サボろうかなと思いつつスクワットを始めると、あとは流れでシューズを履いていた。
詰まる所は、まずは重い腰を上げて動き始めること・・・って、わかっちゃいるけどねえ。
赤川堤に上がった途端、横殴りの粒々の雪が容赦なく吹き付けてきた。ふざけんじゃねーよ。
雪面に映るボクの走る影の動きに、どうも颯爽感というものがないのに気づいた。
自分の影にさえ、疲れたなあ・・・の感情が出てんじゃねえーかよ。
いかんなあ、これじゃあ。スピードとかテンポとかの問題じゃない。
気持ちだよ。もっと楽しそうに、いや、楽しんで走れってえーーの!!