今年のダボス会議は、グレタ・トゥーンベリさんの話題に加え、新たな資本主義レジームの提唱が相次いでいることに共感しています。
今朝の日経新聞からの抜粋です。
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「我々の知っている資本主義は死んだ」。21日のダボスでの討論会で、顧客情報管理の大手、米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)が声を上げた。
企業は株主への利益の最大化ばかりに目を奪われ、「不平等と地球環境の緊急事態を招いた」と語った。
伝統的な大企業も資本主義を問い直す。IBMのジニー・ロメッティCEOはダボスで「すべてのステークホルダーに配慮することが事業継続の条件になる」と話した。急速なデジタル化が進むなかで、従業員のスキル向上に経営資源を割くべきだと主張した。
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SDGs 推進が世界課題となっている時代、「株主資本主義」や「国家資本主義」がもたらす様々なバイアス是正の気運が高まってきた事を感じます。
経済発展のための資本(金銭)はもちろん大切ですが、資本家(株主)さえが潤えば良い時代ではなくなってきています。
世界のジャイアント企業トップからのメッセージは、『人類幸福』の実現に向けた人類の行動規範を見直すきっかけとなれば!と思う次第。
簡単な事でない事は誰もが知っています。
でも、行動無くしては何も変わりません。
人類の知恵を結集させて、考えてゆく事が求められます。
トップからのビジョンが示されれば、社会で暮らし働く人たち一人ひとりが、『知恵』と『工夫』を凝らし、新しいレジームを支えてゆくイノベーターになる事が大切てす。