単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

世の中に たえて・・・

2023-02-01 | 暮らし・ジョギング

 

内川堤に出る前から、尋常ではない数を期待させる鳴き声が聞こえていた。

はたして・・・

 


 

うおおおおーーー、いたねえ!

これだけの数の白鳥を内川で見るのは初めだ。

数えてみたら三十三羽。

 


 

百羽のカモが束になってかかっても、一羽の白鳥に勝てないその優美な存在感。

それがこんな内川ごときに、三十三羽も舞い降りてくるなんて!

もうボクは興奮しています。

 


 

今日なら、この先の赤川右岸にも、たくさんの白鳥たちが舞い降りているかもしれないね。

あの二年前の時のように。

 


 

初めて目にする光景だった。

ボクの生活圏を流れる川に、あんなにたくさんの白鳥が集うなんて思ってもみなかった。

 


 

でも、一度その魅力に取りつかれると、今度はその呪縛から抜け出すのが大変。

もうジョギングのことはそっちのけ、白鳥のことが気になってしょうがない。

三月に入ると、このボクでさえ、柄にもなく感傷的な気分に陥るんだぜ。

 


 

さあ、どうする? 下流へ行ってみようか・・・

この道を行けばどうなるものか。迷わず行けよ、行けばわかるさ。

いや、やっぱり行かない。

 


 

世の中に たえて白鳥の なかりせば 冬の心は のどけからまし・・・ってことだよ。