及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

浅川の可燃ごみ処理施設を視察見学しました(10/16)

2020-10-17 12:41:08 | 日記

10月16日(金)国分寺市議会で日野市にある浅川清流環境組合の可燃ごみ処理

施設を視察見学しました。

浅川清流環境組合は平成25年3月に日野市、国分寺市、小金井市の3市で燃や

せるごみの共同処理をすることの覚書を締結して27年に組合議会ができ、施設の

建設が進み、令和2年4月から本格稼働しています。

私は平成29年4月から31年3月まで組合議会の議員をつとめ、副議長として地鎮

祭にも参加させていただきました。

市議会としても何度か建設の模様を視察しましたが、昨年10月に予定していた

視察は台風のため中止になり、今年4月の竣工式もコロナの影響で中止されたの

で、完成してから初めて視察でき、この間の苦労を思うと感無量でした。

3市から搬入された燃やせるごみはプラットホームからごみピットに投入されます。

1日150台から200台のごみ収集車が来て、割合は日野が5割、国分寺3割、

小金井は2割だそうです。

ごみピットでは1週間分のごみをためることができます。クレーンで撹拌して焼却炉

に投入されます。

3市のごみ袋は色が違い、また燃やせるごみの種類も若干違っています。

焼却炉は1日114トンのごみを燃やせる炉が2つあり、850℃以上の高温で燃や

し完全燃焼させダイオキシン類の発生を抑えています。

中央制御室で34名が4日ごとのサイクルで働いています。(中央制御室は撮影禁止)

ごみを燃やした熱をタービンで回し発電しています。

またろ過式集じん機で有害物質をフィルタで集めています。

処理された排ガスは高さ85メートルの煙突から排出されます。排出される有害

物質は大変厳しい基準値をクリアしています。

当日は煙突の階段は登れませんでした。400段あり、登るのに10分かかるそう

です。

6月と7月に水銀混入により測定値が基準を超えてしまいました。

短時間で基準値内になりましたが、今後誤解を与えないように公表仕方などを

検討していくそうです。

誰が入れたかわからないので、各市とも再度のごみの分別の徹底を周知しま

しょう。

15日から3市で水銀の回収キャンペーンをおこなっていますので、ご協力をお願い

します。

また、コロナの関係でごみの量が多く、余力10%のぎりぎりだそうです。さらなる

ごみの減量にも努めましょう!