「ジュゼッペとマリア」 クルト・ヘルト 作
上下巻からなるイタリアが舞台の物語を紹介します。
主人公のジュゼッペ少年は戦争で父母を亡くし、おばをたずねて一人旅へ。
そして戦争で母を亡くし記憶まで失くした少女マリアと出会う。
ウリッセという若者や彼が連れていたサルのアダムとも出会い、3人と1匹はオレンジ売りをしたり大道芸人めいたことをしてお金儲けをする。
戦争で廃墟と化した町で、食べることもままならず大変な日々を生き抜いていかなかければならなくなった人達。
特に親を亡くした子供たちは行き場もなく、かすかな望みをいだいてなんとか1日1日を生きている。
少年少女から見た戦争、その当時のさまざま様相が伝わってくる。
子供たちの放浪の旅は時には辛く、時には楽しくもあり波乱万丈。
そしてサルのアダムがなんとも愉快だ。
読みごたえのある分厚い本だが、面白いので早く読める。一読の価値あり。
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主人公のジュゼッペ少年は戦争で父母を亡くし、おばをたずねて一人旅へ。
そして戦争で母を亡くし記憶まで失くした少女マリアと出会う。
ウリッセという若者や彼が連れていたサルのアダムとも出会い、3人と1匹はオレンジ売りをしたり大道芸人めいたことをしてお金儲けをする。
戦争で廃墟と化した町で、食べることもままならず大変な日々を生き抜いていかなかければならなくなった人達。
特に親を亡くした子供たちは行き場もなく、かすかな望みをいだいてなんとか1日1日を生きている。
少年少女から見た戦争、その当時のさまざま様相が伝わってくる。
子供たちの放浪の旅は時には辛く、時には楽しくもあり波乱万丈。
そしてサルのアダムがなんとも愉快だ。
読みごたえのある分厚い本だが、面白いので早く読める。一読の価値あり。
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