ボク等が試合会場を辞したのは午後2時過ぎ、近くの温泉をあれこれ探した。
繋、鶯宿、玄武、ユートランド姫神も考えたけど、網張温泉館が近いし一番無難だね。
滝沢総合公園から向かうのは初めてだけど、岩手山目指して走ればなんとか行けるよ。
途中、西根の方に向かってんじゃねえ? 太陽がこっちだからさあ・・・あっ、出た。
小岩井農場から登ってくる道に出てまずは安心・・・脳内ナビと風景が頼りのアナログ旅です。
温泉館は GoogleMap では平野部のように見えるけど、標高700mを越える高原にあります。
若い頃はよく訪れた網張スキー場や国民休暇村のすぐ傍で、当時はまだありませんでした。
硫黄の香りがほんのりする完全かけ流しのこの環境で600円は超お得。※2014に撮った画像です
場違いな黄色のパンツ履いたあぶないジジイ、何してんだあ?
ヤスと二人で温泉に入ると、必ずと言っていいほどヤスが早く上がる。
ボクが長湯なわけじゃない、ヤスは温泉好きなわりに入浴時間が短すぎるんだよ。
今回のボク等の宿は、GW直前の宿探しで取れただけいいけど、別々になった。
ヤスを老舗の小田島旅館(ホテル)に送り、ボクはいつものパールシティホテル。
そのあとは、いつものボク等の隠れ家へ。※「隠れ家」と呼ぶのはボクだけ、もちろんここは人気の店です
早めに行ってゆっくりカウンターで飲んでようぜ・・・三人で示し合わせていたんです。
行ってみたら店はもう大忙しで、カウンターに席の確保が出来なかった。
今日は休みだったけどボク等のために開けたところ、そこに他の客さんもどっと来たとか。
先にビールでも飲んでいようぜ!!の当然の流れに、律儀に掉さす後輩がいた。
「よくないんじゃないですか・・・」ボク等より先に来ていたアネが言いづらそうに言った。
まあ、現役時代はそうだったけどさあ・・・とアネを引きずり込んで、乾杯~~~!!
五時半には全員集合、フク君が若い(と言っても40代?)後輩二人も連れてきてくれた。
壁には五番右ロックのジャージ、アネの律儀なところだね(ボクもパンツは持って来た)
ボク等と旧知の盛工OBのNさんが高校時代の監督だったという後輩の話がおもろかったね。
うん、うん、そうかあ、大学ではフクが監督かあ・・・三人の先輩OBは優しく聞いてあげた。
二人の若い後輩がボク等に両手で徳利を持って酒を注いでくれたのには、ちょっとビックリ。
ボク等歳喰ったなあ、気を使わせてるなあ、今はモラハラかな・・・色んな思いがした。
オサムが京都から長駆1400キロを車で来たアライに食わせたいと彼のために山菜を頼んだ。
「アライ、美味しいから食ってみー!」 ひとつ下の後輩への思いやりがオサムらしいね。
9年前もそうだったけど、今回のOB戦でもアライが一番楽しそうだったもんね。
お開きはジュンちゃんも入って、みんなで記念撮影。
みんながいい顔している瞬間をオサムの恋人ショウコちゃんが見事に撮った。
画像記録によるとお開きは九時頃、みんなお行儀良くなったね。
キクちゃん、ジュンちゃんが「会いたかった」ってさ。
ヤスとオサムとボクの高齢者OB組がここを歩いているということは「食道園」でしょう。
ボク等には盛岡冷麺といえば「食道園」、当時は盛岡という冠なんか付いていなかったよね。
ところが「食道園」の冷麺が食えなかった・・・満員だったんだけ? 閉まっていたんだけ?
あとで Map で調べてみると、食道園の近くにある大通りの「お店」に入店したんだね。
翌日、ヤスに「昨日の冷麺も美味しかったけど何処だった?」 と尋ねたら微妙な表情をする。
確かに「食道園」とは違っていたけど、あっさりした上品な味がしたような気もするけどね。
とにかく中華そばや生蕎麦もそうだけど、麺類の好みは「十人十色」だからね。
でも、このブログで何度も紹介した「ちどりの中華そば」は、ヤスも美味しかったってさ。
二人とどこで別れたのか、ボクは午後10時過ぎの大通りを駅方向に向かって歩いています。