ぱぷあ日記(日本変)

海外生活はもう引退。これからは、日本に腰を落ち着けようと思います。第二の人生を切り開く様を書いていこうかと

ウマノオバチの産卵

2009-05-18 20:24:16 | 昆虫
ウマノオバチの産卵シーンである、多分。
このハチは、長い産卵管を持っており、それで木の中にいるシロスジカミキリの幼虫に産卵しているらしい。前にも書いたが、この産卵管はフニャフニャでこれを木に突き刺しなどとは考えられない。この写真を見ると、木の穴に差し込んでいる。
このフニャフニャの産卵管が、胃カメラの様に穴にスルスル入っていくとは考えられない。



前にも書いたが、触覚で木の穴を探り、カミキリがいそうだな?と思うとその穴にもぐっていく。かなり深くまで潜っていくようで、長い産卵管が見えなくなる位まで潜っていく。



穴の奥で180度回転し外に出てくると、写真のように産卵管の先端部が穴の中にのこる。あのフニャフニャの産卵管を使って、穴の奥にすむカミキリの幼虫に産卵するにはこの方法しかないと思う。それなら短い産卵管で中で産卵してくればいいと思うのだが、この産卵方法でどんなメリットがあるのだろうか?

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3 コメント

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Unknown (T.Urabe)
2009-05-18 22:29:05
 凄いですね。産卵の様子を撮影されたなんて羨ましいです。
 やはり胃カメラ説は間違いでしたね。残念。
しかし、この産卵方法のメリットって本当に疑問です。長くなるように進化が一度始まると止まらなくなるというあれですかね。
 今日、撮影できませんでしたがウマノオバチを私の近所で見ました。いつか私も産卵場面に出会いたいです。
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Unknown (yamanao999)
2009-05-19 02:39:57
素晴らしいです。こんなに短期で、しかも写真もかなりのものです。さすが天才です。

今日、ヒメウマノオバチの産卵未遂まで見ました。
これからという時に時間が来たので帰社しました。。。
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Unknown (OIKAWA)
2009-05-19 22:12:38
T.Urabeさん
産卵管が長いメリット。
ただ中で生みたくないんでしょう。
そんな気がしてきました。
その事を書きましたが、上手くまとまりませんでした。また書き直そうと思います。

yamanao999さん
どうもありがとうございます。
yamanao999さんのここの写真の良さが解るとは、一流だと思います。ヒメウマノオバチの産卵行動がこの種の産卵方法のなぞの解明につながりそうな予感がします。
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