及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

気候変動について(12月議会一般質問5.)

2020-12-24 10:01:02 | 日記

〇立憲民主党の勉強会に参加したので質問することにした。

菅首相も10/26の所信表明演説で2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロに

するカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すと表明した。日本の中期目標

は2030年に2013年比26%減を目指すことだが、日本はCO2の排出が2014年から

連続して5年減少し2019年は13年比12%減っている。

世界的な目標は2015年のパリ協定で2020年以降の取り組みとして世界の気温上昇

を産業革命前と比べて2℃より低く1.5℃までに抑えることになっている。

地球温暖化は確実に進み、近年の豪雨災害も温暖化と関係があると最近の研究で

解明されつつある。気温の上昇を抑えるためには温室効果ガスの減少が必要になる。

コロナでCO2の排出が全世界で7%減少したと推計されていてこれは10年前の数字

になっている。

当市においては気候変動についてどのような取り組みを行っているか?

⇒第4次地球温暖化防止行動計画市役所版に基づいて実施している。具体的には

ソフト対策としてクールビスやウォームビズの実施、グリーン購入の推進、庁用車燃

料使用量削減とエコドライブの実践。ハード対策としてLED機器などエネルギー効率

の高い機器の購入、再生エネルギー機器の導入などを進めている。

〇地方自治体として2050年にCO2排出実質ゼロの達成を目指すゼロカーボンシティ

宣言をしている自治体は172。東京では東京都、葛飾区、世田谷区、多摩市がこの

宣言をしているが市はどう考えるか?

⇒現段階では見通しが整理できていないので表明は難しい。国が表明しているので

国や都の支援が充実してくるのでそれをとらえて表明につながるような脱炭素の取り

組を進めていければと考えている。

〇ぜひ国分寺市もゼロカーボンシティーを目指していっていただきたい。

 


都知事との懇談について(12月議会一般質問4.)

2020-12-24 09:29:48 | 日記

〇10/6に井澤市長が都知事と懇談した。、ユーチューブで見た。

都知事から長期戦略の策定にあたって課題や要望を各自治体から聞くということだっ

た。市長からはGIGAスクール構想について年間2億円かかるランニングコストとタブ

レツト端末の更新時期の支援をお願いしたいということとPCR検査のタクシー代が年間

1000万円かかるので都と市の連携強化の推進事業の補助対象にしてほしいということ

(今回の補正に計上されている)と西国分寺駅東口改札とコロナ対策について要望して

いた。回答とその後の対応について知らせてほしい。

⇒PCR検査の被検査者搬送事業はコロナ禍で事業継続の必要性が高いということで

区市町村との共同による感染拡大防止対策推進事業として財政支援をいただける見

込みとなった。GIGAスクール構想における継続的支援については東京都としても国に

対して要望していくということ。JR西国分寺駅東口改札の開設に向けては東京都の所

管部局と協議してお互いの事情を共有した上で連携しながら対応していくことを確認

した。

市長⇒都知事との懇談は4回目か5回目。今回は都庁に行かずオンラインで行った。

前回も要望した西国分寺駅東口改札について要望したし、前回は市庁舎用地につい

て実際に取得の返事をもらえて非常に有効な懇談だと思っている。

今回もPCR検査場まで搬送する事業は必要性が高く続けていきたいが、財政負担が

高く月に100万位かかるので財政支援をお願いしたところ快い返事をいただけた。

今後とも都知事、また都に対してこういう要望をきちんとあげていきたいと思っている。

〇これからも連携を深めて効果的な施策をお願いしたい。特に西国分寺駅東口改札

については私もまた他の議員の方々も長年要望している。市庁舎も泉町に移転する

が、危険な箇所、場所を通らなければいけないことが一番の問題だ。安全に市役所

まで行かれるように東京都やJRと連絡を取り合って道筋をつけていただきたいと強く

要望する。