単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

鈍牛の性

2024-06-25 | 暮らし・ジョギング

 

本格的な強い雨音を聞くのは、随分久しぶりような気がします。

ボクの耳に馴染んでいるのは、風切り音の方が勝る強い西風に煽られた雨音ですから。

静寂の中、強い雨音だけが響き渡る光景には、緊張感すら覚える瞬間がありました。

そういえば、「南東北も梅雨に入ったとみられる」って言ってましたね。

今日は、MRI検査の結果を訊きに行く日・・・

 


 

「Okaさんねえ・・・、アキレス腱、切れてる可能性あるね。部分断裂だね」

  うわ~~、最悪・・・走られるようにするには手術ですか

「極力、メスは入れたくないよねえ、原則はね」

「完全断裂なら自分も治療経験あるけど、走り込んだ末の部分断裂は症例も少ないしねえ」

「手術で元通りになるという保証もない。アキレス腱に詳しいスポーツ外科の専門医だね」

「遠くの病院でも行けるかなあ?(行く時間はありますが、例えば、どこですか東北大学病院とか」

  大丈夫、行けます(とは言ってみたけど・・・)

「二週間ほど時間をくれる? 県内も含めてもっと他にないか、もう少し調べてみるから」

 


 

どういう選択がよりベターなんでしょう・・・71歳が手術を選択するって常識欠いてる?

「近くでなら手術するけど、遠くじゃ、嫌!」っていうのも変だよねえ。

いつブチッ!!とくるか分からない爆弾抱えながら走るのも嫌だし、大人しくもできない。

それに大人しくしていたって、これからはこの傷に老化による劣化が加わるんだぜ。

 


 

やっぱりこの景色はグランドの上に立って観たいんだよ。

チビがいなくなったら、ボクの手元から大事なものがどんどん逃げていくようだぜ。

バイクを降りる時、ジョギングだけはずーーっと出来るから・・・なんて思っていたんだけど。

馬鹿だなあ、なんで無理なんかしたんだろう・・・痛かったら止めれば良かったのにね。

これって、アカベコになれなかった鈍牛の性なんですかねえ。