日本人は「英語」ができるかできないか‼︎
多くの日本人は、ある程度「英語」の読み書きはできるけど喋れない!との一般評価があるように感じます。
外国語を学ぶ意味とは何でしょうか。
外国での仕事や暮らしの中で、必要なコミュニケーション手段、外国人との意思疎通を明確にするための会話手段、外国人に対する自分の存在承認の手段、....等々 外国語、ここでは、あえて『英語』として考えてみますが、英語の習得は、外国人との接点もなく、日常の必要性がなければ、わざわざ学ぶ必要はありませんよね。
でも『英語』『英会話』は重要!とされる日本社会。日本の会社でありながら「英語」を公用語としている会社もあったりします。
何故でしょう。
日本人はじめ、アメリカ人や中国人やインド人やロシア人...全ての外国人は『地球人』です。
地球人、つまり『人類』共通のコミュニケーション言葉は、一応「英語」がデファクトとなっています。(フランス語やスペイン語、あるいは中国語こそが世界言語と言われる方も少なからずですが...)
「地球」の時間距離サイズが小さくなり、単国だけでは生きてゆけない現代世界では、好むと好まざるとにかかわらず「地球語」的な「英語」に触れざるを得ない日常の中に私たちは暮らしています。
「英語」ができなければ、仕事にならない事もあるでしょう。あるいは生活への支障も出て来ることもあるのでしょう。
要は、人生が不便になるから「英語」を学びましょう!といったところ。
まぁ、英語ができなくても十分生きてゆけるわけですが。
そこで、今日のテーマである「英語」を習得する方法としての『イマージョン・プログラム』について考えてみたいと思います。
イマージョン・プログラムとは、
『未修得の言語を身につける学習方法の一つ。没入法と言われることもある。目標とする言語の言葉だけを習うのではなく、「その言語環境で」他教科を学びその言葉に浸りきった状態(イマージョン)での言語獲得を目指す。』
(by Wikipedia )
とあります。
要は、「英語」を習得するのに「英語学」を勉強するのではなく、「英語」を使って様々な学習や生活体験をして「英語」を身につけるプログラムです。
『習うより慣れろ』の学習法です。
人間、母国語での話し言葉は、親や周囲の環境により、自然に言葉を覚えてゆくもの。
「イマージョン教育」の考え方も同じです。
英語に苦手意識を持ったり、英語で話す事を恥ずかしく感じたりする意識が、語学習得の足枷になります。
「英語」のシャワーを浴びて、英語環境に浸る事が「イマージョン教育」です。
日本でも実践している学校があります。
私の幼なじみが副学長をしている国際小学校なのですが、相模原にある『LCA 国際小学校』です。
とてもユニークなイマージョン教育を行う小学校です。そのユニークさとは、学科だけではなく情操面やアクティビティでもイマージョン・プログラムを取り入れているところです。
海外帰国子女ではなくても、「バイリンガル&バイカルチャー」を『育む』教育環境の整備と工夫が求められています。
これも社会「場」つくりの一つです。