終盤のようです。

[紅葉越しに内海方面を望む]

 

山頂からは、展望の良い四方指展望台方面に下ることにした。

[四方指展望台からのパノラマ]

 

[四方指展望園地]

 

[四方指展望台からは、寒霞渓の大観が広がる]

 

 

[午後からは急速に晴れてきた]

 

[四方指展望台からは、本州方面まで見渡せる]

 

その後は、棚田風景で知られる中山千枚田を目指した。

クルマを停めて、撮影しながら付近を歩いた。

[千枚田が広がる中山地区、天皇皇后両陛下も視察された中山農村歌舞伎舞台もある]

 

[中山地区の景観パノラマ]

 

[中山千枚田]

 

[地区には、巨大なアート作品も見られる]

 

 

 

[この辺りの食事処として有名な「こまめ食堂」]

 

[そろそろ、千枚田を囲む山に夕日が射す]

 

日が落ちると直ぐに真っ暗となり、早めに土庄町へ下りて行った。

町内にある大きなショッピングモール内にあるオリーブ温泉で夕食と入浴を済ませた。

その後は、近くの漁協駐車場で車中泊にしました。

 

なお、明日は小豆島の西に浮かぶアートの小島「豊島」を日帰り縦断する予定にしている。


20191127 一般道とクライマー道の目印とロープが散乱〔▲千羽ヶ嶽〕諦めの先の出会いで何とか登頂

2019-11-27 | 〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ

明日の天気が怪しそうなので、今日のうちに岩場やロープの多い▲千羽ヶ嶽に登ることにした。

 

 

[朝方の道の駅「小豆島オリーブ公園」をぶらぶら]

 

[道の駅「小豆島オリーブ公園」の全景を見下ろす]

 

[全体的に地中海風の印象だろうか、下は人気のギリシャ風車]

 

その後、▲千羽ヶ嶽の登山口方面に向かった。

[▲千羽ヶ嶽を望む、右側の突起がクライミング場の親指岩だろう]

 

途中で、海越しに▲千羽ヶ嶽を望める海岸に立ち寄ってみた。

[海側からは、見るからに岩山そのものである]

 

登山口に近い廃道敷にクルマを停めて出発した。

[全景を眺めながら登山口に進む]

 

はっきりとした標識は見当たらなかったが、神社の奥から取り付くようだ。

何とか登山口が見つかった。

[登山口の標識があった、親指岳の表示もあった]

 

その後は、赤テープや赤ペンキが所々にあった。

 

だんだんと、赤テープやロープが次々現れてきた。

[最初に、上の場所で方向を間違って左側に進んでしまったようだ]

 

長いロープをはい上がって、ようやく稜線に出たが、どうもこのルートは登山用ではなく、クライミング場へのルートだったようだ。

[ここで行き詰まってしまい、早めの昼食休憩を取っていた]

 

展望は良かったが、これ以上進めなかった。

狭い稜線からは、内海方面の展望が良かった。

 

[無理にはい上がろうとしていた、危険なロープ場]

 

その後も、この辺りで垂れたロープを何ヶ所も見つけては無理に進んでは行き詰まりの繰り返しで、今日はもう諦めて帰ろうと一旦引き返した。

後で分かったが、この辺りに多くあった赤テープやロープはクライミング場への目印のようだ。

 

そうして諦めて引き返した時に、最初の赤タオルのあった分岐で反対方向に▲千羽ヶ嶽とペイントされた岩が目についた。

再度、反対方向に進んでみた。

その後も赤テープやロープに迷わされながらも、何とかガイド本の写真にあった展望抜群の大岩テラスに上がることが出来た。

[やっと来れた展望大岩テラス]

 

[展望大岩テラスからのパノラマ]

 

[展望大岩テラスから朝方に訪れた海岸方面を見下ろす]

 

[展望大岩テラスからは、親指岳の頭が目前に迫る]

 

[テラスから岩峰越しに橘集落を覗く]

 

[岩峰をズームアップ]

 

[大岩テラスから右側の内海方面を見渡す]

 

ここで登山道に戻った所で、運よく今日初めての登山者に出会った。

高知県の方で、明日も近くの▲碁石山に登るらしい。

あと15分ほどで山頂という情報を得て、諦めかけていた山頂に向けて進んだ。

[運よく大岩テラスの下で出会った高知県の方に感謝である]

 

[ようやく▲千羽ヶ嶽の山頂と少し離れた三角点に到着した]

 

[▲千羽ヶ嶽の頂上大岩からのパノラマ]

 

[見えてるピークが▲碁石山だろうか?]

 

海の見える景色も素晴らしい眺めである。

[段々と日が傾いて来た]

 

狭い山頂大岩から、内海方面の海景色を眺める。

暗くなる前に山頂を出発した。

[ここの分岐点で右側の矢印を見逃し、左側へ進んだ事から始まった]

 

下山道でも何度かテープを見失い、行ったり来たりと焦った。

こうして何とか暗くなる前に無事下山出来たが、入山者の少ない里山の危険性を再認識しながら帰った。

その後は、コンビニで夕食を済ませ、三度目のサンオリーブ温泉に向かったが、ここでは運悪く休館日で入れなかった。

 

もう仕方なく今夜は、下段の道の駅「小豆島オリーブ公園」で車中泊にしました。

明日は雨模様の天気予報とのことで、島内観光を予定している。


20191126 岩と紅葉を仰ぎながら表山道を登り〔寒霞渓~▲星ヶ城山〕海と紅葉を見下ろし裏山道を下る

2019-11-26 | 〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ

昨夜は、寒霞渓山頂の駐車場で車中泊をしていたが、思った程の寒さではなかった。

やかんに一台のクルマがやって来ただけで、ウロウロしながら帰って行ったようでした。

ただ、寒霞渓からは日の出を望むことは出来ないようです。

誰もいない中、展望台付近で朝の撮影をして回った。

[朝日を受ける前なので、画面が青白い]

 

ここには、かなり以前に来た記憶があるが、場面としては思い出せない。

[山頂付近の紅葉は終盤ながら、中盤にかけて見頃との情報である]

 

朝日が当たっていないので、紅葉にも鮮やかさが見られない。

[ただ、中景付近も赤味が少ない様に感じたが…?]

 

朝は記念写真を撮ってから、表参道登山口になる山麓のロープウェイ駅舎のある紅雲亭に向かった。

[途中で、朝日に煌めく瀬戸の海原を撮影]

 

[中腹で見つけた赤味の強い紅葉模様]

 

中腹のロープウェイ山麓駅前の駐車場にクルマを停めて、表山道を出発した。

[表十二景(青色)山道を辿って▲星ヶ城山に登り、裏八景(赤色)山道を下る予定]

 

[表十二景山道登山口の紅雲亭付近]

 

表山道からは、表十二景と言われる大小の岩峰群に映える紅葉が色鮮やかである。

[紅葉が映える、玉筍峰(ぎょくじゅんぽう)/錦屏風(きんびょうぶ)/蟾蜍岩(せんじょがん)の各岩峰群]

 

他にも荷葉岳、女蘿壁、層雲壇などの岩峰群がある。

[簡易舗装で整備された、表山道を登る]

 

朝方の山道で出会う人は、殆ど居なかった。

[目前に烏帽子岩が目立つ]

 

[ロープウェイは、岩峰群の間近を進む]

 

[展望抜群の四望頂付近の遊歩道から見下ろす]

 

[内海湾方面の眺望が素晴らしい]

 

[ようやく陽射しも射してきた]

 

ぼつぼつ観光客が増えてきたようだ。

[浸食された岩峰群と紅葉のコントラストが素晴らしい]

 

[思わず、こういうポーズが飛び出すのも頷ける景色だ]

 

稜線伝いの遊歩道を東へ進めば、多くの観光客がいる寒霞渓頂上園地(611m)に飛び出る。

[頂上園地には、名物の瓦投げ展望地や賑わう土産物売場がある]

 

ロープウェイ山頂駅の奥には、朝方にも見た展望台がある。

[見上げる紅葉を進めば、展望台がある]

 

[寒霞渓頂上園地の展望台から望む大パノラマ]

 

この小豆島でも、中華圏の観光客が多いことに気づく。

[賑わうロープウェイ山頂駅付近]

 

[頂上園地では、観光バスやマイカーで大にぎわいであった]

 

[次々に観光客が降り立つ頂上園地]

 

その後、頂上園地を離れると一気に静かになる。

東側へ進み、芝生広場になっている▲三笠山(671m)を過ぎる。

[黄葉を透過する光が煌めく]

 

[休憩場所にちょうど良い芝生広場]

 

更に東側へ緩い上り坂を進んで行く。

もう、行き交う人も殆どいないようになる。 

[足元に目を落とすと、落ち葉で埋まった中に光の演出がある]

 

星ヶ城神社を過ぎて、星ヶ城園地の案内看板を過ぎれば、まもなく西峰(805m)に到着する。

[西峰からの素晴らしい眺め]

 

[安山岩の巨岩が重なる西峰絶壁からの眺め]

 

[最も展望の良い西峰からの素晴らしい眺めを堪能する]

 

東西両峰付近には南北朝時代の城塞として、空壕や鍛冶場、水ノ手曲輪や烽火台などの跡が発見されているようで、この辺りは正に天然の要害だったのだろう。 

 

最高峰の東峰(817m)へは、更に鞍部へ降りてから南東へ登る。

そこには、一等三角点と共にパゴダのような大きな石積みが鎮座していた。

[これは城の遺構ではなく、後に造られた祀の一部]

 

ここからの眺望も良く、播磨灘方面からの日の出も望めそうである。

[穏やかな瀬戸の海を望む]

 

ここで、遅い昼食を食べて休憩した。

しばらくして単独の登山者がやって来たくらいで、ノンビリしていた。

 

ここでUターンして、再度頂上園地へ戻った。

園地からの下りは、裏山道を石門経由で下ることにした。 

[見晴らしの開ける松茸岩付近からの素晴らしいパノラマ]

 

[オレンジ色を主体とした一面の紅葉が広がる]

 

[たまに目に留まる真っ赤な紅葉]

 

[こちらの裏八景たる、岩と紅葉の彩りも素晴らしい]

 

しばらく下って行くと、天然の芸術「石門」を潜る所を通過する。

[見下ろす木々は紅葉に、見上げる木々は黄葉に彩られた「石門」]

 

[最後には、紅葉と黄葉が入り混ざった、岩峰が目についた]

 

こうして車道に降り立ち、再度クルマを停めた紅雲亭の駐車場に向かった。

[今が盛りの猪ノ谷池付近の紅葉が鮮烈であった] 

 

[彩り鮮やかな紅雲亭ロープウェイ山麓駅付近]

 

その後はコンビニで夕食後、再びサン・オリーブ温泉で入浴し、下段の道の駅「小豆島オリーブ公園」で車中泊にしました。


20191125 香川県の紅葉名所〔四国88ヶ所札所の大窪寺参拝〕ちょうど境内の紅葉が見頃(後半)

2019-11-25 | 〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ

▲女体山から下山後は、麓の大窪寺を散策し、ちょうど見頃の紅葉を撮影した。

[参拝者が増えてきた大窪寺本堂]

 

[紅葉越しに大窪寺本堂を覗く]

 

[四国霊場結願の札所、大窪寺本堂]

 

境内の紅葉は、やや終盤ながら見頃であった。

 

ここの紅葉は、赤味の深い庭先の紅葉が特に素晴らしい。

[しっとりとした、深い赤味の紅葉が印象的である]

 

[降り積もった紅葉の落ち葉も絵になる]

 

[道路沿いから見渡した大窪寺の紅葉]

 

ちょうど見頃の紅葉を撮影し終えてから昼食にした。

昼時の食事処では、大勢の観光客や参拝者で賑わっていた。

[昼食は「八十八庵」で打ち込みうどん(¥880)と白飯(¥160)]

 

[参拝者で賑わう土産物店]

 

食後は小雨が降り出した中、小豆島フェリー発着の高松港に向かった。

[予想通り、夕方の乗車車両は少なかったようだ]

 

17:20高松港発の小豆島フェリー(¥6,330)で18:25土庄港へ渡った。

コンビニで夕食後、道の駅「小豆島オリーブ公園」に隣接するサン・オリーブ温泉で入浴(¥700)した。

その後は寒霞渓山上に走り、駐車場で車中泊にしました。


20191125 四国88ヶ所詣りの結願、大窪寺を見守る〔▲女体山〕空から境内の紅葉を見下ろす

2019-11-25 | 〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ

ようやく、小豆島寒霞渓の紅葉も中腹まで下りてきたようなので、昨秋に行き損なった小豆島山行に出発した。

島自体に岩山が多いのが特徴のようで、岩場の紅葉が見所のようで楽しみである。

天気にもよるが、3~4山の予定である。

高松港からのフェリーが空き出す夕方から乗船することにした。

それまで、途中にある四国88ヶ所の結願寺である大窪寺の紅葉を目当てに立ち寄り、裏山の▲女体山に登ることにした。

昔は狭かった県道2号線も殆ど改良されて、快適に走れる。

 [途中の紅葉も見頃のようでした]

 

紅葉目当ての参拝者も多いようだ。

[紅葉が見頃の88番札所の大窪寺に到着した]

 

[まず本堂に参拝してから、裏山の▲女体山に登る]

 

ここは、ちょうど2年前にも訪れたが、今年の紅葉は10日ほど遅れていたようです。

[本堂を彩る境内の紅葉]

 

本堂の左手から▲女体山への木段登山道が始まる。

[賑わう境内から離れ、ひっそりとした登山道を登る]

 

[「四国のみち」になっている▲女体山への登山道]

 

[▲女体山と隣接する▲矢筈山の説明看板]

 

少し登ると、大窪寺を見下ろす展望休憩所があった。

[展望所から大窪寺境内周辺を見下ろす]

 

[紅葉の大窪寺境内付近を見下ろす]

 

[紅葉は、やや終盤に見える]

 

[途中で少しガスってきた]

 

[小雨がぽつぽつ降ったり止んだり]

 

一度道路に降り立ち、あと少しの登りで、▲女体山頂上に到着した。

[展望が効かない▲女体山の頂上だった]

 

[東屋と大岩のある▲女体山の頂上] 

 

今日は天候と時間の関係で、隣の▲矢筈山へは行かなかった。

奥の院に立ち寄ってみた。

[途中で分岐して向かった、奥の院付近]

 

[目線の紅葉よりも目に付いた足元の紅葉模様]

 

 

結局、3組5人の人に出会っただけの▲女体山登山だった。

下山後は、大窪寺境内周辺の紅葉模様を撮影して回った。


◆今朝、〔2019小豆島エリア〕観光&山行に出発しました。

2019-11-25 | 更新情報

第88番札所の大窪寺に立ち寄り、▲女体山に登りました。

境内は、紅葉が見頃でした。
 
天気にもよりますが、3~4山を予定しています。
 
カテゴリー名は、
〔2019小豆島エリア〕観光&(秋)山歩記@見聞ログ
の予定です。
 
 
なお、後日に個別の記事ページが投稿出来ましたら、行程概要ページにリンクを貼っておく予定です。

20191122 化石発掘の地〔勝浦町立川の立川渓谷〕再度脚光浴び出した恐竜の里ウオーク

2019-11-22 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日は朝から天候が怪しかったが、化石発掘の地として知られる勝浦町立川の「立川渓谷」を目指して出発した。

対抗もままならないような狭い道を奥へ奥へと入って行った。

ガイド本では、下の公会堂前から奥の恐竜の里への往復ウオークが書かれていたが、公会堂を見落としたようで全く人気ない山奥へと入ってしまった。

まあ仕方なく、逆に奥の恐竜の里から公会堂を往復することにして、更に奥に進んだ。

ようやく恐竜の里3kmの案内看板が現れた。

進むうちに、道沿いに造られた恐竜の里施設が現れた。

元々、この立川地区は四国で初めて恐竜の化石が発見された場所として知られていた。

その立川地区の河川敷で、最近たまたま訪れた子供連れ親子が、恐竜の歯の化石を発見したというビックニュースで話題になり、秘密裏にその検証作業が進められているというのである。

もしもその確認が取れれば、大々的に発掘調査が行われ、一大事業計画にも進展することが期待されるというのである。

 

なお施設の建物に貼られていたチラシによると、たまたま同じルートでのウオーキング会が明日11/23(土)に行われるようです。

 [山奥には、子供たちが喜びそうな恐竜モデルが数体並んでいた]

 

 [恐竜の里施設の管理等は、地元の「阿波勝浦井戸端塾」が主催しているようです]

 

ここは、いかにも恐竜が出てきそうな雰囲気のある山奥であります。

[聞き覚えのある恐竜名が並んでいました]

 

[なかなかの力作です]

 

一通りの施設見学を終え、下の公会堂に向けてウオーキングを出発した。

[道沿いに隣接する立川渓谷こ紅葉もそろそろ見頃のようです]

 

[手付かずの自然といった様相の立川渓谷]

 

[渓谷の流れは穏やかである]

 

[紅葉模様も地味な感じでした]

 

人の気配もしない、山奥の風情です。

この辺りの紅葉が見頃のようでした。

渓谷に降りていく所も、余り見当たりませんでした。

 

 

[青く澄んだ渓谷の水面が覗けた]

 

しばらく下って来ると、一人の警備員らしい人がいた。

工事の規制があるのか話しかけると、どうやら例の恐竜化石の検証作業をこの辺りで行っているようだ。

こうして警備員までつけて行われる検証は、極秘裏で進められているらしい。

暇を持て余していた警備員の方とは、恐竜化石からイノシシ猟や魚釣の趣味嗜好まで、行きと帰りに長々と時間を忘れる世間話に付き合った。

[この下では、警備員までつけての恐竜化石の検証作業中だ]

 

その後は更に下り、見過ごしていた公会堂付近まで歩いた。

[綺麗な川底の立川渓谷の流れ]

 

[これらは化石ではありません、クルマに踏まれたマムシ(上)と岩を抱く木の根(下)を発見]

 

[やっと地元の人を発見]

 

[このような狭い道が続く]

 

[終点の公会堂にも恐竜が出現、この辺りの民家が最後の様子]

 

公会堂でUターンして、再び恐竜の里施設を目指した。

[物静かな紅葉模様]

 

[紅葉で知られる、立川渓谷の流れ]

 

出発した恐竜の里施設に戻ると、明日の恐竜ウオーキング会の開催に向けて、地元の有志の方々が会場整備中であった。

明日のウオーキング会では120名もの参加者があるようです。

勝浦町の道の駅「雛の里かつうら」から公会堂までピストン運搬するそうです。

[地元を盛り上げたいとの事でした]

 

その後は、勝浦町の道の駅雛の里に下り、遅い昼食を食べた。

[ここで良く食べる、焼きそば定食(¥800)]

 

その後は何時もの所で入浴してから、久々に帰宅しました。


20191121 つまもの栽培で一躍有名〔上勝町福原の月ヶ谷温泉遊歩道〕いろどり橋を渡って周回

2019-11-21 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

太龍寺からロープーウエイで下山後は、遅い昼食もクルマで簡単に済ませ、山越えで上勝町福原方面に向かった。

そして到着したのは、上勝町での拠点となる月ヶ谷温泉の駐車場である。

ここ上勝町は、つまもの栽培及びそれらの販売実績で全国的に一躍有名になった山奥の町である。

この温泉周辺が遊歩道で整備され、対岸と繋がる「いろどり橋」という新しい吊橋が最近架けられたらしい。

そこで暗くなる前に、この温泉を起点として勝浦川周辺を周回するウオーキングコースに出発した。

[月ヶ谷温泉周辺に整備された遊歩道を周回する]

 

川の対岸の河川敷上段には、宿泊可能な施設を含むキャンプ場が整備されているようだ。

[対岸には、整備されたキャンプ場もある]

 

いろどり橋を渡る前に、手前に整備された「つまもの栽培実習農園」を歩いた。

[万両やわさび葉、南天等のつまもの栽培実習農園]

 

[秋の彩りの如く、最近完成した「いろどり橋」を渡る]

 

時間が遅く、秋の日が当たっていないのが残念であった。

[まさしく、その名の通り「いろどり橋」]

 

全長62m、幅1.5m、橋げたの床版と床版の隙間は約10cmで、川の流れが真上から見える仕様になっている。

[橋の欄干だけでなく、橋げたにも隙間が造られていてスリル満点だ]

 

橋の途中には、直ぐ下が透けて覗けるガラス面も造られていた。

[いろいろ嗜好を凝らした吊橋に造られている]

 

[橋の途中から眺める月ヶ谷温泉「月の宿」方面]

 

[以前に比べて綺麗に整備された月ヶ谷温泉]

 

[ぼつぼつ河川敷の紅葉も見頃になってきた]

 

道路沿いには、白く小さなサクラの花まで咲いていた。

[川岸には、春と秋に花を咲かせる十月桜が植えられていた]

 

[福原大橋を渡って、温泉側に戻って来る]

 

[やや暗いのが残念であるが、河川敷の紅葉が見頃となってきた]

 

[見頃の紅葉模様]

 

こうして紅葉と花々を眺めながら、勝浦川周辺を回り温泉に帰ってきた。

 

薄暗くなってきたので、ついでに最近ライトアップされているという樫原地区の棚田風景を見に行ったが、真っ暗で見られなかった。

後で温泉フロントに聞いたところ、ライトアップの場所は毎年変わるらしい。

今年は樫原の棚田付近ではなく、樫原集落手前でライトアップされるらしい。

帰りにチラッと見えたが、時間に余裕がなく素通りしてしまった。

その後は、月ヶ谷温泉「月の宿」で夕食を食べてから入浴した。

[夕食はトンカツ定食(¥1,210)、温泉(¥520)は貸切でした]

 

そして今夜は、そのまま車中泊にさせてもらいました。