ぱぷあ日記

海外生活はもう引退。これからは、日本に腰を落ち着けようと思います。第二の人生を切り開く様を書いていこうかと

自然写真

2013-10-31 11:29:00 | 昆虫
僕も昆虫など自然写真を撮っているので、一応僕なりの定義がある。
やはり写真の中に自分が伝えたい、何かが必要だと思う。
たとえば、このチョウは透明な羽を持っていて綺麗である、と言うのが
まあ僕なりのメッセージになる訳である。

こちらの写真は、2011年ナショナルジオグラフィック写真コンテストグランプリの作品である。

写真だけを見ると、強い雨に打たれているトンボの写真と思うはずである。

解説を読むと、これは友人にトンボにホースか何かで水をかけてもらいそれを撮った、と書いてある。
良い写真であれば、写真を見ただけでその状況を理解し、何かメッセージを受け取ることが出来るはずであるが、
写真だけを見ると見た人は。多くの誤解を受ける。

撮影者は、この写真にいったいどんなメッセージを込めたのだろう?

僕的には、こういった写真は、嘘をついていると思う。
これが、自然写真と言うカテゴリーでなければ、綺麗な写真と言うことで僕は納得できるが、
この写真が自然写真であると言う事になると、何か釈然と行かない。

最近海外サイトで、この手の写真は氾濫している。

ナショナルジオグラフィックは、やはり自然写真では、世界的に影響力も大きいし
信頼も深いはずだが、ここでこのような写真が認められたのは、僕にとってはショックだった。

自然写真の世界これから変わっていきそうな予感がする。

最後に
僕もトンボの写真をたくさん撮ったが、ホースで水をかけられ、
撮影がすむまでじっとしていてくれたお人よしのトンボには一度も会ったことがない。
コメント (2)
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