ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

ハイブリッド思考の勧め 『感性思考』と『編集(エディトリアル)思考』という視点

2022-01-19 08:58:00 | 日記

オミクロンの勢いが増しています。
第6波のピークアウトはいつになるのでしようか!
心配多々ではありますが私たちの活動は進めてゆかねばなりません。
そうした中で、私が考えていることを紹介します。

コロナ対策にも活用出来る(かも…⁉︎)の
『ハイブリッド思考法』!とは

組織で働く方々は、人事部等が用意した「社内研修」や「育成プログラム」を「業務時間内」に仕事として受講された事があると思います。
また、自己啓発コースなども用意され、学び意識の高い方は「業務時間外」に学ぶ機会もあります。

人気のプログラムの一つが「〇〇思考法」のコースです。

『クリエイティブ思考』

『デザイン思考』

『ロジカルシンキング』

『システム思考』

などは、代表的な人気思考法です。

それぞれの代表的思考法のポイントは、既に学ばれた方も多いと思いますし、これから学ばれる方々も、個別内容は研修の場に譲るとして、私からは、様々な思考法をシステマティックに有機統合させて、そこに『感性思考法』をブレンドさせた『ハイブリッド思考』や『エディトリアル(編集)思考』についてお話ししたいと思います。

さて、そもそも「思考法」とは何を目的としているのでしょうか。

私は、『物事の本質や本義、そして「真理」を見極めてゆくプロセス手法!』と解釈しています。
要は、人生道(仕事や暮らし)の信念やフィロソフィーを模索してゆく手法の一つです。

論理的に物事を考えて、合理的な判断や真贋を見極めてゆく思考法の価値、そして、『常識を疑え!』からはじまるクリエイティブ思考は、日常の仕事にはとても大切な思考法です。

でも、この「理屈」ベースの思考法に足りない要素が「感性思考」という視点!と私は思っています。

人間が心で感じる思いや、直感的な閃きは「理屈」ではありません。
人間誰でも「アート感性」が備わっています。

美しい!
綺麗!
カワイイ!
心に染みる情景!
...等

理屈ではありません。

ビジネスの世界ではMBAは経営者の必須科目的なイメージですが、米国ではMFA(Master of Fine Arts、美術学修士)の取得を目指すビジネスエリートが増えています。
何を意味しているのでしょうか。

『感性』の感度を磨くことの大切さを気付き始めているからです。

組織で活躍されている方々にとって「理屈」一辺倒から「美」を意識した「感性思考法」を取り入れ、「感性マネジメント」の域を意識していただくと、日本の組織社会はもっと良くなるのではないかと!

この思考法は、今私たちが直面している「パンデミック」の捉え方や対処思考にも通じるものです。

多角的視点と視座を組み合わせながら物事の本質と在り方を組み立てて、それを編集してゆく『ハイブリッド思考』や『エディトリアル思考法』

「オミクロン対策」にも取り入れてもらいたい思考法と思う朝です。

思い込み過ぎは要注意です🧐

教育の『社会意義と人類意味』を考える! 様々な『教育メソッド』に共通するメッセージ

2022-01-18 21:34:00 | 日記


最近の活動で「教育」について考える事が増えています。

教育は「教え」て「育てる」のか、「教わり」ながら自律的(自立的)に意識を「育む」と考えるのか⁈

子供の教育に関しては、前者の意識が普通かもしれませんが、ふと思う事があります。

知識や教養を身につける「教育」では、学ばせて「憶えさせる」スタイルが一般的。

学習効果は「試験」等により「学力」を確認し、「偏差値」などの指標で相対評価と分布させて、「学力」上位グループは「優秀」とみなされて社会優位な人生を送れる「指定券」の如く思い込んでいる社会。

多くの教育学者は、「人間力」を習得(修得)してゆく教育法に肯定的ですが、「組織社会」は学力・偏差値優先の「人間選別システム」が当たり前となっている社会があります。

また、知的ハンディを持つ人々や、障がい者の人たちが教育を受けながら仕事をするには、別枠社会で「選別」される現実も。

私は、人間には「学力」教育も大切ですが、「感性・感受力」や「慈愛力」など総合的な「人間力」を育む「教育」も重要!と考えています。
人間教育は、乳幼児の時期から始まるものなので、学校教育とは別視点もあります。
でも、教育の本質は「人間愛」を育むものと考えてみると...同じはずなのですが!

あらためて「教育」とは!を考えるにあたり、「幼児教育メソッド」のいくつかを紹介します。

例えば、

モンテッソーリ幼児教育
シュタイナー幼児教育
七田式幼児教訓
フレーベル幼児教育

など、さまざまな幼児教育メソッドがあります。詳細は各サイトでご覧ください。

私は、メソッドは色々あれど、共通している点があるように感じています。
それは、教育の目的が「人間愛を育む」ことに主眼が置かれていること。

社会人教育も同じ!
と思いながら、原点に立ちかえって「教育」を考えています。

「サーカディアンリズム」を考慮したワークプレイス照明戦略!

2022-01-15 17:10:00 | 日記

ワークプレイスに於ける採光・照明へのこだわりは、ナレッジアーチストのクリエイティビティを創出する「場」の演出手法の一つです。

私は、『光』が人間の行動に与える身体的影響や、心理的影響を考慮した空間の照明戦略を考えることは「場」創りを担うビジネスプロデューサー仕事と考えています。
もちろん、専門家からの支援を必要としますが。

当たり前の事ではありますが、人間は、夜は寝て、陽が昇り朝になれば起きて生活や仕事等の活動をします。

昼過ぎには活動バイオリズムがやや低下し、その後夕方までは再活性化する時間帯となり、そのテンションは夜まで続きます。そして就寝に向けてリラックスしながら睡眠に入るサイクルで1日を過ごします。
人間には「体内時計」があると言われています。旅行や出張で時差のある海外地域に行くと「時差ボケ」をします。
これも「体内時計」があるからです。

こうした現象は、人間や動植物の運動や生理現象にみられる約24時間を周期とする内因性のリズムであり、「サーカディアンリズム(概日リズム)」と言われています。

サーカディアンリズムは光(採光や照明)との関係が深く、ナレッジワーカーの知的生産性向上を支える施策の一つとして「サーカディアンリズムとオフィス照明」を考えてゆくことが大切です。

オフィスの照明は、せいぜい明るさ(ルクス)や色合いくらいしか考慮されていないのではないかと思います。

これからは、働く人たちの生体リズムに合わせた照明戦略、つまり、朝の照明光度、昼夜のテンションマックス時間帯の照度、そして、リラックスできる光源や光の波長、間接照明による効果、リラクゼーションルームがある場合は、短時間で睡眠導入を促す照明法といった観点で「場」を演出してゆくことが必要です。

HLD Lab は、こうした演出をさまざまに組み合わせながら「わくわく場つくり」プロデュースを進めています。









『組織の記憶』を創造力に変換してゆくメタバース「場」つくりとは!

2022-01-13 07:54:00 | 日記



「組織」とは、合目的的な「人間集団」

人が集まり、人が持つ知恵と力を合わせて価値を生み出してゆく過程と経験が「組織」に『記憶』を蓄積させてゆきます。

「組織」は過去の経験から学習しますが、学習のスピードには組織風土・文化や産業、業種、官民等で違いがあります。

「組織」も人と同様に、経験を蓄積するほど作業効率や生産性が高まる傾向はありますが、組織内で、部門横断的に活発な情報交換や共有がされる"風通し"の良否によるところが大です。

『組織の記憶力』とは、個々のナレッジワーカーの暗黙知たる「個知」を形式的たる「組織知」に変移させた上で、「組織知」の二次利用や共有化をシステマチックに実践する「場」を意味します。

『組織の記憶力』を飛躍的に伸ばすためには、組織のメンバーの「誰が何を知っているか」を知っておくという「トランザクティブ・メモリー」を活用すると共に、「物理場」の制約と限界を超えられる『バーチャル場』、最近のブーム語を使えば『メタバース場』を周到に設計・デザインしてゆくことが重要です。

「バーチャルオフィス」とか「メタバースオフィス」と称するサービスが提供されていますが、単にバーチャル世界で「コミュニケーション(話し)」ができるだけでは、セレンディピティは触発されませんし、「わざわざ使うシステム」なので、利用者はいずれ飽きてしまいます。

「組織」を漫然と放置すると、意識知のサイロ化を助長し、記憶機能不全症候群に陥るリスクがあります。 
「組織活性化」とは、こうした状態にならないための「場」つくりともいえます。
『メタバース場』の価値は、わくわく状態を演出しながら、「組織の記憶」をクリエイティブコミュニティ(ミーティングやブレストなど)の中に「リマインド(触発)」させるAIアルゴリズムを実装させて、ヒラメキ(セレンディピティ)を「誘発」してゆく「場」を創造してゆく事です。

「組織の中で誰が何を知っているか」を自然に日頃から意識できる組織の運営を行うには、XRテックを活用しながら「トランザクティブメモリー」のシステム設計と、『メタバース場』を融合させてゆく組織デザインが重要です。

具体的な設計術と手法は、別の機会にお話しせてゆきましょう。
ご関心ある方は、個別にご連絡ください^_^