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スポーツの力で組織を元気に! エンゲージメントパワーと求心力の高め方

2018-10-11 07:51:46 | 日記


2020年のオリンピック・パラリンピックが現実の視界に入ってきましたね。
日本で開催されるスポーツの祭典!

私自身、1964年の時に馬術競技を観戦した思い出が鮮明に残っており、スポーツが与えてくれるパワーの大きさに改めて驚きを感じると共に、来たる2020を楽しみにしています。

今日のテーマは「スポーツ力」、特に「企業スポーツ」を活用したエンゲージメントパワーアップと組織の求心力向上によるコーポレートブランディングについて考えてみたいと思います。

組織規模が10万人を超える「超大企業」(例えば、日立製作所はグループ会社960社33万人、トヨタ自動車は同35万人、NTTグループ20万人...etc)や数万人規模の「大企業」では、「企業スポーツ」を活用する事により、自社内で会った事も話した事も無い社員同士の心のネットワークに「暗黙の共感」を呼び起こし、コーポレートブランディングの向上、組織の一体感や仲間意識の醸成を演出しています。

皆さんも、自社の選手がオリンピックやワールドカップで活躍していたりすると、日頃の職場での距離感を超えた仲間意識を感じた事もあるのでは無いかと思います。

企業スポーツは、「実業団」(英語ではworks teamと言います) と言った方が馴染み深いと思います。

アスリート能力で企業へ価値貢献をする「社員」のミッションは、「勝つ」事です。

企業側から見ると、アスリート社員ないしチームが「勝利」する事で、企業ブランドが高まり、社員の士気向上に繋がる事が期待できます。

組織が大きくなると、各職場単位のインナーブランディング活動の総和で組織全体(グループ企業全体) の一体感やエンゲージメントを醸成してゆく事は難しくなりますが、実業団チームが活躍する事で、全グループ企業の社員等が、会社への誇りと相互に仲間意識を高めてゆくきっかけを作ることが出来ます。

具体的には、野球、サッカー、ラグビー、バレーボール、バスケットボール、体操競技、陸上競技...etcと 様々な競技種目で実業団チームが活躍しています。

資本力のある企業では、プロフェッショナルチームを持つ事で、インナーブランディングとアウターブランディングの同時実現を企図して投資する企業もありますよね。(ex:ソフトバンク、楽天、DeNA....etc)

トップアスリート社員が活躍(オリンピック代表になれば最高です!)することで、他の多くの社員に対して「自社への誇り」や「仲間意識」を触発し、企業(グループ)内外のブランディング価値が高まる効果は絶大です。

一般的には、広報部門がアウターブランディングミッションを担いますが、重要な視点は、企業スポーツがもたらすインナーブランディング(コミュニケーション)効果を客観的に分析・活用し、組織内のコミュニケーションデザインに反映させる事です。
この役目も社内広報機能を持つ「総務プロ」の出番です。

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