単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

縁の始まり

2020-02-09 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

山形県金山町国道13号から東北中央道に入る。

県境前後は途切れていますが、湯沢ICまではよく利用する無料区間。

 


 

土曜なのになあ・・・

秋田県旧雄勝町道の駅「こまち」は閑散としています。

 


 

横手に入ると渋滞するようになった。

「かまくら祭り」かなとも思ったけど、雪不足には湿っぽいこの雪でも恵みの雪かな。

 


 

横手駅西口広場に大きな雪の台座が・・・、これは「かまくら」だな。

ヤスを乗せた電車の到着時刻にギリ間に合った。「おーっす!」

助手席に座るヤスが、横手での6年前の悪夢 を口にした。今回は大丈夫だよ。

 


 

道の駅「錦秋湖」に寄った。ヤスは初めてだという。

ここで、家族へのお土産を調達。ボクは奥サンに頼まれた「およね饅頭」

昼時でしたが、昼食は別のところでとることにした。

 


 

レジの横で、ケンミンSHOWで紹介されたビスケットの天ぷらを見つけた。

試食がてら1ケース購入して、ヤスにも一個。

もっちりした厚めの甘めの衣で、噛んでるうちに微かにビスケットの味がしてきた。

 


 

江釣子村に入る。江釣子村は、プロレスラー藤原善明の故郷

前沢方面に向かう県道沿いに「十割そば」が目に留まり、「深山亭」に入店。

あれは角館、いや、田沢湖だったかな・・・ここはそんなことはないよな。

 


 

細切りでしっかり腰のある上品な蕎麦。おいしかったよ。

門外漢のざれごとですが、見た目も食感も山形の老舗三津やに近いかな。

(画像は店のホームページから拝借した。)

 


 

国道4号の混雑を避け、江釣子から県道で南下。

広い雪原の向こう、一際白く見える山は早池峰だなと言うと、「そうかあ?」と疑うヤス。

たぶんそうだと思うけど、センムリジをここに連れてきて確認してみよう。

 


 

途中、田んぼに突っ込んだ何台もの車を横目に、二時過ぎには一関に入った。

この頃は、盛岡にいて感じる思いを一関の風景にも感じるようになった。

コン先輩っちのおませな孫娘を上手に相手をするヤスとぎこちないボク。

 


 

買い物している時間に温泉にでも入る?というキクちゃんの提案に乗る。

大型スーパーに隣接する日帰り施設「願叶乃湯」。願いが叶いますように・・・

微かにとろみのあるアルカリ泉。ヤスは適温だと言ったけど、ボクにはぬるかった。

 


 

ビールにワインに純米本醸造。ゆっくり、ゆっくり、飲んで、語って・・

三代目としての覚悟がないんだよ!という二人のご指摘。当たってます。

ここに三人がいる「縁」って、どこから始まったんだろ・・・、そんな話もした。

 


 

今朝の青空。ここで何度こうやって見上げたんだろ。

いいところだなあって、いつも思う。

「伊達は、人が・・・」と誰かさんは言うけど、気候は盛岡より優しそうだ。

 


 

絵にかいたような朝食。見栄えもいい。キクちゃんの腕だ。

「これ、トマトケチャップ・・」と聞くと「トマトに見える?!イチゴだよっ!!」

相変わらず、どこかここかで外してるなあ・・・

 


 

朝の天気予報を観て、「早いうちに出発しますか。」とヤス。9時半に辞した。

左は、振り返ってみた北上山地に浮かぶ雲。右は、これから向かう奥羽山脈を覆う雲。

どちらも青空を背景にした雲ですが、右の不気味さ、たちの悪さ、伝わるでしょう。

 


 

北上市から湯田町へ入るあたり。

冬空の青さに魅せられ、車を降りてパチリ。

 


 

そんなボクの気持ちを察してか、この先、ヤスが撮ってくれた。

山峡を縫うように流れる和賀川。この時季は錦秋湖というより和賀川が相応しい。

 


 

ほーら、きた。秋田県境に近い一直線の道路。

でも、山を越えたら、また穏やかな空に戻った。

「助手席っていいなあ」と言うヤスを横手駅に降ろす。そう、助手席はいいんだよ。

 


 

裏側も天気いいじゃん。

真室川町~鮭川村の辺り。山の向こうは最上川。

地球温暖化は大問題だけど、雪と寒さはもうたくさん。本音です

 


 

庄内平野も穏やかですが、月山のほうにはあの不気味でたちの悪い雲が覆う。

別れ際、キクちゃんが「今度は、泉ヶ岳」って言ってたし・・

明日あたり、センムリジがヤスに電話するだろうな。「姫神のリベンジしましょう。」って。

ボクは須川温泉から行く栗駒山がいいと思うけど。

さあ!明日から覚悟を決めてやるしかない。この「縁」を大切にしながら。