〇立憲民主党の勉強会に参加したので質問することにした。
菅首相も10/26の所信表明演説で2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロに
するカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すと表明した。日本の中期目標
は2030年に2013年比26%減を目指すことだが、日本はCO2の排出が2014年から
連続して5年減少し2019年は13年比12%減っている。
世界的な目標は2015年のパリ協定で2020年以降の取り組みとして世界の気温上昇
を産業革命前と比べて2℃より低く1.5℃までに抑えることになっている。
地球温暖化は確実に進み、近年の豪雨災害も温暖化と関係があると最近の研究で
解明されつつある。気温の上昇を抑えるためには温室効果ガスの減少が必要になる。
コロナでCO2の排出が全世界で7%減少したと推計されていてこれは10年前の数字
になっている。
当市においては気候変動についてどのような取り組みを行っているか?
⇒第4次地球温暖化防止行動計画市役所版に基づいて実施している。具体的には
ソフト対策としてクールビスやウォームビズの実施、グリーン購入の推進、庁用車燃
料使用量削減とエコドライブの実践。ハード対策としてLED機器などエネルギー効率
の高い機器の購入、再生エネルギー機器の導入などを進めている。
〇地方自治体として2050年にCO2排出実質ゼロの達成を目指すゼロカーボンシティ
宣言をしている自治体は172。東京では東京都、葛飾区、世田谷区、多摩市がこの
宣言をしているが市はどう考えるか?
⇒現段階では見通しが整理できていないので表明は難しい。国が表明しているので
国や都の支援が充実してくるのでそれをとらえて表明につながるような脱炭素の取り
組を進めていければと考えている。
〇ぜひ国分寺市もゼロカーボンシティーを目指していっていただきたい。