本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
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絵手紙

2012年10月19日 | 小説
絵手紙が素晴らしいおすすめの本があります。

「父さんの手紙はぜんぶおぼえた」
第二次世界大戦時のオランダ。ナチスによるユダヤ人迫害が日ごとにひどくなってきた。
ユダヤ人の少女ジャクリーンはリーネケと名を変え、両親や姉、兄と別々に暮らすことに…。

父さんの手紙はぜんぶおぼえた父さんの手紙はぜんぶおぼえた作:タミ・シェム=トヴ / 訳:母袋夏生 / 出版社:岩波書店絵本ナビ


父親からくる絵入りの手紙を心待ちする少女の日々が描かれています。
この父親の書く絵手紙が素晴らしい!
絵がとても上手でユーモラスで、文字もメリハリがあって絵画的。

この物語は実話で、この絵手紙は奇跡的に残っていた。
危険を承知でユダヤ人をかくまったオランダの善意ある人々も素晴らしい。
    中学生ぐらいから大人向けの良書です。
コメント
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